G1予想[329]第27 回 NHKマイルカップ&ケンタッキーダービー(2022年5月8日) |
2022年 5月 03日(火曜日) 19:50 |
[NHKマイルカップ] 枠連1-3、馬連1-3の2点今年のNHKマイルカップは、じつに簡単だ。これは、レース予想が簡単という意味ではなく、馬券が簡単だということ。 何度も述べてきたように、競馬予想では馬券を買わない。なぜなら、庶民にとって馬券的中はほぼ意味がないからだ。ぜんぶで1万円買って、万が一万馬券を取っても、的中馬券はせいぜい1000円だから、10万円になるだけ。結局、万馬券を取ってもリターンは10倍程度。数千円の配当なら、数倍にすぎない。不的中ならノーリターンである。
かつて10万円単位で鉄板単勝を買っていたことがあるが、当たって2.0倍だから、リターンは20万円で10万円の儲け。庶民にとって10万円は大きいが、鉄板といっても100パーセントではない。外れたときのショックは言葉にならない。 これを何度か味わったので、結局、やめた。 鉄板の1番人気、単勝2.0倍の馬券を買えるのは、金持ちだけである。ただし、いくら金持ちでも、彼らにとって取るに足らない額しか買わない。つまり、100万円。私は、1000万円買っている金持ちを見たことがない。500万円もない。
庶民にとって、馬券はエンタテイメントである。予想して買ってはいけない。もちろん、競馬の予想自体は面白いが、馬券自体には面白さはなく、当てることに意味はない。 予想どおりに馬券を買うと、ほぼ外れる。予想をすればするほど、馬券は的中しなくなる。これをいやというほど経験すると、馬券を予想では買わなくなる。
というわけで、今回のNHKマイルカップで買うのは、枠連1-3および馬連1-3の2点だけだ。 その理由は、今年のNHK大河ドラマの「鎌倉殿の13人」にある。本当に単純に、この13人から、馬券を買う。 なにしろ、私は鎌倉育ち。小学校、中学校は横浜国大附属で、学校は八幡様の隣、旧幕日御所はすぐそばにあった。 源頼朝が大泉洋というのが、どうもしっくりこないが、楽しめるできになっている。 結論:枠連1-3、馬連1-3の2点のみ。
[ケンタッキーダービー] 1番人気エピセンターを迷わず買う
今年は、日本馬クラウンプライドが参戦することになったため、JRAが初めて馬券を発売することになった。しかし、発送は日本時間5月8日(日)7時57分。朝が弱い私にとって、眠い目をこすって、テレビを見ることになる。
クラウンプライドだが、まず、間違いなく来ない。しかし、日本発売馬券では人気になる。オリンピックで日本選手を応援するのと同じだ。しかし、オリンピックでは馬券を売っていない。ナショナリズムで賭け事をやると、いいことはなにもない。よって、買わない。 ドバイで行われたUAEダービーを2-3/4馬身差で勝ち、直接渡米。鞍上はルメールを迎える。しかし、父は日本でもあまり実績がないリーチザクラウン。アメリカのダートは、本当に泥で、ドバイや日本とは違う。 人気は各種ブックメーカーともに10番人気以下で、26〜32倍といったところ。
というわけで、ここは1番人気でもエピセンターを買う。1番人気だろうと、かまわない。 この馬は、コロナ禍のいまだからこそ、誕生した馬と思えるからだ。エピセンター(epicenter)とは、震央、発生地、震源地、中心点という意味。つまり、感染者が集中する地域、震源地の意味で、コロナ禍が起こってからは、ひんぱんに使われてきた。 もし、コロナのパンデミックがなかったら、馬主は愛馬にこんな名前をつけなかっただろう。 エピセンターはスティーブ・アスムッセン調教師が管理するノットディスタイム(その父ジャイアンツコーズウェイ)産駒。アスムッセンといえば、その名は日本のオールド競馬ファンにはなつかしい。 兄のキャッシュ・アスムッセンは元騎手で、1981年の第1回ジャパンカップでメアジードーツに騎乗して優勝した。
結論:エピセンターから馬連総流し。
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