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競馬G1予想
G1予想[002]第26回フェブラリーステークス(2009年2月22日) PDF 印刷

2009年2月8日記

ヒシカツリーダーから買えば必ず外れる。馬券を当ててはいけない!

 

 40年前、競馬は大人世界への入り口だった。アローエキスプレスが失速し、タニノムーティエがダービーを制した。
 30年前、競馬はサラリーマン生活の潤滑油となった。テンポイントとトウショウボーイでなにもない有馬記念が、1年の締めくくりだった。
 20年前、競馬には絶対があると確信した。ミスターシービーが三冠馬になり、翌年、シンボリルドルフも三冠を制した。
 10年前、競馬は哀しいゲームだと思った。阪神大震災があった年の暮れ、マヤノトップガンに絶叫した。
 そしていま、競馬は行くあてもない旅である。成績、タイム、格、血統、調教、展開、新聞の予想……あらゆるファクターを無視して、馬券を買っている。

                         ■
 
 さて、案の定、前回の有馬記念の予想はハズレた。
 ダイワスカーレットを頭にした3連単の4点予想など、はなから当たってはいけないのだ。しかも、ある程度の人気サイドで、データ的にも納得できる予想だから、なおさらだ。
 
 去年の有馬記念の日は、カンボジアのシエムリープにいた。だから、結果を知ったのは、ネットで日本のサイトにアクセスしてからだった。これまで、何度か有馬の日に日本にいなかったことがある。そういうときは、1度も馬券を取ったことがない。

 鉄板だと信じて、大金を友人に託したある年の有馬記念。大本命メジロマックイーンをダイユウサクが差しきった。あのときは、ハワイにいた。カラカウア通りのABCストアで日本の新聞を買って真っ先に開いたスポーツ面に、ダイユウサクの文字があるのを見て、目眩がした。

                ■

 もし、去年の有馬の予想が当たったとしたら、それは、いまの自分が考える競馬ではない。なぜなら、若かった頃のように、「確信を持って、収入にふさわしくない大金を投じる」ゲームは、もう、私にとっての競馬ではなくなったからだ。

 最近は、G1レースでも100円単位で買う。しかも、その上限はせいぜい1万円ぐらいにしている。
 だから、「どうしたら当たらない馬券を買えるか」がテーマになっている。予想したうえで、この馬は絶対ありえないという馬を買う。つまり、自分の予想にはなんの意味も持たせないようにしている。

 もし、競馬がデータで予想でき、論理的に筋道を通して勝ち馬を知ることができるなら、それは競馬ではない。それがわかるまで、これまで多くの時間とお金を費やした。だから、いまは、「当たらないように」馬券を買う。

 前回10着以下に惨敗した馬、1年以上も休養していた馬、調教がよれよれの馬、予想欄にまったく印のない馬。そういう馬を、惜しげもなく買えるようになって、はじめて、競馬は競馬たりえると、確信している。

                         ■ 

 しかし、そう思っても、ついつい、まだ、論理的に考える癖が抜けない。データを見て、能力を比較し、展開を考える。そして、このレースは軸は鉄板だから、穴馬2頭をからめて……などと、やってしまう。

 これまで、角田晃一と田中勝治という組み合わせは必ず買っていたことがあった。その理由は、この2人の騎手の乗り方が好きだったからだ。
 また、最近は、宮崎北斗と千葉公一という「県名」組み合わせ(宮崎県と千葉県)をよく買う。

 さらに、あるときは、アメリカ地名馬券ばかり買っていた。たとえば、ボストンやメインが馬名についていると、自動的に買った。これは、娘がアメリカのメイン州の大学に留学していたからだ。

 しかし、これすらも、考えてみれば、それを買う理由がある。私の理想は、まったく理由がない、なんの脈絡もない馬券を買えるかだから、本来、こんなことをしてはいけないのだ。

                         ■

 前置きが長くなったので、本題に入る。
 まだ、フェブラリーステークスまで2週間もあるが、論理的にこのレースを検討すると、次のようになるだろう。

 なんといっても今年のフェブラリーステークスの目玉はダイワスカーレットだ。ドバイ遠征も決まった有馬記念馬、それも牝馬が、初めてダートに挑戦する。

 そして、これを迎え撃つのが、カネヒキリ。2008年に2年ぶりの復活をとげたダートの王者は、緒戦こそ9着だったが、叩いた2走目以降はジャパンカップダート1着、東京大賞典1着、川崎記念1着とG1を3連勝中だ。

 この2頭に続くのが、ダートG16勝馬で、2007年以降海外遠征を除きダート戦では3着以内を外していないヴァーミリアン。このヴァーミリアンをジャパンカップダートで差しきって2着になったメイショウトウコン。

 さらに、次代のダート王を目指す4歳馬のサクセスブロッケンやカジノドライブ。そしてユビキタス。前哨戦の根岸ステークスを好タイム勝ちしたフェラーリピサも控えている。

                         ■

 以上がV候補だが、ここで重要なのが、コースが東京競馬場ということ。そこで、これまで東京競馬場で行われた9回について見てみると、いずれも、差し馬が好走している。なにしろ、直線が501.6mと長いのだから、いくら強力な逃げ馬、先行馬でも、負担は大きい。

 こうして、得られる結論は、簡単だ。ダイワスカーレットは希代の牝馬だから、逃げればダートだろうとバテない。それでも、ゴール寸前で、カネヒキリが差すだろう。だから、こうなる。

 ◎カネヒキリ○ダイワスカーレット

 なんだ、本当に簡単なレースではないか。

 おそらく、当日は、このような人気になり、新聞予想も、評論家予想も、ほとんどがこうなるだろう。ダイワの不安を指摘する向きもあるだろうが、そのときは、上気したメンバーのどれかに○を打つだけだろう。

 しかし、これが競馬だろうか? こんなのは競馬ではない。偏差値30でも、この結論に達する。

 では、私はなにを買うか?
 それは、ヒシカツリーダー。この馬を買う理由は、有力馬ではないという一点に尽きる。さらに、上気したメンバーはすべてはずし、ヒシカツリーダーから残った馬に総流し馬単勝負ということにしてみた。

 
G1予想[001]第53回有馬記念(2008年12月28日) PDF 印刷

12月24日(水)記

 

ダイワスカーレット鉄板!2着3着候補はスクリーンヒーローにマツリダゴッホ

 2008年は、中国毒ギョーザ事件に始まり、洞爺湖環境サミット、秋葉原事件、北京オリンピック、リーマンショック、金融危機、オバマ大統領誕生、ムンバイ・テロ、米史上初のゼロ金利、越年アホー首相で終わろうとしている。そして、現在の金融危機と経済の恐慌状態は、「100年に1度」のことだから、有馬は大波乱になるという声が聞こえてくる。

 1年の総決算として有馬記念を位置づけるなら、当然、この声にしたがって、大穴を狙うことになる。なにしろ、あの9.11の年、2001年のマンハッタンカフェ、アメリカンボスの決着が強烈すぎるからだ。
 となると、1番人気が予想されるダイワスカーレットは「緋色」(スカーレット)だから、史上初の「黒」人大統領が誕生した以上、当然消しだろう。マツリダゴッホも、すでにウオール街のパーティ(祭り)は終わっているので消しだ。スクリーンヒーローも、不況の波はハリウッドも直撃しているので、来そうもない。ここが引退レースとなるメイショウサムソンも、サムソン電子はソニーと同じく大減収だから、消えるに違いない。

 つまり、人気馬4頭、全部消しというのが「世相予想」の結論となる。
 そして、ここに、さらに驚くべきジンクスがある。不況の年、大事件のあった年は、必ず荒れる。人気薄馬が突っ込んで来るのだ。

 

 1964年 東京五輪後不況、ヤマトキヨウダイ

 1973年 オイルショック、ストロングエイト

 1983年 大韓航空機爆破事件、リードホーユー

 1991年 バブル崩壊、ダイユウサク

 1995年 阪神淡路大震災、マヤノトップガン

 2001年 9.11同時多発テロ、マンハッタンカフェ

 

 こうなると、もう、人気薄馬を買うしかない。そう思うのが人情だ。

 

 しかし、私の結論は違う。

 「100年に1度」の年だから、上記したことはすべて起こらないと考え、ごく当たり前に、1着に逃げ切る最強牝馬ダイワスカーレット、2着にジャパンカップ馬スクリーンヒーロー、3着にまくりそこなったマツリダゴッホの3連単を買う。ただ、1、2着は変ることもあるとし、買い目は2点。

 これに、中山得意(2歳時朝日杯FS勝ち)のドリームジャーニーの3着差し(この場合、マツリダゴッホは4着)を追加して、計4点の3連単勝負とした。

 
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