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メルマガ[713] 大谷翔平スキャンダルでつくづく思う。日本はなぜスポーツベッティングを解禁しないのか? 

No.713 2024/03/26

  自民党の裏金問題、ウクライナ戦争、イスラエルーハマス戦争、モスクワ乱射テロ、米大統領選挙、選抜高校野球、尊富士110年ぶり新入幕優勝-----などのニュースを尻目に、連日大々的に報道されている「大谷スキャンダル」。

 やはり、これを取り上げるしか、今週はないだろう。

 そこで、日本でもスポーツベッティングを解禁すべきだということ書いてみたい。なにしろ、G7で解禁していないのは日本だけである。スポーツが巨大なビジネスになり、デジタルエコノミーが進展中なのに、「ギャンブル悪玉論」一辺倒のこの国は、まさにガラパゴスと言うほかない。解禁しなければ、経済損出ははかりしれない。

[目次]  ─────────────

■英国ブックメーカーが日本に上陸した

■かつては英国のみがブックメーカーを認可

■なぜ、世界各国で次々に解禁したのか?

■ヤミ市場の撲滅と税収増が目的の合法化

■解禁後成長を続けるスポーツベッティング業界

■違法ギャンブルから合法ギャンブルへ移行

■賭けの対象は試合の勝敗、スコアだけではない

■民間業者はギャンブルの胴元にはなれない

■教育界、スポーツ界からも根強い反対の声

■経産省が水面下でベッティング解禁を模索

■日本は利権で固められたギャンブル大国

─────────────────────────

■英国ブックメーカーが日本に上陸したころ

 いまから30年も前の1992年、私は友人たちと『大儲けが止まらない: 何でもベッティング』(リム出版、1992年)という本を編集して出版した。これは、日本で初めてのブックメーカー攻略・解説本で、一部に熱狂的に受け入れられた。

 

 当時、英国のブックメーカーは、巨大なギャンブル市場を持つ日本に目をつけて、日本で会員を募るためプロモーションに乗り出した。しかし、どうやって英国のブックメーカーにベットするのかと思ったら、当時やっと普及し始めたメール(当時まだ「電子メール」と呼んでいた)を使うという。

 なるほどということで、多くのギャンブル好き人間が会員になった。なにしろ、日本向けメニューを豊富に揃え、プロ野球はもとより、競馬、相撲、テニス、陸上競技、駅伝、F1から、選挙、天気予報、紅白歌合戦まであった。

 ただし、日本では法律により、国が認可したギャンブル(競馬、競輪、パチンコなど)以外は認められない。民間の業者(ノミ屋)を通して賭けることは違法だった。ところが、ブックメーカーは海外の業者。日本の法律の適用外なので、その行為はグレーゾーンということで、お目こぼしにするほかなかった。

 驚くべきだが、この状況は、現在もほとんど変わっていない。日本は、G7でただ一国、オンラインによるスポーツベッティングを解禁していない。

■かつては英国のみがブックメーカーを認可

 現在、国が認可したブックメーカーにおけるベッティングは、ほぼすべての先進国で合法である。なぜなら、ネットの進展、スマホの普及で、情報、サービス、マネーは国境を超えて即座に移動するようになってしまったからだ。

 そのため、国内でいくら禁止しても、賭けるということは人間の一種のサガだから、人々は海外のブックメーカーを通してギャンブリングをする。そうして、資金はどんどん海外に流出する。

 

 1990年代から今日まで、いったどれほどのマネーが、日本から海外のブックメーカーに流れただろうか? 一説によると、これまで年間数千億円が流れてきたという。

 ここ数年では、仮想通貨が浸透したことで激増しており、1兆円を超えたというレポートも出ている。賭け金だけに限ると、年間5兆~6兆円に上るとの推計もある。

 私が前記した本を出した当時、英国のみがブックメーカーを公認していた。英国にはギャンブル文化の伝統があり、王室ゲーミング委員会は、ギャンブルが依存症にならない限り、人々の生活を活性化するということをデータに基づいて政府に提言。政府は、ブックメーカーを認可性にした。1960年のことだ。

 ブック(book)とは、「台帳」のことで、ブックメーカー(bookmaker)は「台帳を記入する人」(日本語に当たるのは「胴元」)で、ブッキー(bookie)とも呼ぶ。

(以下、省略)

──────────────────

山田順の「週刊:未来地図」 ― 経済は?ビジネスは?今後確実に起こる未来の歩き方。ときどき、取材裏話、スクープ、身辺雑記。

http://foomii.com/00065

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