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[412]支持率がまだ33%もあるのが不思議。岸田内閣は「異次元」内閣
2023年 1月 31日(火曜日) 01:56

それにしても、日本の政治の劣化ぶりはひどすぎる。岸田文雄(65)内閣のデタラメ、メチャクチャぶりは、まさに「異次元」と言うほかない。それでも、1月29日に発表された共同通信社の世論調査によると、支持率はまだ33.4%もあるのだから、もはや日本は漂流していくだけだろう。

 この首相は「異次元」だとか、「次元の異なる」を連発しているが、それは政策ではなく、ご自身と身内、取り巻きのこととしか思えない。

 

 いま完全に炎上しているのが、長男で首相秘書官を務める翔太郎(32)が、1月9日から15日までの首相による欧米5カ国歴訪に随行した際、パリやロンドンで現地日本大使館が用意した公用車を使って物見遊山三昧だったこと。  

 パリでは観光名所を周り、夕食はビストロで堪能。ロンドンではビッグベンやバッキンガム宮殿を訪れて写真を撮影、ハロッズで土産物を買い込んだというのだ。

 

 彼は、岸田一族のお膝元の広島で育ち、地元名門の修道中高から慶大法学部政治学科に進学。卒業後は三井物産に6年間勤め、2020年に岸田事務所の公設第2秘書となり、昨年10月に首相秘書官となった。その直後、民放の女性記者に閣僚人事を漏洩したという疑惑が発覚している。いずれも「週刊新潮」がスッパ抜いたものだが、そもそも、政治が難局にあるなかで、長男を秘書官にしたこと自体が、常識を超えていて理解できない。

 

 思うに、いまの日本のエリートたちの劣化はひどすぎる。権力を握るとそれを自分のために使い、国民のことなどほぼなにも考えていない。

 首相の長男もひどいが、それを擁護した木原誠二官房副長官(52)もひどい。公用車の使用は「必要な範囲内での運用」で、「公務以外の不適切な行動はなかった」と平然と言ってのけた。

 

 この木原という男も、絵に描いたエリートである。幼少時はアメリカ、オランダで過ごした帰国子女で、帰国後は武蔵中高から東大法学部、財務省というエリート街道一直線。入省2年後にロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に留学し、その後、議員になって現在まで5回当選しているから、次の選挙で当選すれば、次は間違いなく大臣だ。

 

 しかし、私生活はメチャクチャで、2回の結婚で2人の子持ち。愛人と隠し子がいるという報道もあった(これも「週刊新潮」)。さらに最近は、13日の日米首脳会談後、取材に応じる首相の近くで両手をズボンのポケットに突っ込んでいる写真がネットに流され、ひんしゅくを買った。彼は、自分にはポケットに手を入れて歩きながら考える癖があると釈明し、母親から「恥ずかしいからポッケを縫え」と叱られたこともあったと釈明した。そんなことを言う母親がいるだろうか。さらに、脚を組む癖も指摘され、「欧米では一つの流儀」と言い張って、ひと言も申し訳ないとは言わなかった。

 

 さらにいま炎上しているのが、首相本人の国会発言だ。少子化が議論されているなかで、産休・育休中にリスキングしたらどうかという自民党の大家敏志議員の提案に、「(国が)後押しする」と答弁したのだ。

 これに対し、SNSでは「育児してない人の発想」「オッサン政権」などの痛烈な批判が飛び交った。当然の反応だ。完全になにが問題かわかっていないうえ、育児がどんなものかもわかっていない。これで3児の父なのだから、あきれるほかない。
 作家の平野啓一郎は〈何のための産休・育休なのか。自分で子供の世話しながら学位取ってみろ。どうしようもないオッサン政権〉とツイートしたが、これが真っ当な意見だろう。

 

 岸田文雄は、名門・開成高を経て早大法学部を卒業後、長銀に入行し、5年ほど勤務。衆院議員だった父・文武の秘書に転じた。エリートとい言えばエリートだが、東大受験に3回失敗し、2浪しての早大だから、一般人の感覚、生活がわかるものと思っていた。

 しかし、これはとんだ勘違いで、3人の父親と言っても、すべては妻とナニー任せで、子育ての大変さもリスキングがなにかも知らないのだろう。

 

 コロナ禍は収束に向かっており、じきにマスク生活も終わる。しかし、日本経済は低迷を続け、インフレはさらにひどくなり、円安もふたたび高じるだろう。異次元緩和の後遺症(金利高騰、国債バブル崩壊)がじきに訪れるとすれば、この国は本当にどうなるかわからない。
 これで、4月にこども家庭庁が発足し、5月に広島でG7があるという。こんなんで、本当に大丈夫なのか? もはやばかばかしくて批判する気も起こらない。今回のこのブログは、ただこんなことが起こったという記録のために長々と書いてみたが、書いてみて本当に疲れた。


 

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