• ホーム&サイト
  • 時事ブログ
  • メディアNEWS
  • 仕事の記録
  • メルマガ
  • 外食日誌
  • G1予想
  • 問い合わせ

山田順プライベートサイト

A ROAD TO HEAVEN
Home Category Blog

All Menu(すべてのメニュー)

  • Home & Commentary(「私の視点」時事ブログ/随時更新)
  • About the Site(このサイトについて)
  • Profile(プロフィール)
  • Media News Selection(メディア業界ニュース)
  • Works(仕事の記録)
  • Mail Magazine(メルマガ:未来地図)
  • Regulars(連載記事/時々更新)
  • Special Articles(特別記事)
  • Works Archive(著作、記事の紹介および一部公開)
  • Horse Race(G1予想、競馬エッセイ)
  • Memories of My Father(作家・津田信アーカイブ)
  • Eating-out Diary(外食日誌)
  • 問い合わせはこちら

Link

  • リンク集

Example Pages

  • Section Blog
  • Section Table
  • Category Blog
  • Category Table

Designed by:
SiteGround web hosting Joomla Templates
Example of Category Blog layout (FAQs/General category)
メルマガ[019]世界のお金持ちはなにをしているのか?「ハイラフ・カレンダー」公開(後篇)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                      山田順の「週刊:未来地図」

                              No.019 2013/01/15

        世界のお金持ちはなにをしているのか?「ハイラフ・カレンダー」公開(後篇)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  今年も、世界は大きく動いています。この世界の動きをつくり出すのが、世界で6000人と言わ

れるスーパークラス。そして、その周囲の富裕層たちです。

 前回に続いて、彼らの「ハイライフ・カレンダー」の後篇をお届します。ダボス会議で始まった上流

生活の最終章は、どこで終わるのでしょうか?

[目次]  ─────────────────────────────────────────────────

■「最高の地」で「最高の暮らし」をするためのカレンダー

■ハリウッドの大物プロデューサーのベルエア大邸宅

■金持ちでいて困るのは、ほかの金持ちにしか会わないこと

■お金持ちがいつも自分の豪邸にいるとはかぎらない

■セレブ文化が要求する「なにかに挑戦し続けること」

■海を制したら空へ、そして最後は宇宙を制したい

■お金持ちはロスとニューヨークの「通勤者」

■東海岸の富裕層たちのライフスタイルとは?

■ニューヨークから北に連なるアメリカ富裕層ベルト

■国境がない富裕層の人気都市は、なんといってもロンドン

■アスペンでは電線は地中、4階建て以上の建物は禁止

■セント・レジスかリトル・ネルに泊らないと部外者に

■冬でも夏を求めるセレブがパームビーチに集まる

■最近の人気はパームビーチよりジュピターアイランド

──────────────────────────────────────────────────────

 

■「最高の地」で「最高の暮らし」をするためのカレンダー

 

 今年もじきにスイスでダボス会議(世界経済フォーラム:WEF)が始まる。この期間中、ジュネーブ

のコアントラン空港には世界中のプライベートジェットが集まり、最高級ホテル「ロワイヤル・パレス」

は世界のVIPや富裕層で満室になり、サン・モリッツやグシュタードなどの高級スキーリゾートには、

富裕層ファミリーがあふれる。

 

 アメリカのジャーナリスト、デヴィッド・ロスコフ氏は、世界各国の政財界、軍、宗教界などを仕切る

人々を、著書『超・階級 スーパークラス』で、ずばり「スーパークラス」と名付け、およそ6000人のこ

の人々が世界を動かしているとした。

 この人々は、ほとんどが富裕層、あるいは超・富裕層(スーパーリッチ)であり、その周囲に同じよ

うな富裕層がいて、彼らは1年間をとおして、季節ごとに同じような行動をしている。その基になるの

が、「ハイライフ・カレンダー」だ。

 

 英語で「ハイライフ」(high life)と言うと「上流生活」。したがって、ハイライフ・カレンダーは「上流生

活カレンダー」といったところ。スーパークラスの人々とその周囲の人々にとって、世界に国境はない。

そのため、彼らはそのときどきの「最高の地」で「最高の暮らし」を求めて、世界を移動する。ハイライ

フ・カレンダーはそのためのカレンダーである。

 

■ハリウッドの大物プロデューサーのベルエア大邸宅

 

 前回のメルマガ(前編)では、スイスやモナコなど、主にヨーロッパ中心にハイライフを見てきたが、

今回は、アメリカを中心に見ていきたい。言うまでもなく、アメリカは世界最大の富裕層大国だからだ。

 

 アメリカ人はなにもかも世界一にならないと気がすまない人たちだから、アメリカの超富裕層の生

活は、ケタ違いである。

 

 たとえば、ハリウッド・セレブの代表的な大物プロデューサー、『レインマン』『バットマン』『カラーパ

ープル』などを手がけてきたピーター・グーパー氏は、ロサンゼルスのベルエアの小高い丘の上に

大邸宅を構えている。その丘の下には、マリリン・モンローやグレース・ケリーなども常連客だった

最高級ホテル「ホテル・ベルエア」がある。

 

 なぜ、グーパー氏がここに大邸宅を構えたかというと、理由は単純だ。大邸宅を建てるとともに、

グーパー氏はホテルにかけ合って自分専用の出入り口をつくらせた。

 この出入り口までグーパー氏は邸宅の敷地だけを通って行ける。つまり、ホテルに待たせたクラ

イアントに、すぐに会いに行け、また、ホテルの24時間ルームサービスも邸宅にすぐに届く。

 

→この続きは、メルマガでお読みください。申し訳ありませんが、有料登録が必要です。

───────────────────────────────────────────────────

山田順の「週刊:未来地図」 ―

経済は?ビジネスは?今後確実に起こる未来の歩き方。ときどき、取材

裏話、スクープ、身辺雑記。

http://foomii.com/00065

有料メルマガの購読、課金に関するお問い合わせは、

このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい までお願いいたします。

(その他のアドレスですと、お返事できない事がございます。御了承下さい)

配信中止、メールアドレスの変更はfoomiiのマイページから変更できます。

ログイン時に登録したID(メールアドレス)とパスワードが必要になります。

https://foomii.com/mypage/

───────────────────────────────────────────────────

 
メルマガ[018]スーパークラス、超富裕層の「ハイライフ・カレンダー」を公開!(前編) Eメール

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                          山田順の「週刊:未来地図」

                                 No.018 2013/01/08

        スーパークラス、超富裕層の「ハイライフ・カレンダー」を公開!(前編)

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2013年が明けて1週間がたちました。

 すでに、みなさんは、今年のカレンダーを見て「どんな年にしようか?」と考えたのではないかと

思います。そこで、今回と次回で、特別なカレンダー を紹介します。これを私は「ハイライフ・カレ

ンダー」と呼んでいます。

 このカレンダーにそって、スーパークラス、超富裕層は1年間をすごします。

 [目次] ────────────────────────────────────────────────

 

■一般人が持つカレンダーとは違うものを持つ人々

■世界を動かすことができる6000人のスーパークラス

■ソニーの故・盛田良夫氏は間違いなくスーパークラス

■スイスの名門ボーディングスクール「ル・ロゼ」

■スーパーリッチはみな同じようなことをしている

■富豪たちの1年はまずスイスから始まる。なぜ?

■世界的な大富豪ともなるとスイスに山荘を所有

■冬を避けて常夏の楽園となったドゥバイへ

■カレンダー前半のハイライトはロンドンとモナコ

■「オテル・ド・パリ」の予約は1年前でも無理

■競馬、ヨット、映画祭、ファッションショー

■「セレブ」と「セレブ文化」とはいったいなにか?

─────────────────────────────────────────────────────

 

■一般人が持つカレンダーとは違うものを持つ人々

 

 誰もが新年を迎えると、カレンダーを見ながら、今年はどうしようか?と考える。日本人ならとく

に、「GWはどうしよう?」「 夏休みはどうしよう?」などと、これから始まる1年間に思いをはせる。

 私も同じだ。かつて会社員だったころは、カレンダーを見て、まず、GWの休日の並び方を確か

め、「何日間休めるだろうか」と考えた。

 

 しかし、あるときから、こんな自分とは全然違う見方でカレンダーを見ている人々の存在を知っ

た。この世界は、スーパークラスと呼ばれる約6000人の人々によって、動いている。この人々

と、その周囲にいる人々、いわゆる超・富裕層(スーパーリッチ)の人たち数万人が、この地球

上のすべてを握っているのだ。そして、彼らは、私たちとは全然違うカレンダーを持っているの

である。

 

■世界を動かすことができる6000人のスーパークラス

 

 試みに、このカレンダーを私は「ハイライフ・カレンダー」と呼んでいる。ふつう、英語で「ハイラ

イフ」(high life)と言うと「上流生活」と訳すので、「上流生活カレンダー」と言えばいいだろうか。

「ハイライフ」を、もっとくだけて言うと「最高の暮らし」ということになる。

 

 スーパークラスの人々とその周囲の人々にとって、世界に国境はない。そのため、彼らはそ

のときどきの「最高の地」で「最高の暮らし」を楽しんでいるのだ。ハイライフ・カレンダーはその

ためのカレンダーである。

 

 スーパークラスとは、アメリカのジャーナリストデヴィッド・ロスコフ氏が書いた『超・階級 スー

パークラス』(光文社 2009年6月刊)で、使われた言葉だ。ロスコフ氏は、コロンビア大学のジャ

ーナリズム大学院卒でジャーナリストになり、政府に入って商務省国際貿易担当副次官も経験。

その後、あのキッシンジャー氏の下で働き、世界中の重要人物との間に人脈を築いてきた。

 

 そうしたなかで、世界各国の政財界、軍、宗教界などで活躍する指導者を数多くインタビュー

し、詳細な研究調査によって行きついたのが「スーパーラス」である。スーパークラスは、現代

の権力共同体と言ってよく、この人たちは常に連絡を取り合って、同じように動いている。

 ロスコフ氏は、スーパークラスをおよそ6000人としている。

→この続きは、メルマガでお読みください。申し訳ありませんが、有料登録が必要です。

───────────────────────────────────────────────────

山田順の「週刊:未来地図」 ―

経済は?ビジネスは?今後確実に起こる未来の歩き方。ときどき、取材

裏話、スクープ、身辺雑記。

http://foomii.com/00065

有料メルマガの購読、課金に関するお問い合わせは、

このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい までお願いいたします。

(その他のアドレスですと、お返事できない事がございます。御了承下さい)

配信中止、メールアドレスの変更はfoomiiのマイページから変更できます。

ログイン時に登録したID(メールアドレス)とパスワードが必要になります。

https://foomii.com/mypage/

───────────────────────────────────────────────────

 
メルマガ[016]日本は世界最悪の「女性差別国家」。なぜ誰も問題化しないのか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                      山田順の「週刊:未来地図」

                                 No.016 2012/12/25

          日本は世界最悪の「女性差別国家」。なぜ誰も問題化しないのか?

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  じつは、日本は国際的には「女性差別国家」と見られています。それも、国別順位で100位以

下という最悪の「女性差別」が行われている国と見られているのです。それなのに、メディアは

問題にせず、国民も、当の女性も、この件にあまり関心がありません。 

 女性をもっと大事に、そして活用しなければ、日本の再生はありえません。

[目次] ───────────────────────────────────────────────

■労働の男女格差、日本は世界最低レベル

■出産で一度退社してしまうと職場復帰が難しい

■ダボス会議も日本の女性の地位の低さを指摘

■女性の議員、大臣が少なく、女性が首相になったことがない国

■「男女雇用均等法」は当初、努力義務にすぎなかった

■改正は続いているが、差別もまた続いている

■女性の非正社員化に拍車がかかっただけ

■マスメディアの無関心と保守陣営の猛反発

■日本は世界でも唯一の「企業社会主義国家」

■リスクが大嫌いだから終身雇用にすがる

■日本の年輩社員の生産性は新興国の労働者以下

■日本の労働生産性がアメリカ、OECD諸国より低いわけ

■終身雇用制度の下では女性正社員はコスト高に

■世界的に見て日本女性だけが異常な労働環境にある

■「アラサー」「アラフォー」という言葉のバカバカしさ

────────────────────────────────────────────────────

■労働の男女格差、日本は世界最低レベル

 

 2012年12月17日、先進34か国が加盟する経済協力開発機構(OECD)から、「ジェンダー・フォ

ーラム」の報告書が発表された。

  それによると、日本の男女間の給与格差は40歳以上では40%にも上り、OECD加盟国中、韓

国に次いでワースト2位だった。上場企業の役員の女性の割合はわずか5%で、これも加盟国中

では最低レベル。

 

 つまり、日本では「男女平等」は実現しておらず、実際の日本は「女性差別国家」なのである。

 しかも、そのレベルは世界最悪の部類に属す。

 

 OECD報告書によると、日本では25歳から34歳の女性が大学を卒業している割合は59%で、

男性の52%を上回っている。つまり、女性のほうが高学歴である。さらに、45歳から54歳でも、

男性の学士保持者が32%、女性は23%となっているので、日本の女性は優秀である。

 

 しかし、男女間の給与格差は、なんと29%。これはOECD諸国の平均の16%より、はるかに

大きいのである。そして、前記したように40歳以上になると40%も開きがある。これは、同じ能

力で同じ仕事をしても、男性の6割しか給料をもらえないということを表わしている。

 

 また、同じく前記したように、日本の上場企業の役員における女性の割合はわずか5%にすぎ

ない。学歴では男性と変わらなくなったのに、給料でも出世でも差別されている。それが、日本の

リアルな姿なのである。

 

■出産で一度退社してしまうと職場復帰が難しい

 

 なぜ、日本では、女性に男性並みの給料を払わないのだろうか?

 

 OECDの報告書では、日本女性が労働市場で困難に直面する要因として、ワークライフバランス

の難しさを挙げている。日本女性の多くは出産後に退職することが多い。そして、その後、職場復

帰を希望しても実現は非常に厳しいというのだ。

 

 また、被扶養者となると、所得税免除の範囲内に収入をとどめたほうがトクな場合がある。いわゆ

る「年収103万円以下」であれば「配偶者控除が受けられる」という制度だ。つまり、このような職場

の環境、税制などが、既婚女性の仕事へのモチベーションを削がせていると、OECDは指摘する。

 

 さらに、OECDの報告書では、2011年の日本の労働市場参加率は、男性が84%、女性が63%で、

この状態が続けば今後20年で日本の労働人口は10%以上減少する予測している。経済成長にとっ

て男女平等が鍵であり、労働市場における男女格差を解消することが日本の発展につながる、と結

論づけている。

 

*OECD報告書「Gender Publication - Closing the Gender Gap: Act Now」

http://www.oecd.org/gender/closingthegap.htm

*「Lack of support for motherhood hurting women’s career prospects, despite gains

in education and employment, says OECD」

http://www.oecd.org/newsroom/lackofsupportformotherhoodhurtingwomenscareer

prospectsdespitegainsineducationandemploymentsaysoecd.htm

→この続きは、メルマガでお読みください。申し訳ありませんが、有料登録が必要です。

───────────────────────────────────────────────────

山田順の「週刊:未来地図」 ―

経済は?ビジネスは?今後確実に起こる未来の歩き方。ときどき、取材

裏話、スクープ、身辺雑記。

http://foomii.com/00065

有料メルマガの購読、課金に関するお問い合わせは、

このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい までお願いいたします。

(その他のアドレスですと、お返事できない事がございます。御了承下さい)

配信中止、メールアドレスの変更はfoomiiのマイページから変更できます。

ログイン時に登録したID(メールアドレス)とパスワードが必要になります。

https://foomii.com/mypage/

───────────────────────────────────────────────────

 
メルマガ[017]20年後私たちはどんな暮らしをしているのか?少子高齢化社会の現実

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                     山田順の「週刊:未来地図」

                               No.017 2013/01/01

     20年後私たちはどんな暮らしをしているのか? 少子高齢化社会の現実

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  明けましておめでとうございます。2013年がやってきました。

元旦の新聞には、今年も「明るい未来」があふれていますが、当メルマガは、日本の本当の

未来の姿を伝えます。20年後、私たちの暮らしはどうなっているのか?

すでに、20年後のニッポンは、私たちの周りに、もう存在しているのです。それをリポートします。

[目次] ────────────────────────────────────────────────

 

■「都心の限界集落」という都営戸山ハイツアパート

■団地の1階の商店は半数以上がシャッターを閉じたまま

■1970年代になって高層住宅に立て替えられる

■年齢別人口でもっとも多いのが70歳代の高齢者

■都会の「限界集落」では孤立化が地方より厳しい

■エレベーターがなくて階段だけなので買い物がきつい

■ベッドタウンはいまや寝たきり老人の本当のベッドタウン

■『サザエさん』一家のような大家族があるだろうか?

■いまや日本の世帯でもっとも多いのは「1人の世帯」

■子供の姿がない街で、一人で宅配弁当を食べる

 

────────────────────────────────────────────────────

 

■「都心の限界集落」という都営戸山ハイツアパート

 

 東京都新宿区にある都営戸山ハイツアパート。ここは、山手線新大久保駅に近い新宿区戸山

2丁目、近所には学習院女子大がある都心の高層団地だが、住民の半数は65歳以上の高齢者。

そのため、「都心の限界集落」と呼ばれ、「20年後の東京はこうなっているだろう」という声が聞こ

えてくるスポットだ。

 実際、『あなたの知らないアンダーグランド・トーキョー・ガイド 東京DEEP案内』

(http://tokyodeep.info/)というサイトでは、写真入りで紹介されており、こう書かれている。

 

《巨大な老人ホームと化した団地の公園に置かれた遊具はことごとく遊ぶ子供の姿もない。かつて

は子供の声が団地内に絶えず響いていたに違いないが、成人するとみな出ていってしまう。地区内

の東戸山小学校も生徒数激減で1学年2クラスを維持するのも難しいらしい。》

 

 じつは、私は、一昨年と今年、何回かこの団地に足を運んだ。そうして、団地内にある公園で煙草

を吸って、ひとときを過ごした。

 

■団地の1階の商店は半数以上がシャッターを閉じたまま

 

 なぜ、私がそこに行ったかというと、家内がガンの手術のため東京女子医大に入院していたからだ。

 それで、ときおり病院を出て近所を歩き、あるとき偶然にこの団地に行き着いた。それで、都心部に

しては緑が多い団地内の公園が気にいって、何度か足を運ぶようになったのだ。

 

 最初はここが、「都心の限界集落」とは知らなかった。ただ、団地にしてはずぶんさみしいところだな、

それにしても人が少ないな、と思ったにすぎない。公園のベンチにいるのは、お年寄りばかり。ときおり、

団地から出てくる人もお年寄りばかりだったからだ。

 それに、団地の1階は商店街なのだが、半数以上がシャッターを閉じていた。

 

 団地やマンションの住民が高齢化しているのは、いまや日本全国で見られる現象で、けっして珍しい

ことではない。私は、いま、横浜市内にある1990年に建ったマンションに住んでいるが、当時入居した

人はほとんどが60代を越え、理事会は老人会になってしまっている。

 

→この続きは、メルマガでお読みください。申し訳ありませんが、有料登録が必要です。

───────────────────────────────────────────────────

山田順の「週刊:未来地図」 ―

経済は?ビジネスは?今後確実に起こる未来の歩き方。ときどき、取材

裏話、スクープ、身辺雑記。

http://foomii.com/00065

有料メルマガの購読、課金に関するお問い合わせは、

このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい までお願いいたします。

(その他のアドレスですと、お返事できない事がございます。御了承下さい)

配信中止、メールアドレスの変更はfoomiiのマイページから変更できます。

ログイン時に登録したID(メールアドレス)とパスワードが必要になります。

https://foomii.com/mypage/

───────────────────────────────────────────────────

 
メルマガ「014] いくらおカネを刷っても日本経済はよくならない、その理由
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                                   山田順の「週刊:未来地図」

                                       No.014 2012/12/11

 

                    いくらおカネを刷っても日本経済はよくならない、その理由

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 大メディアの世論調査によると、選挙は自民党が圧勝し、自公で過半数を制する勢いとい

います。とすると、安倍普三総理が誕生し、「2%のインフレ目標、無制限の金融緩和、大型

公共投資」が行われることになりそうです。

 つまり、おカネを刷るだけ刷ってばらまくわけです。では、はたしてそれで日本はよくなるの

でしょうか? 今回は、この問題を徹底して書いてみます。

 

[目次]  ────────────────────────────────────────────

 

■おカネを刷ってばらまいて「日本を取り戻す」?

■本末転倒、熱を下げるだけでは病気は治らない

■昭和恐慌の高橋是清「積極財政」の真似なのか?

■物価だけが上がり給料が上がらなければどうなる?

■アメリカに追随して金融緩和しても無意味

■安倍総裁のブレーンと言われる人々の主張

■一般国民の暮らしという視点に欠けるシナリオ

■政府がおカネをくれるなら誰が一生懸命働くだろう?

■長期金利が上昇、円安になって輸入インフレが起こる

■利払い費が膨らみ「国家破産」への道をひた走る

■「景気が悪いのは国のせい」と思っている国民

■政府がいくら支出を増やして雇用は改善されない

■デフォールトして苦しむのはお金持ちでなく一般国民

 

────────────────────────────────────────────────

 

■おカネを刷ってばらまいて「日本を取り戻す」?

 

 「デフレから脱却し、円高を是正、経済を成長させ、国民を豊かにする経済を取り戻す」

 こう、安倍普三自民党総裁は、いま、全国各地の遊説先で言いまくっている。そんな、自

民党のスローガンは「日本を取り戻す」だ。つまり、1990年代に国債をどんどん発行し、

公共事業におカネをつぎ込んだ。そんな日本を取り戻すということなのだろうか?

 

 これまで、安倍総裁は「2%のインフレ目標、無制限の金融緩和、日銀法改正」を繰り返

し言ってきた。そうして、「建設国債をできれば日銀に全部買ってもらう」と発言したことから、

批判を呼んだ。これは、日銀による国債の直接引き受けではなく、「買いオペ拡大」というこ

とだったようだが、いずれにせよ、おカネを刷るということには変わりない。

 

 つまり、おカネを刷ってばらまき、それで経済をよくし、デフレから脱却しようというのだ。

 

■本末転倒、熱を下げるだけでは病気は治らない

 

 そこで、聞きたい。そんな簡単に経済をよくできるなら、なぜ、日本は「失われた20年」を

続け、30年に突入してしまったのか? バブル崩壊以後、あれほど公共投資でおカネをバ

ラまいたのに、なぜ景気は回復しなかったのか?

 おカネさえすれば景気はよくなり、国民みんなが幸せになれるのだろうか?

 

 ともかく、デフレが悪い。デフレから脱却するには、インフレにするしかない。それなら、お

カネを刷ればいい。こうした単純な発想なのだろうが、毎日、「デフレが悪い」と聞かされて

いると、インフレのほうがマシだと思えてしまう。この理屈に疑問を感じなくなるから不思議

だ。

 

 しかし、デフレは景気がよくない、経済が低迷している結果で、デフレそのものを退治すれ

ば経済がよくなるという理屈はおかしい。というのは、たとえば、熱が出るのはなんらかの病

気の結果だ。とすれば、熱を下げるだけでは病気は治らないのと同じだからだ。

 

 つまり、なんの病気か突きとめて、的確な治療をするのが最善の方法である。デフレ脱却の

ためにおカネを刷ってインフレにすることは、本末転倒と言っていいのだ。

 

→この続きは、メルマガでお読みください。申し訳ありませんが、有料登録が必要です。

 

───────────────────────────────────────────────

山田順の「週刊:未来地図」 ―

経済は?ビジネスは?今後確実に起こる未来の歩き方。ときどき、取材

裏話、スクープ、身辺雑記。

http://foomii.com/00065

有料メルマガの購読、課金に関するお問い合わせは、

このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい までお願いいたします。

(その他のアドレスですと、お返事できない事がございます。御了承下さい)

配信中止、メールアドレスの変更はfoomiiのマイページから変更できます。

ログイン時に登録したID(メールアドレス)とパスワードが必要になります。

https://foomii.com/mypage/

───────────────────────────────────────────────

 
More Articles...
  • メルマガ[013] 中国が支配する世界とアメリカが支配する世界とどちらがいいか?
  • メルマガ[012] 言われている争点は無意味。今度の選挙で日本を変える方法
  • メルマガ[011]摩天楼の呪いと東京スカイツリ―
  • メルマガ[015]就活で言われているすべてのことが間違い!2025年に必要な人材とは?
<< 最初 < 前 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 次 > 最後 >>

ページ 70 の 73
山田順プライベートサイト, supported by tanken.com, advertized by sanhaku.com

© JUN YAMADA All Rights Reserved.