メルマガ[676] 岐路に立つバイデン・アメリカ。学生ローン」「人種優遇」停止で経済失速も? |
No.676 2023/07/11 夏休みが終わるまでに、なんとしなければならない問題が、いまアメリカ人の生活に暗い影を落としている。先ごろ、最高裁が下した「学生ローン免除」と「積極的人種差別是正措置(アファーマティブ・アクション)」の違憲判決だ。 もし、このまま最高裁判決で学生ローンの免除が停止されれば、それは増税と同じだから、経済に大きな影響がある。もちろん、生活困窮者、破産者が出る。アメリカには学生ローンの借り手が4500万人いて、その総額は約1.6兆ドル(約230兆円)に上る。 同じような学生ローン問題を抱える日本にとっても、これはけっして他人事ではない。 [目次] ───────────── ■高らかに「バイデノミクス」の成功を宣言 ■学生ローンの免除停止は経済失速をもたらす ■もはやマイノリティ優遇策は必要なし ■学生ローン免除はなぜ違憲なのか? ■先を急ぎすぎて判断を誤ったバイデン ■背景にある保守派とリベラル派の対立 ■9月から利息発生、10月から返済開始 ■学生ローンの債務は一生ついて回る ■大学を出なければ中間層の暮らしはできない ■中間層でも子供を大学に行かせられない ■54%が平均2万9100ドルの債務持ち ■バイデン政権を阻んでいる中道派の壁 ────────────────── 山田順の「週刊:未来地図」 ― 経済は?ビジネスは?今後確実に起こる未来の歩き方。ときどき、取材裏話、スクープ、身辺雑記。 有料メルマガの購読、課金に関するお問い合わせは、 このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい までお願いいたします。 (その他のアドレスですと、お返事できない事がございます。御了承下さい) 配信中止、メールアドレスの変更はfoomiiのマイページから変更できます。 ログイン時に登録したID(メールアドレス)とパスワードが必要になります。 ──────────────────────────────────────────── |