• ホーム&サイト
  • 時事ブログ
  • メディアNEWS
  • 仕事の記録
  • メルマガ
  • 外食日誌
  • G1予想
  • 問い合わせ

山田順プライベートサイト

A ROAD TO HEAVEN
Home G1予想

All Menu(すべてのメニュー)

  • Home & Commentary(「私の視点」時事ブログ/随時更新)
  • About the Site(このサイトについて)
  • Profile(プロフィール)
  • Media News Selection(メディア業界ニュース)
  • Works(仕事の記録)
  • Mail Magazine(メルマガ:未来地図)
  • Regulars(連載記事/時々更新)
  • Special Articles(特別記事)
  • Works Archive(著作、記事の紹介および一部公開)
  • Horse Race(G1予想、競馬エッセイ)
  • Memories of My Father(作家・津田信アーカイブ)
  • Eating-out Diary(外食日誌)
  • 問い合わせはこちら

Link

  • リンク集

Designed by:
SiteGround web hosting Joomla Templates
競馬G1予想
G1予想[279]第159回 天皇賞・春(2020年5月3日)
2020年 5月 01日(金曜日) 01:44

誰もが終わったと思うダンビュライト

  4月11日に退院してから3週間がすぎた。コロナ禍もあって、家に籠り切りの生活が続いている。毎日、窓から外を眺め、季節が動いていくのを実感している。

 木々の緑が生き生きとし、風薫る季節になろうとしている。見上げる空はどこまでも青く、白い雲がゆったり流れていく。

 これから、世の中、いったいどうなるのだろうか?

 

 近年の天皇賞・春は、昔に比べると、盛り上がりに欠ける。長距離があまり意味がなくなり、有力馬の出走が減った。また、海外G1が充実し、この季節、有力馬はそちらを狙う傾向が強くなった。

 今年はどうなるかと思っていたが、やはり、盛り上がりに欠ける。

 

 そんななか、さる4月20日、JRAから天皇賞・春登録馬の上位馬レーティング順位が発表されたが、それを見て驚いた。なんと菊花賞5着で牝馬メロディーレーンが109ポンド(牡馬と比較時は4ポンド加算)で5位に入り、牡馬のミッキースワロー、モズベッロ、エタリオウ、ダンビュライト(以上112ポンド)を上回った。

 

 レーティング1位は、2019年の宝塚記念2着で120ポンドを得たキセキ。以下フィエールマン(119)、ユーキャンスマイル(118)、スティッフェリオ(115)と続くが、おそらく人気も結果もこの通りになるだろう。

 現在の実力どおりなら、キセキ、フィエールマン、ユーキャンスマイルの3頭で決着するだろう。

 

 よって、予想とは違う馬券を買う。指名馬は、ダンビュライト。誰もがもう終わったと思っている馬だ。私もそう思っている。

 もう1頭、エタリオウも近走から、もう終わったと思われる馬の1頭だが、ここは、エタリオウよりダンビュライトを取る。

「もう終わったと思われている馬」を買う。こうした場合、ほぼその馬は来ず、レース後、「やはり終わっていた」と思うものだ。今回もまた、そうなるだろう。

 ただし、騎手は松若風馬。高松宮記念をモズスーパーフレアで制し、G1初勝利をあげた。といっても、これは1位入線のクリノガウディーの4位降着によるタナボタ。つまりツキはある。万が一、終わった馬を持ってきたら、ツキは本物だ。

 結論:ダンビュライトから枠連、馬連、総流し。

 
G1予想[278]第80回 皐月賞(2020年4月19日)
2020年 4月 17日(金曜日) 13:49

勝つのはコントレイルとサリオスのどちらか。
しかし、買うのは松山弘平コルテジア

 

 今回のさつき賞の注目は、コントレイルとサリオスの初対決。どちらが勝つかだ。2強対決というムードのなか、無観客で行われる。新型コロナパンデミック対策で、世界で日本だけが「迷走」を続けているが、どうか、この2頭だけは、ともに「激走」して結果を出してほしいと願う。

 2頭とも3連勝、2歳G1馬。まさに甲乙つけがたいので、どちらが勝ってもいい。どちらかが勝つことを望む。また、この2頭で無事に決まる、そういう美しい結末を望む。こんな未曾有の危機にあるとき、競馬まで大波乱が起きたら、たまらないと。風薫る中山の馬場を、コントレイルとサリオスがデッドヒート(同着)で駆け抜ける。そんな光景を見てみたい。

 

 しかし、買うのは松山弘平コルテジア。その理由は、この馬は穴馬にもなっておらず、間違いなく来ないと思うからだ。前走のきさらぎ賞も7番人気という低評価でまぐれ勝ち。ただ、ここを勝たなければさつき賞には出られなかったわけで、今回は出られましたということでの出走だ。よって、調教師の鈴木孝志も馬主の前田幸治も勝てるとはまったく思っていないはずだ。

 つまり、来ないと思うから買うという馬券「鉄則」にもっとも当てはまる馬が、コルテジアだ。

 結論:2枠3番コルテジアから枠連、馬連、総流し。 

 
G1予想[277]第80回 桜花賞(2020年4月12日)
2020年 4月 10日(金曜日) 12:47

デアリングタクトが一気に他馬を差し切る

 先週の大阪杯は入院中だったため、入院前の予想で馬連1点に絞り的中した。いまもまだ入院中である。私が受けた手術は冠動脈バイパス手術で、手術はゴッドハンド南渕明宏医師に頼んだ。冠動脈が3本とも詰まるという最悪の状況だったので、南渕氏でなければ、はたしてここまで回復できたどうか。病室から外の景色を見ながら、本当に感慨深い。

 

 というわけで、生き延びた状況で迎える桜花賞である。すでに桜は散って、淀競馬場は無観客、国は緊急事態宣言の最中。なんという桜花賞だろうか。それにしても、これほどなにもやらない「国民見殺し」の国に生きていることが、信じられない。まったく先行きが見えないなか、それでも桜花賞馬は誕生する。

 

 松山公平デアリングタクトを指名する。桜花賞は、圧倒的な逃げ切りか。直線一気の差し切りのどちらかが、もっとも美しい結末だ。逃げるならレステンシア、差し切るならデアリングタクト。どっちにするか悩んだ末、やはり、デアリングタクトを取った。 

 結論:デアリングタクトから馬連、枠連、総流し。

 
G1予想[276]第64回 大阪杯(2020年4月5日)
2020年 3月 27日(金曜日) 12:44

牝馬2頭、クロノジェネシスとラッキーライラックの馬連1点勝負

  大阪杯というと、なぜか「大阪で生まれた女」(BORO、1979年)を思い出す。歌詞の「大阪で生まれた女やさかい 大阪の街よう捨てん  大阪で生まれた女やさかい 東京へはようついていかん 」は、頭にこびりついて離れない。

 そこで、今回は「女」(牝馬)を買おうと思ったら、なんと、牝馬は2頭しかいない。クロノジェネシス(北村友一)とラッキーライラック(M.デムーロ)だ。

 両馬とも、最近好調で、けっこう人気になる点がいやだが、牝馬が2頭しかいないということに大いに魅力を感じるので、馬連1点といきたい。

 結論:牝馬2頭、クロノジェネシスとラッキーライラックの馬連1点勝負。

 
G1予想[275]第50回 高松宮記念(2020年3月29日)
2020年 3月 23日(月曜日) 12:42

あっと驚くアイラブテーラーの差し切り

  たまには、数字的なデータで買ってみようと思いたった。それで、選び出したのが4歳牝馬のアイラブテーラー。なんと、この馬だけが連対率100%である。連対率100%というのは、これまで1着か2着しかないということ。実際、この馬はこれまで7戦5勝2着2回である。

 

 つまり、今回も連対率100%を継続させて、1着か2着になる。その可能性があるかどうかということだが、そんなことは誰にもわからない。ただ、経験則から言うと、こういう馬はたいてい飛ぶ。そういうケースが圧倒的に多い。そして、その飛ぶときに合わせて馬券を買ってしまうというのが、超下手クソ馬券プレーヤーなのである。

 そんなわけで、今回は、この超下手クソ馬券プレーヤーに徹して、アイラブテーラーを買う。

 

 ちなみに、アイラブテーラーの馬名の由来は、「愛している」+「テーラー」(意味:仕立て屋、冠名)。じつは、私はこういう馬名の馬が好きではない。単純な「英語+冠名」という、あまりに安易な命名が気に食わないのだ。

 誰もが知るように、馬主の中西浩一氏は、スーツ生産を担う「株式会社オンリーファクトリー」と、全国規模のアウトレットショップ「SUIT&SUIT」の運営を手掛ける「株式会社オンリートレンタ」のオーナー社長。立志伝中の人物だ。だから、冠名に「テーラー」(仕立て屋)を使っているわけだが、もっとセンスのいい名前を付けたらどうか?と思う。

 あるいは、英語なんか使わず、日本語で「シタテヤダイスキ」なんて名前にしてもいいのではと思うが、どうだろう?

 結論:アイラブテーラーから馬連、枠連、総流し。

 

*ついに五輪が延期され、小池百合子が東京の「ロックダウン」を言い出した。あと1週間もすれば、感染爆発が顕在化し、やらざるをえないところに追い込まれる可能性が高い。

 本当に、日本はなにをするにも遅く、稚拙だ。よって、高松宮記念まではいいが、この先、非常事態宣言があれば、競馬は中止になるのではないか。

 

 
G1予想[274]第37回 フェブラリーS(2020年2月23日)
2020年 2月 20日(木曜日) 18:34

コロナウイルス のおかげで 
サンライズノヴァがなぜか来てしまう
 

 最優秀ダートホースのクリソベリルと、引退を撤回したゴールドドリームは、今年から新設された1着賞金1000万ドルのサウジカップに招待されて行ってしまった。当然だ。1着賞金は日本円で約11億円である。ビリでも2000万円以上もらえる。

 それにしても、日本のダート競馬は盛り上がらない。チャンピオンズカップにしても、このフェブラリーSにしても、あえて「国際競走」と付ける必要はないのではなかろうか。

 

 武漢肺炎(新型コロナウイルス )が、パンデミック状態になってきた。このまま、感染が広がり、感染者が大量に出れば、競馬も中止になる可能性がある。

 ただ、競馬の場合、入場者を入れず、競馬だけをやるとう方法がある。馬券はネットで買ってもらえればいい。しかし、そんなことができるのか? 本当にこの先どうなるか、まったく予想ができない。

 

 予想ができないというのは、競馬自体も同じだ。予想するだけ無駄だ。とくに、今回は、確固たる中心馬、人気が集中する馬がいない。いれば、それを外すのが馬券プレーの基本だから、簡単だ。なにしろ、的中を目指さないのだから、これが基本中の基本となる。

 

 しかし、ここでは、まず外すべき人気馬がいない。いちおう、前走、根岸ステークスを、初芝挑戦で鮮やかに差し切ったモズアスコットが人気の中心になるかもしれないので、まず、これを外す。

 それ以外は、おそらく前哨戦の実績どおりに人気になるので、順番に外すほかないだろう。東海ステークス2着のヴェンジェンス、同3着のインティ、根岸ステークス3着のスマートアヴァロン。同4着のダノンフェイス、同5着のワイドファラオ、上がり馬では羅生門ステークス1着のラプタス、南部杯2着のアルクトス、川崎記念3着のデルマルーヴルなどだ。

 

 要するに馬の実績(成績)などどうでもいいのだ。

 で、やはり、コロナウイルス関連馬を買ってみることにした。コロナウイルスのコロナは、太陽のコロナのかたちに似ているからきているという。

  太陽といえば、サン。となると、サンライズノヴァしかいない。

 結論:サンライズノヴァから枠連、馬連総流し。

 
G1予想[273]第36回 ホープフルS(2020年12月28日)
2019年 12月 27日(金曜日) 00:12

やはりコントレイルにしてしまう弱気の虫

 

 普段ならゼッタイにやらない本命買い。それを年末だから、ついやってしまう。本当に弱気すぎる。こんなことなら、馬券など買わないほうがマシという、買い方をしてみることにした。なんて情けないのだろうか?

 

 鉄板人気馬、しかも前走が圧巻のレコード勝ちのコントレイルをどうしても外せない。リスグラシューに続いて、またも矢作厩舎か!という声もあるが、またもが何度も起こるのが競馬だと思い、コントレイル を買う。

 

 しかし、相手はわからない。そこで、コントレイルは、英語で「飛行機雲」のことだから、それにふさわしい名前の馬にしてみる。探してみると、なんと3頭いる。ブルーミングスカイ(花咲く空)と、ワーケア(ハワイ神話の空の神様)に、ラインベック(母アパパネは、ハワイの赤い鳥で空に羽ばたく)。よって、ここは馬単、馬連、枠連でこの3頭に流して2019年を締めくくる。

 

 怖いのはブラックホールだが、これが来たときは、素直に暗黒に沈むほかない。同じく、ヴェルトライゼンテ、オーソリティも怖いが、そこまでやっていたら、馬券を買う意味がない。

 こうして、いくら鉄板の本命馬を買っても、相手を間違えて負ける。これが、競馬の醍醐味で、昔、これを何度やったかわからない。本当に凝りない。

 

 結論:2枠2番コントレイルから3枠3番ブルーミングスカイ、5枠7番ワーケア、8枠13番ラインベックへの馬単、馬連、そして枠連も抑えて計9点。

 

 
G1予想[272]第64回 有馬記念(2019年12月22日)
2019年 12月 18日(水曜日) 03:17

見たいのは、アーモンドアイ、リスグラシューの牝馬のワンツー決着。しかし買うのは、「ア」行馬5頭と「サ」行馬5頭の3連複BOX 

 

 1番人気、それも断然の1番人気は、ついに出走を決めたアーモンドアイになるのは間違いない。単勝1倍台のどこで落ち着くかが、注目だ。C.ルメールも自信たっぷりだ。誰もが、アーモンドアイが華麗に勝って、美しいフィナーレを望むだろう。

 2番人気は、ファン投票がアーモンドアイに次いで2位になったリスグラシュー。今年の宝塚記念を圧勝。コックスポレートも他馬を寄せつけぬ強さで、5歳秋にして絶好調と言える。しかも、引退レースであり、宝塚のときと同じくD・レーンが手綱を握る。

 つまり、この1番人気、2番人気で決まれば、牝馬2頭による結着で、いまの時代にふさわしい。こんな素晴らしい締めくくりはない。

 私も、この結末を心から望む。

 

 しかし、馬券は違う。

 馬券はあらゆるデータを超えて、まったく無意味な、どうでもいいファクターで買うことだ。今回の出走馬を見ると、「ア」行の馬が5頭もいる。アエロリット、アルアイン、アーモンドアイ、ヴェロックス、エタリオウの5頭だ。

 よって、この5頭の3連複BOXを買う。

 さらに、「サ」行の馬も5頭いる。サートゥルナーリア、シュヴァルグラン、スカーレットカラー、スティッフェリオ、スワーヴリチャード。

 よって、この5頭の3連複BOXを買う。

 この買い方は、ほぼデタラメで、ほとんど買う意味はない。よって買ってみる。

 

 結論:「ア」行の馬、アエロリット、アルアイン、アーモンドアイ、ヴェロックス、エタリオウ5頭の3連複BOX。「サ」行の馬、サートゥルナーリア、シュヴァルグラン、スカーレットカラー、スティッフェリオ、スワーヴリチャード5頭の3連複BOX。

 

 

 
G1予想[271]第71回 朝日杯FS(2019年12月15日)
2019年 12月 13日(金曜日) 11:59

前走最低着順馬マイネルグリットを指名

 

 先週の阪神ジュビナイルFは、4番人気のレステンシアがレコードで圧勝した。なんと2着の6番人気のマルターズディオサに5馬身差。人気の2強、2番人気ウーマンズハートも、単勝1.7倍の1番人気のリアアメリアもすっ飛んだ。

 このような波乱が、今回も起こるかどうかはわからない。しかし、人気の偏りは、先週と同じ。前走、レコード勝ちで2戦2勝のサリオスが断然の1番人気。これに、前走、強い勝ち方をした馬たちが続いている。

 

 人気というのは、前走着順および勝ち方で、だいたいつくられる。ここでは、サリオス(サウジアラビアC1着)、タイセイビジョン(京王杯2歳S1着)、ラウダシオン(もみじS1着)、レッドベルジュール(デイリー杯2歳S1着)が該当する。

 よって、「競馬予想」で買うとしたら、この4頭のなかから、軸馬を選ぶ。しかし、先週の阪神ジュベナイルの教訓もあり、これをやったら、「馬券予想」にならない。

 

 そこで、今回、軸馬に指名するのは、マイネルグリットだ。なんと、この馬は、前走9着と、全出走馬のなかで前走最低着順馬である。このような馬が来るはずがない。競馬予想から言えば来てはいけない馬だ。ならば、買ってみるほかない。

 そう思っていたら、なんとサリオスと同じ3枠に入ってしまった。こうなると、本当に来ないだろう。競馬予想から絶対来てはいけない馬を買う。これが、馬券の買い方のもっともやるべき選択だ。

結論:3枠5番マイネルグリットから枠連、馬連、総流し。

 

 

 
G1予想[270]第71回 阪神ジュベナイルフィリーズ(2019年12月8日)

クラヴァシュドールから馬連2点!

 

 国会では野党による「桜を見る会」の追及が続いているが、見ているだけで憂鬱になる。こんなことにかまけるな、もっと重要なことがあるという批判があるが、それは当たらない。

 モラル、正義、公正が失われ、嘘をついてもいいということが容認されるなら、これ以上の社会崩壊はない。

 国会より、競馬のほうがはるかに「公正」だ。

 

 ウーマンズハートとリアアメリア。どちらも2連勝したうえ、勝ち方も強かったから、ここでは、人気を2分するだろう。この2頭対決というのが、大方の予想だ。

 しかし、リアアメリアの中内田厩舎は、もう1頭の期待馬クラヴァシュドールを出してきた。前走は、サウジアラビアロイヤルカップで2着。勝ったのは現時点で牡馬のナンバー1かナンバー2とされるサリオスで、レコード勝ちだから、この馬も相当な器だ。

 となると、リアアメリアよりも、こちらのほうが魅力がある。

 と、以上、ごく当たり前の予想をしてみた。本来、このような予想では馬券を買わないのだが、今回は、これで行ってみることにした。魔が差したとしか言いようがない。

 相手はもちろん、ウーマンズハードとリアアメリアの2頭だ。

 結論:クラヴァシュドールからウーマンズハードとリアアメリアの馬連2点。

 

 
G1予想[269]第20回 チャンピオンズC(2019年12月1日)
2019年 11月 28日(木曜日) 22:18

巨漢馬サトノティターンの一発

  香港の区会議員選挙で、民主派が圧勝した。452議席のうち、民主派が388議席で、親中派が59議席。まさに、圧勝だ。北京は頭を抱えているだろう。

 トランプがはたして署名するのかと気をもんだが、27日、「香港人権・民主主義法」についに署名し、同法は成立した。めでたし、めでたしだ。

 

 12月8日は、香港国際競走デーだが、これで一安心。

 自由都市・香港は、とにかく持ってほしい。この街がなくなったら、北京も困る(人民元の出口、共産党幹部の不正蓄財の温床)のだから、そう簡単には潰せない。2047年の正式返還までに、北京のほうが先に潰れてほしい。といっても、そのときまで私が生きているわけがない。

 

 さて、今週火曜日の「夕刊フジ」のコラムで、松井ちゃん(松井政就氏)も言っていたが、本当に、このわけのわからないレース名、なんとかならないものだろうか? チャンピオンCとは、いったいなんなのか? なんのチャンピオンを決めるのか? G1だというのに、これでは、なんのためにやるのかわからない。

 

 というわけで、勝手にチャンピオンにふさわしいということでサトノティターンを選んでみた。この馬、なにがチャンピオンかというと、馬体重。なんと、前走で580キロを記録している、まさに、現時点でJRA一の巨漢馬だ。しかも、名前はティターンだから、ギリシャ神話に登場する巨体を持つ神。英語だとタイタンで、日本語でもタイタンだ。タイタンの子孫がゼウスである。

 

 馬体重だけで馬券を買う。そんなことがあっていいのかと思うかもしれないが、あっていい。昔、オークスで一番馬体重が軽い馬を買おうと思い、380キロしかなかったカネヒムロを買ったら、本当に来てしまったことがある。

 ただ、タイタンといえば、強大なということで、今世紀初頭、世界最大の豪華客船が「タイタニック」と命名された。そして、処女航海で大西洋に沈んだ。

 この馬は気性が荒いので、あえなく沈む可能性が高い。ライアン・ムーアがどう乗るか見ものだ。

 結論:5枠9番サトノティターンから枠連、馬連、総流し。

 

 

 
G1予想[268]第39回 ジャパンカップ(2019年11月24日)
2019年 11月 18日(月曜日) 21:14

アッと驚くジナンボーの激走!

 

 創設から39年、史上初の「外国馬出走なし」のうえ、日本馬も低調で、史上最低のジャパンカップになった。いつか、そんな日が来るのではないかと思っていたが、本当にそうなってしまったことに、改めて驚いている。

 かつて、ジャパンカップと言えば、欧米のG1馬が続々と来たので、本当に華やいだ雰囲気があった。いまや、それも、大昔の話となってしまった。

 

 ジャパンCは「世界に通用する馬づくり」を目指し、1981年に創設された。第1回はアメリカから参戦したメアジードーツが圧勝し、日本馬と世界との実力差を見せつけた。

 日本馬は第4回(1984年)のカツラギエースが初勝利。翌年にも皇帝シンボリルドルフが勝利したが、世界との差はなかなか縮まらず、1986~1991年には外国馬が6連勝。1990年には、ニュージーランドのホーリックスがレコードでオグリキャップを破るなど、幾多のドラマを生んできた。

 

 そんななかで、私がいまでも忘れられないのは、1987年のジャパンカップ。この年は、凱旋門賞3着馬で、その年の欧州最強牝馬となったトリプティクが2回目の来日を果たした。そして、富士ステークスに出ると、なんと全馬を直線で交わして5馬身差の圧勝。異次元の走りに、誰もが驚いたものだ。

 そこで、私も勇んで取材に出かけた。

 

 当時は、外国馬関係者を招いて、水曜日に京王プラザホテルで歓迎パーティがあった。このとき、会場で、外国馬関係者に直撃するのが楽しみだった。トリプティクの調教師ビアンコーヌを見つけて、話を聞くと、「調子は万全。勝つために日本に来た」と自信満々。ならばと、私はトリプティクからしこたま馬券を買った。

 しかし、結果は4着。レース後茫然自失となって、しばらく口が聞けなかった。

 

 本当に時代は変わったと、いま、つくづく思う。

 やがて、日本の高速馬場を外国馬は嫌うようになり、日本馬のレベルも向上した。また、凱旋門賞、ブリダーズカップとの日程の競合、12月の香港国際競走の充実などがあって、この時期に一流馬が日本に来る意味がなくなった。

 そのため、招待しても来るのは2線級ばかりとなった。

 そして、2006年にデープインパクト勝つと、以後、昨年まで日本馬が13連勝。もはや、国際競走としての存在価値はなくなったのである。

 

 それなのに、今年のJRAのポスターは、いまだ「国際」感丸出しで、松坂桃李や土屋太鳳など出演タレント全員が「日本を代表して応援します!」と「日本頑張れ」ポーズで写っている。恥ずかしくて見ていられない。

 

 というわけで、以下が、日本馬だけとなった出走予定馬だ。

 

ウインテンダネス(田辺裕信)

エタリオウ(横山典弘)

カレンブーケドール(津村明秀)

ジナンボー(R.ムーア)

シュヴァルグラン(C.スミヨン)

スワーヴリチャード(O.マーフィー)

タイセイトレイル(M.デムーロ)

ダイワキャグニー(内田博幸)

ダンビュライト(松若風馬)

マカヒキ(武豊)

ムイトオブリガード(C.ルメール)

ユーキャンスマイル(岩田康誠)

ラヴズオンリーユー(未定) ※回避予定

ルックトゥワイス(L.デットーリ)

レイデオロ(W.ビュイック)

ワグネリアン(川田将雅)

 

 馬券を買うなら、このなかで、何頭か選ばなければならない。もちろん、実績やデータでは選ばない。

 選ぶ基準は、今年はジャパンカップに外国馬ゼロという1点だ。すなわち、そうなった今年にふさわしい馬はどれかということになる。

 となると、外国語馬名の馬はすべて切るので、残るのはエタリオウとジナンボーという日本語馬名の2頭だけになる。

 

 外国馬は来なくとも、欧州一流ジョッキーが集結した。デットゥーリもマーフィーもムーアもいる。しかし、国際競走だからといって、外国人ジョッキーを買うのは、なんかなあといった感じで、いただけない。それなら、日本人ジョッキー最年少の松若風馬(ダンビュライト)を買う方が、「外国馬ゼロ」のこのレースで買う馬券にふさわしいのではないだろうか。

 

「外国馬ゼロ」以外に、今年のジャパンカップは、別の話題もある。一つは、今年は、ジャパンカップではなく、「金子真人カップ」とも言えること。なにしろ4頭出しだ。ワグネリアン、ユーキャンスマイル、マカヒキ、ジナンボーの4頭が出る。

 そしてもう一つは、友道厩舎の4頭出しだ。こちらは、エタリオウ、シュヴァルグラン、マカヒキ、ワグネリアンの4頭だ。

 と、いろいろ考えてみて、たどりついたのは、やはり、ジナンボー。ジョッキーはムーアだが、その辺は大めに見て、外国馬ゼロのジャパンカップにもっとふさわしいと思えるのが、この馬だ。金子真人4頭出しのなかでも、もっとも人気がなさそうな点も好感が持てる。

 ジナンボーが、直線激走して1着ゴールインという、ありえないシーンが目に浮かぶ。

 結論:ジナンボーから枠連、馬連、総流し。

 

 
G1予想[267]第36回マイルCS(2019年11月17日)

マイルCSではない。ダノンCSだ!

  とうとうジャパンカップが、外国馬ゼロで、ジャパンカップではなくなった。なら、このマイルチャンピオンシップも、今回は「ダノンチャンピオンシップ」と呼んだほうがいいだろう。

 フツーに考えれば、どう転んでもこの2頭の決着になる。それで、今回ばかりはフツーにこの2頭の馬連1点のみ買ってみることにした。

 

 普段なら、こんなことは絶対やらない。20連敗しようと、30連敗しようと、競馬予想では馬券を買わないというのが、ポリシーだからだ。しかし、たまにはということもある。なぜか魔が差して、ほかの馬券を買う気がしなくなってしまった。

 国会で、季節外れの「桜」騒動が起こっているせいかもしれない。「ここぞ」とばかり攻める野党と、逃げ切りを目指す首相サイド。見ていて本当に見苦しい。

 しかし、今回ばかりは、首相は逃げきれないかもしれない。急遽「来年はやめる」としたことで、火に油を注いだからだ。

 

 はたして、ダノン2頭で決まるのか?

 経験則から言うと、ほぼ来ない。どちらかが飛ぶか、どちらも飛ぶというのが、競馬ではなく馬券とうものだからだ。さて、どうなるのか、見ものだ。

 結論:ダノンプレミアムとダノンキングリーの馬連1点。

 

 
G1予想[266]第44回 エリザベス女王杯(2019年11月10日)
2019年 11月 06日(水曜日) 14:45

英王室にちなんで馬連3-9と、4枠総流し

 

 野球の国際大会「第2回WBSCプレミア12」が開催中だが、スポーツ紙やテレビがいくら「世界一奪還」などと煽っても、まったく盛り上がらない。それも当然、アメリカはメジャーのルースター40人枠からは1人も出していないし、中南米はウィンターリーグがあるので、トップ選手を出していない。それなのに、「侍ジャパン」と台湾、韓国がプロの一線級をそろえている。つまり、はなから真剣勝負ではないので、「世界一」などといううたい文句は、まったくのマヤカシだ。

 しかし、それでもテレビ中継を見てしまうのだから、なんとも情けない。

 

 さて、エリザベス女王杯だが、毎年、エリザベス女王杯が来るたびに、エリザベス女王の年齢が気になる。1926年4月21日生まれだから、今年はなんと93歳。本当に元気なクイーンだ。

 93歳だから、馬連を買うとしたら、3-9である。来る来ないはどうでもよく、毎年、女王年齢馬券を買っているので、まず3-9を買う。

 

 続いて、英国王室のロイヤルカラーで買うことを過去に何度かやっているので、これも買う。ただ、ロイヤルカラーは「紫」(ロイヤル・パープル)なので、該当枠がない。で、もう一つのロイヤルカラーの青(ロイヤル・ブルー)、すなわち4枠から買う。今年は第44回なので、4枠は臭う。

  ちなみに、以下は、ここ10年の枠連の結果だが、4枠が来たのは2009年の1回だけだ。

 

2009年 4-6  4,590円

2010年 3-5    320円

2011年 1-8    440円

2012年 6-8    810円

2013年 2-8  1,790円

2014年 1-3    680円

2015年 6-8 1,470円

2016年 2-5    720円

2017年 2-3  4,020円

2018年 5-6  7,480円

 

結論:馬連3-9と、4枠総流し。

 
G1予想[265]第160回 天皇賞・秋(2019年10月27日)
2019年 10月 24日(木曜日) 15:42

岩田康成がユーキャンスマイルを追いまくる!

 

  10月22日(火)は国民の休日となり、新天皇の「即位の礼」が行われることになったが、パレード「祝賀御列(しゅくがおんれつ)の儀」は11月10日に延期された。台風19号の傷跡が、あまりに大きかったからだ。

 阪神淡路大震災、東日本大震災、集中豪雨や台風による災害などで、近年の日本はどんどん国力を失ってきた。また、このような天変地異がなくとも、経済衰退は止められず、いまや日本は「斜陽国家」になってしまった。

 「失われた30年」は、今後、40年、50年になろうとしている。となると、新天皇の前途は多難と言わざるをえない。新天皇は、本当に大変な時代に即位されたものだ。

 

 日本の斜陽化を象徴するかのように、「即位の礼」に参列する外国要人は、小物ばかりになった。大物クラスで来日するのは、フランスのサルコジ元大統領、トルコのエルドアン大統領、ミャンマーのアウンサン・スー・チー国家顧問、フィリピンのドゥテルテ大統領、スペインのフェリペ6世国王、オランダのウィレム国王夫妻など。

 中国からは王岐山国家副主席、韓国からは李洛淵首相と、どちらも形式的な使節しか来ない。ひどいのは、最大の同盟国アメリカで、当初、ペンス副大統領が参列する予定だったが、来日するのは、イーレン・チャオ運輸長官だ。英国からチャールズ皇太子が来なかったら、格好がつかなかったろう。もはや、日本は世界から相手にされていないのかもしれない。

 

 こうなると、天皇賞は、「相手にされていない」馬を買うほかないと考えた。アーモンドアイ、サートゥルナーリアなど、人気のG1馬以外の馬、「まさかこんな馬」がという馬のほうがいいと考えた。そこで、坂井琉星が乗る、せん馬のドレットノータス、4歳牝馬スカーレットカラー、忘却のダービー馬マカヒキなどから、スカーレットカラーを選んだ。

 としたら、なんと、スカーレットカラーはエリザベス女王杯に向かい、回避となった。

 

 そこで、考え方をまったく変えた。

 今回の天皇賞での注目は、豪華メンバーがそろうなかで、女王アーモンドアイと3歳チャンピオンのサートゥルナーリアの対決だ。これは、奇しくも同じクリストフをファーストネームに持つルメールとスミヨンの対決でもある。

 普通に考えれば、テン乗りのスミヨンが不利で、すでにアーモンドアイをお手馬にしているルメールのほうが有利だろう。

 しかも、スミヨンはベルギー人であり、その乗り方は荒っぽく、また喧嘩早い。日本では、かつてジャパンカップでブエナビスタに騎乗して勝ったが、ローズキングダムの走行を妨害したとして降着処分を受けている。その際、日本の判定方法に文句をつけ、大いに嫌われた。フランスでも香港でもトラブルを起こしていて、ルメールのような優等生騎手ではない。

 

 ということは、ベッティングプレーヤーとしては、スミヨンのほうを選ぶのが、正しい選択となる。ちなみに、スミヨンの父もルメールの父も障害競走のジョッキーだった。

 

 しかし、当然だが、ベッティングプレーヤーとしてさらに上を目指すなら、アーモンドアイもサートゥルナーリアも買ってはならない。ベッティングプレーヤーの目的は、馬券を的中させることだけにあるのではなく、いかにベッティングを楽しみ、収益を上げられるかだ。しかも、その収益とは、1回きりのベッティングで上げるのではなく、年間、数年間を通したうえのものだ。

 よって、1回のレースごとに、的中させようと必死に予想することは、そのレースを楽しめないばかりか、かえって精神的に疲弊する。

 

 というわけで、今回の結論は、2人のクリストフの対決を楽しみながら、G1馬以外の馬から、人気がない馬を選ぶことになる。

 そうして浮かび上がったのが、ユーキャンスマイルだ。鞍上は岩田康誠。ダービーでのディープブリランテの騎乗に見るように、彼は馬主に嫌われるほど、ものすごい追い方をする。

 東京の直線で、今回、スミヨンと同じく、追いまくるのは岩田しかいない。ルメールは華麗な騎乗でアーモンドアイを追ってくるだろうが、安田記念で届かなかったことを教訓として早めに追い出した場合、最後に差される可能性がある。

 

 

 結論:ユーキャンスマイルから、馬連で、アーモンドアイ 、サートゥルナーリア、アエロリットへの3点。

 
G1予想[264]第80回 菊花賞(2019年10月20日)
2019年 10月 18日(金曜日) 00:17

ヒシゲッコウから総流しで被災地支援 

 連日、台風19号の被災報道を見ていると、馬券を買う気がしなくなる。こんなときに競馬かと思う。しかし、馬券からの収益は国庫納付金となり、国の一般財源に繰り入れられ、そのうちの4分の3が畜産振興に、4分の1が社会福祉に活用される。つまり、被災地の復興資金に回るものもあるので、やはり馬券は買うべきだろう。そして、どんどん外すべきだ。

 

 というわけで、ほぼ勝つだろうと予想されるヴェロックスを外し、さらに、人気になると思われるニシノデイジー、ワールドプレミアも外す。

 買うのは、ヒシゲッコウ。

 

 近年の菊花賞馬で、私がもっとも印象に残っている馬といえば、ヒシミラクル。

 ヒシミラクルは、ダービー当日の中京の未勝利をやっと勝ち、その後、阪神で2連勝したが、神戸新聞杯で6着と惨敗したので、人気はまったくなかった。しかも、菊花賞は抽選での出走。ただし、鞍上は、私が惚れ込んでいた角田晃一だった。

 

 スタート直後、1番人気の武豊騎乗のノーリーズンが落馬して、場内は騒然。そんななか、角田は手綱をしごきにしごいて追い上げ、4コーナーで先頭に立つと、そのまま押し切った。2着にハナ差で追い込んだ、16番人気のファストタテヤマが入り、大波乱となった。

 

 今回、ヒシゲッコウは、ヒシミラクルの再来となる。ただ、不安点は、馬主が同じだが、ヒシミラクルが安馬だったのに比べ、ヒシゲッコウは、セレクトセールで5000万円以上の高値で取引されたうえ、兄がステルヴィオという良血馬だという点。しかも、鞍上はスミヨン。これでは、勝ってしまうかもしれないし、穴人気にもなりそうだ。

 ちなみに、菊花賞当日は、月齢カレンダーでは、下弦の月となっている。月光は十分ある。

 

 ともかく、できる限り人気にならないことを願って、この馬から総流しをしてみる。もちろん、5番人気以内になったら買わない。そのときは、シフルマンを買う。こちらも5番人気以下にならないと買わない。ヒシゲッコウ、シフルマンが人気になったら、ラグビーW杯でイングランドが優勝候補なので、最後はユニコーンライオンにする。

 

 結論:ヒシゲッコウから枠連、馬連、総流し。

 

 
G1予想[263]第24回 秋華賞(2019年10月13日)
2019年 10月 11日(金曜日) 12:19

ビーチサンバ軸に「音楽馬券」を!

 

  無敗のオークス馬ラヴズオンリーユーの回避で、混戦模様。といっても、クロノジェネシスがいちおうの中心馬となるだろう。桜花賞、オークスとも3着だったが、内容は勝ち馬に劣っていないからだ。

 と書いてみたが、はなから人気馬は買わない。来る確率が高いからだ。確率の低い馬を買う。あるいは、競馬とまったく関係のない要素で買う。これが、馬券の王道だ。

 

 ところで、台風19号が本当に気になる。心配なので、窓に養生テープを貼ったりした。状況次第では、秋華賞どころではないだろう。

 ちなみに、台風19号の名前は「ハギビス」、フィリピンが名付け、その意味は「素早い」だそうだ。

 そんなこともあって、今回の秋華賞は、馬の名前で買うことにした。

 

 最近、の馬主は牝馬の命名にはみな工夫を凝らしている。

 出馬表を見渡すと、まず、「音楽」関係の名前の馬がそろっていることに気づく。コントラチェック(ダンスステップの一種)、シングフォーユー(あなたのために歌う)、ビーチサンバ(ビーチで踊るサンバ)、フェアリーポルカ(4分の2拍子の軽快な舞踏)の4頭がそうだ。

 続いて「花」関係の名前の馬もそろっていることに気づく。カレンブーケドール(冠名+黄金の花束)、メイショウショウブ(冠名+菖蒲)、ローズテソーロ(バラ+冠名)の3頭だ。

 

 では、「音楽」と「花」とどちらを取ろうか? ここは秋華賞だから「花」を取るのが自然だ。しかし、あえて「音楽」のほうを取ることにした。 

 で、選んだのはビーチサンバ。秋のこの季節に、ビーチでのサンバは不自然。まあ、ポルカのほうが自然だろうが、あえてこうしてみるのもいいだろう。

 ビーチサンバが軸なら、総流しした場合の厚めは、当然、コントラチェック、シングフォーユー、フェアリーポルカの3点になる。これで、「音楽馬券」の完成だ。

 結論:4枠7番ビーチサンバを軸に、枠連、馬連総流し。厚めはントラチェック、シングフォーユー、フェアリーポルカ。

 

 
G1予想[262]第98回 凱旋門賞(2019年10月6日)
2019年 10月 03日(木曜日) 02:12

キセキが逃げ切りジャパンが2着!
「日本の奇跡」馬券は今回しか買えない

 

 世紀の番狂わせ、歴史的大波乱は、エネイブルのような鉄板の人気馬がいるときに起こる。混戦のときには起こらない。よって、今年は大波乱が起こる条件が整っている。

 しかし、それは条件が整っているというだけで、本当に大波乱が起こるかどうかはわからない。

 ただ、ラグービーでは、誰もがありえないと思ったことが起こった。アイルランドを日本が負かしたのだ。

 

 大本命エネイブルは、2017年の5月から2017年の5月からここまで12連勝している。まったく死角がないうえ、今年も絶好調。しかも、鞍上は天才デットーリ。勝てば、史上初の凱旋門賞3連覇となる。

 間違いなく、歴史的偉業を達成するだろう。

 

 しかし、馬券というのは、競馬予想とは関係なく買うものだ。要するに、どう買ってもいいのだ。鉄板の人気馬だろうと、まったくの人気薄の馬だろうと、好きなように買っていい。それなのに、大多数のベッティングプレーヤーは、競馬の予想から馬券を買っている。なぜか?

 的中させたいからだ。しかし、もう私は10年以上前から、的中させようと思って馬券を買わなくなった。よって、今回は、いとも簡単にエネイブルを外せる。なんにも悩まない。

 

 では、どの馬を買うか? まったく人気がなく、逃げるしかない日本のキセキに決まっている。本来なら、日本馬は買わないのだが、今回は買う。

 なぜなら、キセキは、その名前からして、そのために生まれてきたような馬だからだ。しかも、前哨戦のフォア賞で、あっけなく3着に敗れている。となる、勝てば奇跡だ。つまり、キセキが奇跡を起こさないのならどの馬が起こすというのだろうか?

 キセキが逃げ切り、エネイブルが届かない。エネイブルの代わりに2着に突っ込んでくるのはジャパン。つまり、「日本の奇跡」という、世界が驚く瞬間がやって来る。

 

 結論:キセキの単勝、複勝と、ジャパンへの馬単、馬連の4点。

 
G1予想[261]第53回スプリンターズS(2019年9月29日)
2019年 9月 29日(日曜日) 03:33

タワーオブロンドンが飛び、ディアンドルが来る 

 なんと、ラグビーW杯で日本が世界ランク2位のアイルランドに勝ってしまった。日本のオッズは単勝150〜250倍、プールA1位通過単勝15.0倍だから、歴史的番狂わせだ。マッチベットも圧倒的にアイルランドだから、ブックメーカーも欧州のベッティングプレーヤーたちも、大損だろう。

 

 というわけで、ここはタワーオブロンドンが1番人気になりそうだが、来ない。ラグビー発祥の地・英国は、いまや、波乱の輸出国になってしまった。ブレグジットで3年も混迷しているが、はたして合意なき離脱はあるのか?

 ボリス・ジョンソンは元ロンドン市長だけに、タワーオブロンドンは包まれて届かないだろう。

 

 台風15号の被害がいまだに続く千葉県。森田健作の無能、バカ知事ぶりが明らかになったが、そんな千葉県の中山競馬場でこの秋最初のG1が行われるのだから、ラグビーに続いて大波乱は必至だ。

 

 よって、ここは3歳牝馬ディアンドルとイベリスを買う。ディアンドルは、ここまで新馬2着後5連勝、前走の北九州記念で2着とほぼ完璧な成績。こういう馬は、G1になると、ほとんどが飛ぶ。来ない傾向が強いので、買わないではすまされない。もう1頭、同じ3市牝馬で気になるのがアレスバローズと2頭出しをする角田晃一厩舎のイベリス。このように、G1に2頭出しすると、まず両方とも来ない。よって、イベリスを厚めに。

 

結論:5枠9番ディアンドルから、枠連、馬連総流し。厚めは、8枠15番イベリスの枠連5-8、馬連9-15。

 

 
G1予想[260]第60回 宝塚記念(2019年6月23日)
2019年 6月 21日(金曜日) 07:57

エタリオウは見放されたときにやって来る

 

 今年の梅雨は「カラ梅雨」なのか? 関東甲信越地方が梅雨入りしたと発表された6月7日から、雨が降った日もあったが、このところ晴れた日が続いている。近畿地方は、まだ梅雨入りが発表されていない。

 宝塚記念というと、気になるのはやはり天気。梅雨の雨のなか、泥んこ馬場で大穴が出たこともあったからだ。

 で、日曜日の大阪の天気予報を見ると、曇りで雨は降りそうもない。なら、良馬場かと思うが、じつはそんなことはどうでもいい。

 競馬予想と買う馬券はまったく違うのが、私のスタンスだからだ。

 

 競馬予想では、良馬場なら、1番人気になりそうなレイデオロ、おそらく2番人気で逃げそうなキセキで固そうに思える。よって、この2頭は軸にしない。

 軸にするのは、エタリオウ。

「最強の1勝馬」と言われてきたこの馬は、前走の天皇賞(春)で、勝ったフィエールマンから6馬身以上も離されての4着に終わっている。そのため、堅実派の看板を降ろさざるをえなくなった。

 デムーロの乗り方も批判されたが、多くの競馬ファンは、これでこの馬を「もうないな」と、見放すにちがいない。

 しかし、馬券プレーヤーは競馬ファンが見放した馬を買う。もとより、的中など望んでいない。ただ、見放された馬が来るという、逆説にかけたみたいだけだ。

 結論:3枠3番エタリオウから馬連、枠連、総流し。
 
More Articles...
  • G1予想[259]第68回 安田記念(2019年6月2日)
  • G1予想[258]第85回 日本ダービー(2019年5月26日)
  • G1予想[257]第79回 オークス(2019年5月19日)
  • G1予想[256]第14回 ヴィクトリアマイル(2019年5月12日)
  • G1予想[255]第24回 NHKマイルカップ&ケンタッキーダービー(2019年5月5日)
  • G1予想[254]第158回 天皇賞・春(2019年4月28日)
  • NEWS●G1予想はメルマガのfoomii「驚天動地馬券」でも公開中です!
  • G1予想[253]第79回 皐月賞(2019年4月14日)
  • G1予想[252]第79回 桜花賞(2019年4月7日)
  • G1予想[251]第63回 大阪杯(2019年3月31日)
  • G1予想[250]第24回ドバイWC(2019年3月30日)
  • G1予想[249]第49回高松宮記念(2019年3月24日)
  • G1予想[248]第35回 フェブラリーS(2019年2月17日)
  • G1予想[247]第35回 ホープフルS(2018年12月28日)
  • G1予想[246]第63回 有馬記念(2018年12月23日)
  • G1予想[245]第69回 朝日杯FS(2018年12月16日)
  • G1予想[244]第70回 阪神ジュビナイルF(2018年12月9日)
  • G1予想[243]香港国際競走(2018年12月9日)
  • G1予想[242]第19回 チャンピオンズC(2018年12月2日)
  • G1予想[241]第37回 ジャパンカップ(2018年11月25日)
  • G1予想[240]第35回 マイルチャンピオンS(2018年11月18日)
  • G1予想[239]第43回 エリザベス女王杯(2018年11月11日)
  • G1予想[238]第158回 天皇賞・秋(2018年10月28日)
  • G1予想[237]第79回 菊花賞(2018年10月21日)
  • G1予想[236]第23回 秋華賞(2018年10月14日)
  • G1予想[235]第97回凱旋門賞(2018年10月7日)
  • G1予想[234]第52回スプリンターズS(2018年9月30日)
  • G1予想[233]第59回宝塚記念(2018年6月24日)
  • G1予想[232]第68回 安田記念(2018年6月3日)
  • G1予想[231]第85回日本ダービー(2018年5月27日)
<< 最初 < 前 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 次 > 最後 >>

ページ 3 の 10

Ads on: Special HTML

Ads on: Special HTML

Ads on: Special HTML

Ads on: Special HTML

Ads on: Special HTML

Ads on: Special HTML
山田順プライベートサイト, supported by tanken.com, advertized by sanhaku.com

© JUN YAMADA All Rights Reserved.