12/04/27●角川グループ2011年度決算は、大幅に減益 |
角川グループホールディングスが、4月26日、平成24年3月期(H23.4.1~同24.3.31)の決算を発表した。売上高は1473億9200万円で前期比5.2%増となったが、営業利益は56億5500万円で同27.4%減、経常利益は59億0500万円で同31.1%減、当期純利益は36億0400万円で同43.4%減と、いずれも大幅に減益した。 部門別に見ると、書籍販売(ライトノベルやコミックスのメディアミックス作品)は好調だったものの、雑誌の販売部数が急減、返品率も上昇した。また、映画関連では、シネコン事業で収入が大幅に減少している。このような減益のなか売上高が前期比を上回ったのは、昨年、メディアファクトリーを買収したことが最大の原因。
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