24/05/09●紙の時代は去った。紙の需要ピーク時の半分に |
5月8日のNHKの報道によると、ペーパーレス化によって紙の需要の減少が続くなか、昨年度の国内出荷量が初めて1000万トンを下回り、2007年度のピークからおよそ半分にまで落ち込んだという。 業界団体の日本製紙連合会によると、ティッシュや印刷用紙、それに新聞などに使われる洋紙の昨年度の国内出荷量は948万トン。前年度から9%減少したという。背景にあるのは、もちろん、ペーパーレス化やデジタル化の進展。需要減を受けて大王製紙と北越コーポレーションが原材料の調達や生産面での技術協力などで提携を検討するなど、今後、製紙業界は再編されるもようだ |