G1予想[053]第71回皐月賞(2011年4月24日) |
2011年 4月 22日(金曜日) 06:21 |
3連単、3連複で、2-3-5、2-3-8、2-3-9、1-3-4、1-3-75種類10点勝負
皐月賞の枠順が、次のように決まった。 第71回皐月賞(3歳牡牝、GI・芝2000m、東京競馬場) 1-1 ステラロッサ(牡3、川田将雅、栗・角居勝彦)
今回は、まったくの混戦模様だ。サダムパテックがおそらく1番人気になるだろうが、実力は抜けてはいない。どの馬にもチャンスがある。こんな皐月賞は過去にあっただろうか? しかも、東日本大震災の影響で、今年は東京開催である。スポーツ紙も評論家も、みな勝手なことを書いている。 経験から言うと、こういう大混戦のときは、えてして人気どおりに来たりする。ただ、過去に東京で行われた皐月賞(1988年の中山競馬場の改修時)は、単勝25倍の9番人気ヤエノムテキが勝っているので、同じように荒れるような気もする。 となると、昔なら、人気馬から買うか、穴馬から買うか?の選択に相当悩んだと思う。これは、勘次第だが、私は競馬勘が人一倍悪く、いつも結果は逆になった。 というわけで、今回も、このような悩みをはるかに超越して予想する。 大震災から1カ月半がたったが、まだまだ余震は続いている。原発事故も先行きが見えない。いくら「日本は強い国です」(AC)なんていっても、このままでは復興などしないと、最近、私は確信するようになった。経済的には、日本は、このまま 落ち込んでいく可能性が高い。かつての海洋帝国、ポルトガルのように…。 というわけで、 またも、震災関連馬券になる。これまで、高松宮杯、桜花賞と、ずっと震災関連馬券を買ってきた私としては、ここは集大成。さらに進化した震災関連を買うしかない。 そこで、今回はなにを根拠にするかといえば、やはり、放射性物質以外にない。もはや、福島原発の1号機から6号機は、これ以上の劣化はないだろう。とすれば、放射性物質がいちばん怖い。で、整理してみると、以下が、これまで騒がれてきた放射性物質(元素)である。 ウラン235、ウラン238、プルトニウム239、セシウム134、セシウム137、ヨウ素131、キセノン133。
とすれば、この数字どおりに、3連単、3連複を買うしかない。ただし、ヨウ素の131、キセノンの133は、数字がダブるのでこれを外すと、5種類10点となる。 すなわち、 2-3-5(ウラン)、2-3-8(ウラン)、2-3-9(プルトニウム)、1-3-4(セシウム)、1-3-7(セシウム) まあ、元素だから、最初の数字が1か2になるのは仕方ない。また、番号だから、10以上の数字はない。とすれば、馬番10以上の馬はなくなってしまうが、そんなことは、どうでもいい。この予想は、外すのが究極の目的なのだから、これで十分だろう。 ところで、 この馬券のアタマになる1と2は、ステラロッサにダノンバラード。さらに、3はノーザンリバー。いずれも有力馬とは言えないから、確実に外れるだろう。
外したときに、その理由がわからないと、人間は真剣に悩む。自分が買った馬が走らなかったときに、「なにか見落とした点があったのでは」「推理が足りなかったのでは」と悩む。真面目に真剣に予想する人間ほど、悩んだあげく、自己嫌悪に陥る。だから、真剣に予想して馬券を買ってはいけない。 外したあとで、悩まないですむこと。それが馬券の真髄である。つまり、外すことには明確な理由がなければいけない。震災馬券(放射能馬券)なのだから、当たるわけがない。逆に当たっては困るのだ。 野村監督も言っている。「負けに不思議な負けはなし」。
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