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Horse Race(競馬G1予想/随時更新)

 ここでは、JRAのG1レースの予想記事を掲載しています。記事は、G1のある週の金曜日までに書き、アップしています。

 ただし、この予想記事は、当てるという目的で書いていないので、ほかのどんな予想記事とも中身が違います。

 また、予想コラムだけではなく、そのときどきの競馬に関するエッセイもここに、アップしています。

 

 

 



G1予想[200]第12回ヴィクトリアマイル(2017年5月14日)
2017年 5月 11日(木曜日) 21:51
ミッキークイーンからクイーン馬流し

 

 この馬券の写真は、私の知人が送ってきたもの。先週のNHKマイルカップの的中馬券だ。見ての通り、1万7290円ついた馬連14-16を的中させている。知人はこれを5万円購入していたので、払い戻しは864万5000円だった。

 ただ、この知人は数百億円の資産を持つパーマネントトラベラー。的中額などどうでもいい人間。自慢したいのは、たまに日本に帰ってきたとき、このような万馬券をたった2点で取ったことだ。13番人気のリエロテソーロから1番人気カラクレナイ、2番人気アエロリットに流して、たった2点買っただけで的中している。これはすごい。

 

 高配当馬券を、小点数で取ることが馬券プレーヤーの理想だろう。多くの人間は、低配当馬券を多点数で取っている。これは、絵に描いたような「地獄への道」だ。

 

 今回の1番人気馬=本命=ミッキークイーンに、「不安説」が囁かれている。今年のG1は荒れてばかりいるので、人気馬が信用できなくなっているのだろう。

 しかも、ここは牝馬限定G1。さらに、過去に何度も大穴が飛び出している。ミッキークイーン不安説は、次の2点。

(1)過去11回の1番人気は【3.3.0.5】で現在3連敗中。今年はミッキークイーン。

(2)前哨戦の阪神牝馬S勝ち馬の成績は、【1.0.0.9】で勝ったのはエイジアンウインズ1頭だけ。2006年ラインクラフト、2014年スマートレイアーは、1番人気に支持されてここで不発に終わっている。

 

 ここまで不安視されるなら、逆に買うのが鉄則だ。では、相手をどうするか? これはじつに簡単、クイーン流し。 

 ここには、ミッキークイーン以外にクイーンを名前の中に持つ馬が2頭出ている。

 結論:ミッキークイーンから、フロンティアクイーン、クィーンズリングへ馬連2点

 
G1予想[199]第22回NHKマイルカップ(2017年5月7日)
2017年 5月 04日(木曜日) 00:35
前走1着馬ディバインコードの差し切り期待

 

 5月に入って、つくられた朝鮮半島危機はやっと落ち着いてきた。じつは情勢はなにも変わっていないのに、金髪・トランプがわめき、それにカリアゲ・金正恩が応じただけ。チキンレースといっても、本質は“出来レース”であることが、多くの国民にやっとわかってきたようだ。

 ただし、この間、トランプもカリアゲも支持率が上がり、おまけに安倍内閣まで支持率が上がってしまった。どこの国でも、一般大衆は“世論操作”に弱い。ばかばかしくて見ていられなかった。

 とくにこの半月あまり、危機を煽り、官邸の広報マンと化したジャーナリストたちの醜い姿を見るのはつらかった。解説がトンチンカンなうえ、言っていることが明らかに政府擁護だ。

 「4月15日までに核実験=戦争勃発確率95%。森本学園なんてやっている場合じゃない」と言った人間がいたが、恥ずかしくないのだろうか?

 

 いまや、反政府的な発言をすると、税金をたっぷり投入されたリサーチ会社、マーケティング会社、広告代理店などによってマークされる仕組みが完成している。彼らは、ウエブ記事、ブログ、掲示板、コメント欄などを常に監視し、政権に都合の悪いことが書かれていた場合、スタッフを使って書き込みをさせ、炎上までもっていく。

 こうして、政府がどんな失政を繰り返そうと、支持率は50%を超えるようになっている。

 もっともタチが悪いのがマスメディアで、政権不祥事を追及する気はまったくない。森友問題にしても、昔なら完全にアウトにもかかわらず、それが政権を支える“愛国、保守”の内部抗争だから、放置している。

 

 正義が捻じ曲げられる社会。嘘がまかり通る社会は恐ろしい。いまの日本は右にも左にも正義はなく、どちらも徹底して嘘つきだ。メディアの責任は本当に大きい。

 重賞レースの多くに、メディアの冠名がついている。このNHKマイルカップは、その代表的なレースだ。昔は単に「NHK杯」と言った。しかも、ここを使ってダービーというのが王道路線だった。あのハイセイコーもカブラヤオーをここを勝った。1970年代、私が20代の頃。本当に素晴らしい時代だった。

 しかし、NHK杯は、阪神神戸大震災があった1995年に終わってしまった。

 

 3歳馬のマイルG1となったNHKマイルカップだが、ここ数年、勝ち馬のグレードが落ちている。とくに今年は、桜花賞、皐月賞の残念会の様相を呈している。人気になっているのは、残念皐月賞組のアウトライアーズ、トラスト、プラチナヴォイス、残念桜花賞組のアエロリット、カラクレナイ、ミスエルテ。これにトライアルのニュージーランドT組、別路線組が加わり、大混戦である。

 こういうときは、長年にわたって馬券を外してきた「経験知」から見て、もっとも単純な買い方をすべきだ。「前走1着馬買い」だ。ここでは、現時点(枠順未定時点)でそんな馬は、4頭しかいない。

  ニシノアップルパイ(500万下1着)

 ディバインコード(橘ステークス1着)

 ジョーストリクトリ(NZT1着)

 オールザゴー(マーガレットS1着)

 

 このうち、ニシノアップルパイは賞金順位から出走は不可能なので外す。となると、まずは、残り3頭の単勝と3頭の馬連全組み合わせを買うことにする。

 次に、この3頭のなかから、軸としてディバインコードを選んだ。その理由は、馬名が「神聖な暗号」ということと、この馬が当歳のとき、ものすごく評判がよかったからだ。

 ディバインコードは、父はマツリダゴッホ、母は2009年アネモネSを勝ち桜花賞とオークスに出走したツーデイズノーチス。新ひだか・岡田スタッドの生産馬で、「ノルマンディオーナーズクラブ」の一口馬主馬。募集時、岡田牧雄氏が「絶対走る」と豪語したという。

→ノルマンディオーナーズクラブ

http://www2.normandyoc.com/horse/detail.aspx?umacd=2014002http://www2.normandyoc.com/horse/detail.aspx?umacd=2014002

 

 ただ、調子がよく調教もいいので、案外、かなりの人気を集めそうだ。しかも、こんな記事がある。【NHKマイルC】ディバインコード7戦馬券外なし(サンケイスポーツ 5/3(水) 9:12配信)。

 この記事によると、ディバインコードは7戦して【3・2・2・0】と安定感抜群とし、栗田博調教師は「前走は直線でごちゃついたけど、脚があったから馬群を突いて伸びてこられた。今までとひと味違う競馬をしてくれたね。少しずつ馬も成長して丈夫になってきた」と言っている。自信があるようだ。

 結論:ディバインコード、ジョーストリクトリ、オールザゴーの単勝と馬連全組み合わせ。ディバインコードから馬連、および枠連総流し。

 
G1予想[198]第143回ケンタッキーダービー(2017年5月6日)
2017年 5月 04日(木曜日) 00:32
オールウェイズドリーミングがクラシックエンパイアを撃破

 

 日本馬、UAEダービー2着のエピカリスは出走せず、3冠最終戦のベルモントS(6月10日・ベルモントパーク、ダート2400m)に挑戦することになった。

 今回のケンタッキーダービー、最大の課題は、前哨戦アーカンソーダービーを勝ったクラシックエンパイアClassic Empireを買うかどうかだ。

 昨年の2歳時はBCを勝ち、北米最優秀2歳牡馬に選出された。しかも、チャーチルダウンズは2戦2勝だ。これまで落馬したホープフルSと休み明けの前々走ホリーブルS以外はすべて勝っている。

 近年のケンタッキーダービーを見ると、いずれも2歳時からダービー候補1番手とされた馬がすべて勝っている。去年は、7戦無敗だったナイキストNyquist、1昨年は3冠馬アメリカンファラオAmerican Pharoah、3年前はカリフォルニアクロームCalifornia Chromeだ。となると、今年もまた、クラシックエンパイアの可能性は大だ。

 

 これでは書くまでもないが、この馬を勝ってはいけないのは明白だ。競馬予想では本命でも、馬券予想では1ミリもプッシュする要素はない。

 なんといっても、今年は新大統領就任の年。しかも、その大統領が史上最低の“オレさま男”トランプと来ている。アメリカの民主主義を踏みにじり、アメリカの根幹「リバティliberty&ジャスティスJustice」などどうでもいいという男だ。

 アメリカが帝国化しないためにも、クラシックエンパイアは買えない。

Always Dreaming 5-1

Classic Empire 6-1

Gunnevera 6-1

Irish War Cry 7-1

McCraken 10-1

Gormley 12-1

Hence 12-1

Girvin 15-1

Tapwrit 18-1

Battle of Midway 20-1

Lookin at Lee 20-1

Practical Joke 20-1

(2017 Kentucky Derby: Odds, post positions)

http://www.app.com/story/sports/horses/2017/05/03/2017-kentucky-derby-odds-post-positions/101225926/

 

 そこで、やはりもっともアメリカらしい名前の馬、フロリダダービーを5馬身差で快勝したオールウェイズドリーミングAlways Dreamingを指名する。残念なのは、この馬がクラシックエンパイアを抜いて1番人気になりそうなことだ。上記したオッズ(app.com)ではそうなっている。

 相手は、サンタアニタダービーを勝ったゴームリーGormley、同じくサンタアニタダービーで逃げて僅差2着に粘ったバトルオブミッドウェイBattle of Midway 、ダート3戦全勝のルイジアナダービーの勝ち馬ガーヴィンGirvin、アケダクトのウッドメモリアルSの勝ち馬アイリッシュウォークライIrish War Cry、UAEダービーの勝ち馬サンダースノーThunder Snowなどが挙げられるが、この中で、戦争関連馬名のバトルオブミッドウェイ、アイリッシュウォークライの2頭を筆頭とする。

 オールウェイズドリーミングとバトルオブミッドウェイが来て、トランプを撃破してほしい。

 結論:オールウェイズドリーミングの単、オールウェイズドリーミングからの連単、相手バトルオブミッドウェイ、アイリッシュウォークライを本線、ゴームリー、ガーヴィン、サンダースノー押さえ。

 
G1予想[197]第155回天皇賞・春(2017年4月30日)
2017年 4月 24日(月曜日) 01:21

 キタサンは惨敗、サトノも来ない。アルバートを指名

 

 キタサンブラック(武豊)、サトノダイヤモンド(C・ルメール)が人気を分け合い、ほぼこの2頭で決まりと言われている。となると、昨年の有馬記念が、ここで再現されるということになる。つまり、ゴール前、逃げ込みを図るキタサンをサトノが追い詰める。そして、ゴールという絵に描いたような決着だ。

 はたしてそんなことがまた起こるのだろうか?

 

 競馬と馬券は違う。

 競馬予想と馬券予想はまったくの別物だ。

 とすると、馬券上では、今回はキタサンブラックが生涯初の惨敗を喫して馬券圏内から消え、サトノダイヤモンドも同じ道をたどらなければならない。キタサンかサトノのどちらかを外して馬券を買うということは、ちょっと年季を積んだプレーヤーなら誰でもやることだ。

 よって、2頭とも来てはいけない。

 そしてさらに、今回、もっとも魅力的な馬シャケトラから買うことも、典型的な穴狙いプレーヤーならみなすることだ。よって、この馬も買ってはいけない。

 

 とうわけで、今回、買うのはアルバート。

 最近、私はテレビでほぼ毎日、『大草原の小さな家』(FOXクラシック)を見ている。また、それに合わせて原作本も福音館版の第1巻から4巻までを読み返している。

 テレビの方は、現在、シーズン5まで来ていて、本の方は『シルバー・レイクの岸辺で』まで読み終わった。もっともアメリカ的、そしてアメリカ人の心の原点とされる『大草原の小さな家』だが、何度見ても、何度読み返しても、ローラの成長物語とインガルス一家の家族愛は胸にジーンとくる。

 

 さて、テレビドラマでは原作では登場しないキャラクターがたくさん登場している。その筆頭が、シーズン5から登場したインガルス家の養子となるアルバートだ。

 アルバートは孤児で、ウノティカの町でチャールズに気に入られて引き取られ、ウォルナットグローブでインガルス一家と暮らすことになった。つまり、ローラに弟ができたのだ。

 

 

 アルバートは、去年の天皇賞(春)では鞍上にルメールを迎え、6番人気で出走した。着順は6着。勝ったキタサンブラックからは3馬身半ほど話され、0.5秒差で入線している。今年はどうなるだろうか?

 昨年はキタサンの2着にカレンミロテックが来るという低レベルのレースだったが、今年はそうはいかない。近年にない豪華メンバーがそろった。

 おそらく、昨年以下の着順になるのは間違いないだろう。よって、この馬を買う。

 結論:アルバートから馬連総流し。アルバートが入った枠から枠連総流し。

 

 
G1予想[196]第77回皐月賞(2017年4月16日)
2017年 4月 13日(木曜日) 23:05
いいかげんいしろ、トランプ!いいかげんにしろ、カリアゲ!

で、アメリカズカップ!

 

  今回の皐月賞は、牝馬のファンディーナの参戦で、様相が一変した。顔がひきつっているのが「専門家」と称される人々。先週の桜花賞で鉄板の1番人気、ソウルスターリングが飛んだことが頭からはなれない。今回もまた、ファンディーナが飛んだらどうしようと考えている。

 2週連続で、鉄板牝馬をアタマにして、それが来なかったら専門家の沽券にかかわる。どうしたらいいんだろう?

 といっても、そんなことは馬券プレーヤーに関係ない。勝ち馬を当てることと、馬券を買うことはまったく違うことだから、思ったまま買えばいい。そこで、ここは、アメリカズカップ。競馬にヨットレースを買うのはおかしいが、第3艦隊のカールビンソンCSGを派遣したことだし、この馬でいいのではないか?

  

 US Navy 030816-N-7267C-001 The nuclear-powered aircraft carrier USS Carl Vinson (CVN 70) sails in the South China Sea From Wikimedia Commons

 トランプ“オレさま大統領”は、ついに世界を荒らし出した。毒ガスにやられた幼い子供たちの画像を見て頭に血が上り、シリアにトマホーク59発を打ち込んだ。娘イヴァンカに、「パパやって」と言われなかったら、やっていたかどうか? バノンは「アメリカ第一主義に反する」と反対して、NSC(国家安全保障会議)をクビになった。

 こうなると、どうしてもアメリカを買いたくなってしまう。北朝鮮の“カリアゲ小僧”を脅かしてみても、うるものなんてなにもない。北のミサイルなんて、ただの花火で、いまのところたいした脅威でもない。だから、中国はほったらかして「火遊び」を続けさせている。

 それなのに、カールビンソンは北に向かうことになった。せっかく、楽しいイースターだったのに、乗組員たちのブーイングが聞こえてくる。

  

 トランプよ、そんな短気にならず、カリアゲにもう少しやらせてみたらどうだろうか。アメリカは超大国ではないのか? 毎日、ニュースを見て、「いいかげんいしろ!トランプ!」「いいかげんにしろ!カリアゲ!」と叫ぶ日々が続いている。

 こんな情けないアメリカを見るのは、これまでなかった。もしかして、アメリカズカップで鉄板なのではないだろうか?

 結論:6枠12番アメリカズカップから馬連総流し。6枠から枠連総流し。

 
G1予想[195]第77回桜花賞(2017年4月9日)
2017年 4月 06日(木曜日) 02:49
ミスパンテールの単勝勝負

 

  同じフランケル産駒の2頭、ソウルスターリングとミスエルテ。昨年暮れまでは、この2頭で決まりと言われたが、ミスエルテは朝日杯に出て4着となり、人気を落としてしまった。一方のソウルスターリングは前走のチューリップ賞を圧勝して4戦無敗となったため、ダントツの1番人気で出走する。

 というわけで、ここでソウルスターリングを買うわけにはいかない。ダントツの1番人気を買うというのは、競馬でもっともやっていけない禁じ手だからだ。

 しかも、ソウルは魂のソウルで、韓国のソウルではないが、最近の韓国の凋落ぶりから、本当に買えない。

 私の場合、競馬予想と馬券予想は別物である。競馬予想なら、ここはソウルスターリングだろうが、馬券予想は違う。なぜなら、馬券予想では、勝つと思う馬より負けると思う馬を買わなければいけないからだ。

 馬券というのは、勝つと思う馬を買うと思っている人がいるのが信じられない。ゲーミングの知識があれば、これがもっとも負ける方法である。

 

 では、今回は、なにを買うのか?

 簡単である。前走のチューリップ賞でソウルスターリングの2着に来たミスパンテールだ。前走の2着は、新馬以来の休み明け。そこで、もしかしたら相当の大物かもしれないと言われている。しかし、たった3戦目で桜花賞を勝った馬はいない。まず間違いなく来ない。

 また、馬主はアート引越しセンター創業者の寺田千代乃氏。まったく馬運に恵まれていない馬主である。残念ながら、これまで重賞を勝ったのは、2007年のマーメイドSのディアチャンスだけ。

 というわけで、ミスエルテは未知の魅力で穴人気になり、終わってみれば、「やっぱりね」という馬である。つまり、間違いなく「来ない馬」である。

 そこで、買うのはもちろん単勝。それのみだ。ただ、それだけではあまりにも寂しいので、同じ「ミス」がつくミスエルテとの「ミス・ミス馬券」も買ってみる。

 結論:ミスパンテールの単勝。ミスパンテールとミスエルテの馬連1点。

 
G1予想[194]第61回大阪杯(2017年4月2日)
2017年 3月 29日(水曜日) 01:57
ミッキーロケットで鉄板!

 

   今日、久しぶりに松井政就、田畑良彦の2人と会って、居酒屋で一献を傾けながら、競馬談義をした。サッカーW杯予選の「日本vsタイ」戦の中継が放映中とあって、店内は歓声が上がってうるさかったが、たまにはこういうのもいい。ともかく、勝手なことを言い合った。

 やはり、稀勢の里の逆転優勝の余韻が残るのか、松井予想はサトノクラウンが本命だった。

 この予想は、今日の「夕刊フジ」の彼のコラムに詳細に書かれているが、要点は次の通り。

 

【稀勢の里の奇跡の優勝に湧いた大相撲大阪場所の直後だけに、大阪杯を買う際、稀勢の里抜きには当たらないだろう。ならば買うべきはサトノクラウン。何しろ名前が“里のクラウン”なのである。稀勢の里優勝にこれほど花を添える名前もないではないか。というわけで、里のクラウン単勝が勝負馬券。

 さらに、連勝馬券の相手には、「変更重賞の法則」から、6枠7枠と、アンビシャスとキタサンブラック。重賞レースはたまに格や開催時期が変更になるが、そんな場合、2年にまたがり、橋渡しとなるような馬や出目が存在する。

 たとえば朝日杯FSの開催場所が中山から阪神に移った際、中山での最後の年は枠連③6、阪神での初回は枠連1③というように枠が連動した。ほかに、古馬重賞では馬が連動する場合もある。よって、昨年1、2着馬アンビシャスとキタサンブラックと、枠では6枠7枠に注意。サトノから6.7枠、サトノから2頭への各2点勝負】

 

 では、私の予想はというと、まず間違いなく1番人気になるキタサンブラックを蹴る。なぜか?

 それは、昨年の年度代表馬が、こんな新設G1に出なければならないのか、大いに不満だからだ。本来なら、海外遠征していていい。それが、日本最強馬の役割だ。

 有馬記念2着後、キタサン陣営は、大阪杯とドバイ遠征の両睨みできたという。しかし、選んだのは、結局、去年と同じ、大阪杯から始動し、その後は天皇賞・春、宝塚記念へ向かうという路線。

 冗談ではない。ドバイで、北島三郎オンステージをやってほしかった。北島さんは高齢のため、ドバイまで行く元気がなかったのか? 心配だ。ともかく蹴る。

 

 稀勢の里でサトノクラウンなら、やはりミッキーアイルしかない。ここでは足りないと思われているところがいいが、もっと、強力な理由がある。それは、森友学園ドラマの主演が、「アッキー」ということだ。いまやアッキーは「家庭内爆弾」から「国会内爆弾」になった。威力はG1クラスを軽く超えている。

 つまり、ミッキーロケット→アッキーロケットなのである。

 結論:ミッキーロケット(アッキーロケット)から馬連総流し。

 
G1予想[193]第47回高松宮記念(2017年3月26日)
2017年 3月 24日(金曜日) 15:01

6枠12番メラグラーナの激走!

 

 森友学園問題が炸裂している。籠池理事長の国会での証人喚問があり、はっきりしたことが1つだけある。籠池理事長か明恵夫人のどちらかが嘘つきだということだ。

 どちらが嘘つきか証明されるのだろうか? もし、されなかったら、この国はおかしい。もし、籠池元理事長が嘘つきならば、偽証罪である。もし、明恵夫人が嘘つきなら、安倍内閣は崩壊だ。どっちでもない結果が出るなら、国民に取って最悪である。国会は全力を挙げてこのことを明らかにする義務がある。

 なぜ、6枠12番メラグラーナを指名するのか?

 森友学園は子供達に「教育勅語」を教えている。教育勅語には、天皇を中心とした国家の中で、日本人が守るべき道徳が書かれている。いわゆる「徳育教育」だ。では、その徳育はいくつあるのか? 「12の徳育」とされるように「12」である。「孝行」「友愛」「夫婦の和」「朋友の信」「謙遜」「博愛」「修学習業」「智能啓発」「徳器成就」「公益世務」「遵法」「義勇」だ。

 となると、12番の馬メラグラーナしかない。

 いまも教育勅語の威力が十分なのか、このG1で、どうしても試さなくてはならない。

 結論:6枠12番メラグラーナから枠連、馬連総流し。

 
G1予想[192]ドバイワールドカップ(2017年3月25日)
2017年 3月 20日(月曜日) 22:26
   6つのG1と3つのG2が行われる。以下、いちおう全レースを検討してみた。ただし、JRAが馬券を発売するのは、日本馬が出走するドバイワールドカップ、ドバイシーマクラシック、ドバイターフの3レースだけ。UAEダービー、ゴドルフィンマイルなどにも出走馬がいるが、こちらは発売なしだ。なお、ここでのオッズは主にウィリアムヒルのものを使った。

 

■ドバイゴールデンシャヒーン(G1)ダート1200m

 前哨戦、3月4日マハブアルシマール(G3)ダート1200mで7着に敗れた日本馬ディオスコリダーはブービー人気でオッズ51.0倍。完全に圏外だろう。

 ただし、この前哨戦を勝ったモラウィジは13.0倍で6番人気になっている。1番人気はBCスプリント2着の米国馬マインドユアビスケッツで4.0倍。前走はガルフストリームパーク・スプリントS1500m(G3)2着。前前走はマリブS1400m(G1)1着で、そのときの2着がゴドルフィンマイルで1番人気になっているシャープアステカだ。

 

上位人気は次の通り。

マインドユアビスケッツ:4.00

セントジョーベイ:4.50

クールカウボーイ:9.00

インペリアルヒント:9.00

レイナルドザウィザード:9.00

モラウィジ:13.00

ムアラブ:13.00

ダンドネル:17.00

ノットリスニントゥーミー:17.00

 狙いは前哨戦のマハブアルシマール2着のクールカウボーイ9.0倍だろう。この馬はメイダン競馬場専用馬で、もう10戦ほどメイダンで走り、堅実に着に来ている。また香港のスプリント馬ノットリスニントゥーミー17.0倍も、人気がなく狙い目だ。

 

■アルクオーツスプリント(G1)芝直線1200m

 上位人気は次の通り。

アーティジャール:3.00

リマト:3.50

ジャングルキャット:8.00

バカラ:11.00

アメイジングキッド:11.00

ファイナルヴェンチャー:21.00

 1番人気の地元馬アーティジャール(Ertijaal)はメイダン競馬場の芝直線1000m戦は、このところ6戦5勝2着1回である。2番人気のリマトは英国馬で昨年のBCマイル1600mは6着に負けたが、欧州の短距離G1では好成績を残している。BCマイル前のフォレ賞(G1)は1着だ。この2頭の一騎打ちにならないとは思うが、どうか? 伏兵は多い。

 

■UAEダービー(G2)ダート1900m※発走時刻:日本時間25日22時45分

  G2だが、ケンタッキーダービーへ向けたポイント指定競走に指定されているレース。日本からは、エピカリス、アディラートの2頭が出る。エピカリスはデビューからダートで4連勝。3戦目の北海道2歳優駿では2着に2秒4の大差をつけて優勝している。それが評価されたのか、なんと2番人気で7.0倍。一方のアディラートは、10番人気で34.0倍だ。

 1番人気は地元UAE馬のサンダースノーで、2.37倍。昨年10月の仏2歳クリテリウム国際(G1)を制し、2月のUAE2000ギニーも優勝。馬主ゴドルフィン、騎手スミヨン。鉄板の1番人気となっている。

   以下、上位人気オッズ。(このオッズは「sportsbet.com」)

サンダースノー:2.37

マスタープラン:6.50

エピカリス:7.00

ランカスターボマー:8.00

ファウリー:9.00

スピリットオブバロー:11.00

コスモチャリー:13.00

 ただ、UAEダービーは荒れる傾向が強いので、ここはオッズ41.0倍の2頭、ビージャージー(Bee Jersey)、ヒーランズアウェイ(He Runs Away)が狙い目である。もちろん、日本馬エピカリスも買える。

 

■ドバイゴールドカップ(G2)芝3200m

上位人気のオッズは次の通り。

ヴァジラバド:3.00

ビューティフルロマンス:6.00

ビッグオレンジ:8.00

ハートブレークシティー:9.00

クエストフォーモア:9.00

シェイクザイェドロード:11.00

キングフィッシャー:15.00

 ここは、5番人気のアイルランド調教馬クエストフォーモア(Quest For More )が狙い目だ。昨年10月のブリティッシュチャンピオンズ・ロングディスタンスカップ(G2)3600mの2着以来の休み明けだが、スタミナは十分、昨年のシャンティイのカドラン賞(G1)芝4100mの勝ち馬だ。

 1番人気のフランス調教馬ヴァジラバドは、欧州きっての長距離馬で、去年のこのレースの勝ち馬だ。ただ、前哨戦ナドアルシバトロフィー芝2810m(G3)では2着だった。2番人気ゴドルフィンの英国調教馬ビューティフルロマンスは、休み明けで、前哨戦ナドアルシバトロフィーでヴァジラバドを破って勝っている。

 

■ゴドルフィンマイル(G2)ダート1600m

  カフジテイクが出走する。昨年秋から力をつけ根岸Sで重賞初Vを果たしたが、フェブラリーSは3着に終わった。追い込み馬だけに、届かない可能性が強い。オッズは11.0倍で4番人気だ。

 1番人気の米国馬シャープアステカは、サンタアニタのマリブS1400m(G1)2着後、ガルフストリームパーク・ハンディキャップ1600m(G2)を勝っての参戦だ。しかし、2番人気のノースアメリカ(North America)の方が魅力的。英国生まれなのにこの名前で、デビュー後なんと6連敗、1年間休んでドバイに来ると、ダートでいきなり8馬身差勝ち。その後2連勝して、2月のメイダンのG3ファイアーブレイクステークス(ダート1600m)で、重賞初挑戦で7馬身差の逃げ切り勝ち。ここも全力で逃げるだろう。ここから勝負だ。

 なお、このオッズは「sportsbet.com」のもの 

シャープアステカ: 2.75

ノースアメリカ : 3.00

ヘビーメタル : 7.00

カフジテイク : 11.00         

ギフテッドマスター : 11.00

ルバーナディン :17.00      

セカンドサマー : 17.00

ストルマーダル: 21.00

イライジャ : 26.00

ロス : 34.00

トリプルナイン : 34.00

ファイッツジェラルド : 41.00

   

■ドバイターフ(G1)/芝1800m ※発走時刻:日本時間26日0時30分

 リアルスティール、ヴィブロスが出走する。リアルスティールは9.0倍で4番人気。ヴィブロスは17.0倍で7番人気。1番人気はフランス馬ザラクで3.5倍。2番人気は地元UAE馬リブチェスター4.0倍。

  ここは抜けた馬がいないので、展開次第。なにを買ってもいいレースと言える。もっとも抜けた馬を買っても意味はないが。

ザラク:3.50

リブチェスター:4.00

ムタカイエフ:5.00

リアルスティール:9.00

デコレイテッドナイト:11.00

フォークスウッド:15.00

ヴィブロス:17.00

プロミシングラン:21.00

ヴェリースペシャル:26.00 

  1番人気のフランスの4歳馬ザラクは、母が7戦無敗で凱旋門賞を制した2008年の欧州年度代表馬ザルカヴァ、父はジャックルマロワ賞、アイリッシュ2000ギニーなどG1を3勝したドバウィという超良血馬。昨年のフランスダービー(G1)2着、今年2月の前哨戦ドバイミレニアムS(G3)で重賞初勝利を挙げている。

  2番人気の地元馬リブチェスターは、昨年のジャックルマロワ賞(G1)を制し、クイーンエリザベス2世S(G1)で2着、サセックスS(G1)3着と、欧州の主要マイルG1で好走を続けてきた。

 ただ、この2頭を買うなら、3月5日の前哨戦メイダンのG1ジュベルハッタ(芝1800m)を勝ったデコレイテッドナイト(Decorated Knight)を買う方がいいかもしれない。前走ウインターダービートライアルS(G外)に続き3連勝でG1初制覇だから勢いがある。

 

■ドバイシーマクラシック(G1)/芝2410m ※発走時刻:日本時間26日1時05分

 サウンズオブアース1頭のみ出走。13.0倍で6番人気。8頭立てだから、オッズ的には通用していない。なぜなら、強敵ばかりなので、日本でのG1勝ちがなく、昨年のJC2着では無理と思われているからだ。

 しかし、3番人気の2015年の愛ダービー馬ジャックホブスよりは強いだろう。しかも、この馬は昨年のチャンピオンS(G1)3着以来の休み明けだ。

 ただし、1、2番人気は、本当に強い。

 1番人気のポストポンドは3.0倍で、2番人気のハイランドリールは5.0倍だが、このオッズはおかしい。両馬とも絶好調なら2倍程度になるはずだ。

 去年のこのレースでドゥラメンテを負かしたポストポンドは、1番人気に支持された凱旋門賞芝2400m(G1)こそ5着に敗れたが、ここまでG1通算4勝している。ただ、今年の初戦となったシーマクラシックの前哨戦、3月4日のドバイシティオブゴールド芝2410m(G2)で、プライズマネー(ここでの4番人気)のまさかの2着。クビ差負けだが、これが嫌われた。

 2番人気、昨秋の凱旋門賞芝2400m(G1)2着でブリーダーズカップ・ターフ芝2400m(G1)1着馬ハイランドリールは、香港ヴァーズ芝2400m(G1)でサトノクラウンに負けて以来の競馬。これも嫌われたようだ。

 ただし、こういうときは得てして2頭とも来るものだ。

 ポストポンド:3.50

 ハイランドリール:5.00

 ジャックホブス:6.00

 プライズマネー:7.00

 エモーションレス:13.00

 サウンズオブアース:13.00

 ショパン:17.00

 ディランマウス:21.00

 

■ドバイワールドカップ/ダート2000m *発走時刻:日本時間26日1時45分

 日本馬はアウォーディー(武豊)、アポロケンタッキー(C・ルメール)、ゴールドドリーム(J・モレイラ)、ラニの4頭が参戦するが、可能性があるのはゴールドドリームだろう。41.0倍12番人気と日本馬の中ではラニを除く最低評価だが、今年のフェブラリーSを勝って勢いがある。

以下、出走予定馬のオッズ。 

アロゲート 1.40

ムブタヒージ 8.00

ホッパーチュニティ 11.00

ガンライナー 11.00

シークレットウェポン 17.00

ボルシア・ドルトムント 21.00

アポロケンタッキー 26.00

マーケットラリー 26.00

スペシャルファイター 26.00

ロングリバー 34.00

セカンドサマー 34.00

アウォーディー 41.00

フリアクルザダ 41.00

ゴールドドリーム 41.00

ムーブアップ 51.00

ラニ 51.00

 1番人気の米国馬アロゲート(Arrogate)は、なんと1.4倍。デビューが遅れたため3冠には出走しなかったが、デビュー戦で3着に敗れただけで、現在6連勝中の通算7戦6勝。昨秋のBCクラシック、ダート2000m(G1)では、最強馬カリフォルニアクロームを一騎打ちの末に撃破。2016年度のNo.1ホースとなった。そして、今年初戦のペガサスワールドカップ、ダート1800m(G1)でも、カリフォルニアクロームが9着に沈む中、2着馬に4馬身以上の大差で楽勝。ここでは、負ける要素が見当たらない。

 2番人気のムブタヒージは昨年の2着馬、3番人気のガンランナーはケンタッキーダービー、ダート2000m(G1)3着馬、4番人気のホッパーチュニティは昨年の3着馬とうわけで、人気通りの決着が予想されている。

 この4頭に、日本馬、昨年のJBCクラシックの勝ち馬アウォーディー、東京大賞典の勝ち馬アポロケンタッキーと前記したたゴールドドリームがどこまで通用するかだが、ほぼ無理だろう。買うなら、前哨戦のアルマクトゥームチャレンジラウンド3、ダート2000m(G1)を勝った地元馬ロングリバーかもしれない。この馬は不思議なことに人気がない。7歳馬のせいだろうかか。なお、このレースでラニは6着惨敗している。

 
G1予想[191]第回34フェブラリーステークス(2017年2月19日)
2017年 2月 15日(水曜日) 14:41

フェブラリーの「2」枠総流し

 誰もがやっているような「予想の仕方」というのは、だいたい、こういうことではないだろうか。

  週明けの月曜日、今週開催のレースを確認する。そうして、過去のレースを振り返り、過去データを読み、そのなかから参考にすべきことを選ぶ。たとえば、このレースは荒れないとか、1番人気は過去10年で7回も来ているとかだ。

 さらに、レースのファクター、たとえば小回りで先行馬有利、いや追い込み有利などを確認する。もちろん、この段階で出走予定馬もチェックしているので、有力馬はある程度絞り込まれる。

 こうして、レースのおよそのイメージができあがる。

 

 1週間が始まると、レース当日までに、有力馬、騎手、厩舎などの動向を、メディアで注視していくことになる。そうか、この馬は一番時計を出すのだから調子はいいのかなど、日々、情報は更新されていく。

 こうしたことと並行して、記者や評論家などの事前予想もくまなく読む。また、競馬仲間と居酒屋などで、今回はなにを買うなどと競馬談義に花を咲かせる。この段階で、なにを買うかが、ほぼ決まってくる。

 

 こうしてレース当日。

 すでにほぼ買う馬券は決まっているので、最後に気になるのが、天候や馬場状態。そして、日本独特の馬体重の発表だ。パドックで馬の仕上がりのチェックも忘れない。

 もちろん、スポーツ紙や競馬新聞の予想、テレビ番組での専門家、タレントの予想なども気にする。ともかく、レース前までに、キメ細かい準備と情報集取、膨大な時間が費やされる。しかし、馬券を買うのは一瞬だ。 

 窓口か券売機でマークシートを出すだけ。競馬場に行かなければ、PCのキーボードを叩くだけだ。

 

 しかし、馬券は当たらない。多くの場合、カスリもしない。すべては無駄だったのだ。レース後の虚脱感と言ったら、たとえようがない。

 自分はいったい、なにをしてきたのか?自分で自分を責めて、しばらく立ち上がれない。

 要するに、こうして仕入れた情報はすべて間違っており、馬券を外すために存在している。馬券プレーヤーを間違った方向に導く洗脳だったのである。

 

【フェブラリーステークス・過去の優勝馬(1997年以降)】

1997年 シンコウウインディ

1998年 グルメフロンティア

1999年 メイセイオペラ

2000年 ウイングアロー

2001年 ノボトゥルー

2002年 アグネスデジタル

2003年 ゴールドアリュール

※中山開催

2004年 アドマイヤドン

2005年 メイショウボーラー

2006年 カネヒキリ

2007年 サンライズバッカス(前走)平安ステークス 2着

2008年 ヴァーミリアン(前走)川崎記念 取消

2009年 サクセスブロッケン(前走)川崎記念 3着

2010年 エスポワールシチー(前走)ジャパンカップダート 1着※阪神

2011年 トランセンド(前走)ジャパンカップダート 1着※阪神

2012年 テスタマッタ(前走)根岸ステークス 3着

2013年 グレープブランデー前走)東海ステークス 1着

2014年 コパノリッキー(前走)フェアウルS 9着

2015年 コパノリッキー(前走)東海ステークス 1着

2016年 モーニン(前走)根岸ステークス 1着

 

【主な参考データ】

■1998年のグルメフロンティア以来関東馬は勝っていない

■東京ダ1600m長い直線を乗り切るスタミナと底力が必要

■外枠有利、内枠不利の傾向

■優勝しているのは4~6歳まで。7歳以上では最高2着まで

■5歳以上馬は前走で重賞3着以内が必須条件

■4歳で勝った3頭は全て3歳時にダート重賞Vの実績

■1人気は[5-0-2-3]、勝率50.0%、複勝率70.0%

■1~5番人気は[7-8-7-28]、複勝率44.0%

■ダートG1実績:連対13頭がダートG1の勝ち馬で、残る7頭中4頭には同3着以内の実績があった。例外の3頭はいずれも4歳で、うち2頭はダートG1初出走

■コース実績:勝ち馬9頭を含む連対14頭に東京ダートでV歴。残る6頭にはダートの左回りで重賞勝ちか、G13着以内の実績

■ダート初出走がフェブラリーS組では、G1になった1997年以降15頭いるが、2001年のトゥザヴィクトリーの3着が最高

■牝馬は2000年ゴールドティアラの2着が最高。

 

【下馬評のまとめ:人気予想】

 有力馬が多く、混戦模様。

 1番人気は予想しづらいが、前走の根岸Sを後方一気で快勝したカフジテイクになりそうだ。マイル戦も武蔵野Sの3着があり、特に問題はないので、押し出されての1番人気ならこの馬だろう。ただし、チャンピオンSは末脚届かず4着だった。

 昨年の覇者モーニンは、近走はいまいち。先行してスピードで押し切れるかどうかは、今回手綱を取るライアン・ムーア騎手にかかっている。昨年の2着馬であるノンコノユメも人気になるだろう。

 コパノリッキーは3連覇を目指した昨年のこのレースで7着、近走から終わったという感があるが、鞍上に武豊を戻して一発がある。サウンドトゥルーは、今年初戦の川崎記念で2着と、直線で追い込むも逃げたオールブラッシュを捕らえられなかった点が気がかり。

 さらに、チャンピオンズCで3着のアスカノロマン、芝路線から挑戦のデニムアンドルビーも、一部で人気を集めるだろう。また、チャンピオンステークスは12着と惨敗したが、それまで堅実な強い4歳世代のゴールドドリームも人気になる可能性がある。

 

【馬券:なにを買うか?】

 いま放映されているJRAのCMが、本当に清々しい。冬の朝の澄んだ空気が流れる競馬場に、土屋太鳳、松坂桃李、柳楽優弥、高畑充希の4人の競馬初心者の若者が集合するところから始まる、ストーリー仕立てのCMである。

 見ていて、20代の頃、自分も何度もこんな競馬場の朝を経験したなあと思った。その時の空気感が蘇る。

 ただし、私の場合、こんな男女4人などというシチュエーションだったことなど1度もない。

 

 CMの最後にこんな会話がある。

「フェブラリーってなんだっけ?」

「図書館?」

 というわけで、買うのは「2」枠。フェブラリーは図書館ではなく「2月」だからだ。

 結論:「2」枠から枠連総流し。 

 
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