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Horse Race(競馬G1予想/随時更新)

 ここでは、JRAのG1レースの予想記事を掲載しています。記事は、G1のある週の金曜日までに書き、アップしています。

 ただし、この予想記事は、当てるという目的で書いていないので、ほかのどんな予想記事とも中身が違います。

 また、予想コラムだけではなく、そのときどきの競馬に関するエッセイもここに、アップしています。

 

 

 



G1予想[339]第47回 エリザベス女王杯(2022年11 月 13日)
2022年 11月 12日(土曜日) 19:22

坂井瑠星スタニングローズから総流し

  最近、本当に悔やまれるニュースが2つある。1つはブリダーズカップBCクラシックを6戦無敗で圧勝したフライトラインが、あっさりと引退して種牡馬入りしてしまったこと。

 近年、こんな強い馬は見たことがないので、もっと走ってほしかった。なにしろ、昨年4月にデビュー、未勝利戦では2着に13馬身1/4差の圧勝し、その後、3連勝でG1制覇。今年初戦のメトロポリタンハンデキャップは6馬身差、続くパシフィッククラシックで今年のドバイワールドカップを制したカントリーグラマーに19馬身1/4差。BCクラシックでは8馬身1/4差で圧勝したのだ。来年のドバイに出れば、鉄板の本命で、何馬身差で勝つだろかと思っていたのに、もう見られなくなった。 

 もう1つは、凱旋門賞馬を勝ったアルビニスタが、JC参戦を表明して、来日直前だったのに故障が判明し、引退してしまったことだ。あの重い馬場の凱旋門賞を勝った5歳牝馬は、東京の硬く軽い馬場でも通用すると思ったが、その走りはもう見られない。 

 というわけで、エリザベス女王杯。今年は、あのエリザベス女王が死去してしまったので、そのことで、特別な意味合い持つと考えて馬券を買うとしたら、死去年齢96歳から、馬連6-9となる。馬は、ホウオウエミーズとウインキートス。2頭とも人気薄である。となると、買わなければならない。

 で、いちおう、馬連6-9を買う。 

  秋華賞を買ったとき©️テレビ東京

 なお、いまや自動的に坂井瑠星を買うことになっていいるので、なにも考えずに軸馬は坂井瑠星スタニングローズ、馬連総流しだ、厚めはエリザベス女王追悼で6ホウオウエミーズと9ウインキートス。それに、坂井瑠星の次に自動的に買う松山弘平4デアリングタクト。

 結論:5枠10番、坂井瑠星スタニングローズから枠連、馬連総流し。
 
G1予想[338]第166 回 天皇賞・秋 (2022年 10月30 日)
2022年 10月 27日(木曜日) 03:04

3歳馬3頭の3連複1点にしてみた

 先週の菊花賞は、贔屓の2人の騎手、松山弘平と坂井瑠星の2人とも騎乗していたので、どちらにするかと迷ったが、やはり人気(しかも1番人気)になった松山ガイアフォースにして、完璧に外した。

 1番人気を買うほど愚かなことはないが、つい松山だけに買ってしまった。

 さて、そんな反省のなかで迎える天皇賞だが、どうやら3歳馬イクイノックスが1番人気になりそうだ。今回、3歳馬はイクイノックスをはじとして、ジオグリフ、ダノンベルーガの3頭出ていて、いずれもダービーからの直行組。

 データ的には、3歳世代はここ15年で18頭が挑戦して勝ったのは昨年のエフフォーリアだけというので不利とされるが、4歳以上の古馬に、これといった強い馬がいない。

 それに、ここまでの3歳世代の成績を見ていると、例年以上に強い。

 よって、皐月賞2着、ダービー2着で、連対率100%のイクイノックスが1番人気になるのは、当然と思える。

 となると、まともな予想でまともに買うなら、やはりイクイノックス流しとなると、それででは、1番人気など買わない、データなどどうでもいい、理由とは言えない理由で買うという私のフォームに反する。

 そこで、ならばと、3歳馬3頭なのだから、まとめてこの3頭の3連複1点のみを買うという結論に達した。シャフリヤールとジャックドールが、古馬では抜けているので来る可能性がある。しかし、そんなことは無視。3歳馬祭りとうことにしたい。

 結論:3歳馬イクイノックス、ジオグリフ、ダノンベルーガ、3頭の3連複1点。 
 
G1予想[337]第83回 菊花賞(2022年10月23日)
2022年 10月 20日(木曜日) 17:45

1番人気でも松山弘平ガイアフォース

 とうとう、円は「心理的節目」とされる1ドル=150円をつけた。東京外為市場で、先ほど午後4時40分ごろ、1990年8月以来およそ32年ぶりの円安水準を更新した。

 このまま円安がさらに進めば、日本経済は底なしの泥沼になる。しかし、それを防ぐ手立てはない。結局、バカな政治家を何十年にわたって選び続けた国民が悪いのだが、いまさら、そんなことを言っても始まらない。

 そんななか迎える第83回菊花賞。先ほど、枠順発表があり、それを受けて、「SPAIA」(Yahoo!ニュース)は、次のような記事を掲載した。

《2022年10月22日に阪神競馬場で行われる菊花賞の枠順が確定した。皐月賞5着、日本ダービー3着の実績があるアスクビクターモアは7枠14番、セントライト記念を勝ったガイアフォースは1枠1番に入った。

 過去10年の阪神芝3000mでは12レース中、7・8枠が7勝と好成績。ただしこのほとんどが荒れ馬場、少頭数になりやすい阪神大賞典のデータであり、鵜呑みにしていいかは微妙なところ。京都時代を含めた菊花賞の過去10年は馬番1~5番が8勝を挙げており、昨年タイトルホルダーも2枠3番からの逃げ切りだった。経済コースを回れる内枠が無難だろう。》

 というわけで、1番人気はガイアフォース、2番人気はアスクビクターモアになるのは、間違いない。なんのことはない、セントライト記念で1着、2着馬の再戦というわけだ。例年なら、神戸新聞杯を快勝したジャスティンパレスが1番人気になるだろうが、春の不振があって信用できず、3番人気になりそうだ。

 でなにを買うかだが、ここは1番人気でもガイアフォースだ。理由は、松山弘平が乗るから。松山弘平と坂井瑠星は自動的に買うことになっている。先週の秋華賞は、坂井瑠星が快勝した。よって、今週は松山で、本線は7枠15番、14番アスクビクターモアのとなりの坂井瑠星ポッドボレットだ。

 結論:1枠1番ガイアフォースから、馬連、枠連、総流し。
 
G1予想[336]第27 回 秋華賞(2022年10月16日)
2022年 10月 14日(金曜日) 18:38

坂井瑠星スタニングローズが勝つ!

 まずは、「ネット 競馬」の枠順確定のニュースを引用する。

 《16日に阪神競馬場で行われる、第27回秋華賞(3歳・牝・GI・芝2000m・1着賞金1億1000万円)の枠順が14日確定した。  桜花賞、オークスの覇者スターズオンアース(牝3、美浦・高柳瑞樹厩舎)は5枠9番からのスタートとなった。  

 

 また、前哨戦の紫苑Sを制したオークス2着馬スタニングローズ(牝3、栗東・高野友和厩舎)は4枠7番、オークス3着以来のナミュール(牝3、栗東・高野友和厩舎)は4枠8番に入った。

 

 その他、ローズSの覇者アートハウス(牝3、栗東・中内田充正厩舎)は5枠10番、桜花賞2着馬ウォーターナビレラ(牝3、栗東・武幸四郎厩舎)は6枠12番、クイーンC勝ち馬プレサージュリフト(牝3、美浦・木村哲也厩舎)は8枠16番となっている。発走は15時40分。枠順は以下の通り。 ( )内は性齢、騎手・調教師

1-1   ウインエクレール(牝3、松岡正海・畠山吉宏)

1-2   ライラック(牝3、M.デムーロ・相沢郁)

2-3 タガノフィナーレ(牝3、鮫島克駿・中村直也)

2-4 ラブパイロー(牝3、酒井学・大和田成)

3-5 ストーリア(牝3、松山弘平・杉山晴紀)

3-6 メモリーレゾン(牝3、古川吉洋・長谷川浩大)

4-7 スタニングローズ(牝3、坂井瑠星・高野友和)

4-8 ナミュール(牝3、横山武史・高野友和)

5-9 スターズオンアース(牝3、C.ルメール・高柳瑞樹)

5-10 アートハウス(牝3、川田将雅・中内田充正)

6-11 エグランタイン(牝3、池添謙一・笹田和秀)

6-12 ウォーターナビレラ(牝3、武豊・武幸四郎)

7-13 エリカヴィータ(牝3、福永祐一・国枝栄)

7-14 ブライトオンベイス(牝3、秋山真一郎・清水久詞) 8-15 サウンドビバーチェ(牝3、岩田望来・高柳大輔)

8-16 プレサージュリフト(牝3、戸崎圭太・木村哲也)

 ※出馬表・成績・オッズ等は主催者発表のものと照合してください。》

 

 というわけで、桜花賞、オークスの覇者、2冠馬スターズオンアースの3冠がなるかというのが、今回の秋華賞の最大の注目である。ただし、骨折明けのぶっつけのため、人気は集中しない。オークス2、3着馬も健在だし、ローズSの覇者アートハウスも人気を集める。

 で、なにを買うかだが、こういうときはきわめてシンプル。不安があるスターズオンアースをやめ、オークス2着で紫苑Sを制した坂井瑠星スタニングローズから2点。1点は松山弘平ストーリア、2点目はオークス3着のミュールだ。

 最近は、予想ほど虚しいものはないと達観しだしだしので、シンプルな買い方に徹している。

 で、なにも考えないと、馬などどうでもよく、坂井瑠星か松山弘平を買う。だから、今回はまずそれを買い、スターズオンアースが来ないならオークスの2,3着が繰り上がるとした。これこそ、まさにシンプル・イズ・ベストだろう。

結論:4枠7番スタニングローズから3枠5番ストーリア、4枠8番ナミュールへ馬連5-7、7-8  枠連3-4、4-4の計4点。
 
G1予想[335]第 56回 スプリンターズS&凱旋門賞(2022年10月2日)
2022年 10月 01日(土曜日) 02:09

スプリンターズSはウインマーベル

凱旋門賞はオネスト

 

 何度も台風が来て、知らず知らずのうちに秋になってしまった。ただ、今日も気温は高く、まだ夏の延長のような陽気だった。近年は、地球温暖化のせいだろう、夏は9月いっぱいまで続くようになった。

 地球温暖化をいまだに「陰謀論」として、信じない人々が日本には多い。しかし、どう見ても気候変動は毎年、激化している。いずれ、競馬も温暖化の影響を受けるようになるだろう。

 

[第 56回 スプリンターズS] 

 今年も快速自慢の16頭が顔をそろえたが、本命は4歳牝馬のメイケイエールのようだ。重賞を連勝して、狙いすました出走だけに、1本被りになるかもしれない。

 2番人気は、シュネルマイスター。昨年のNHKマイルCでマイラーとしては最上位の実績を持つが、初の1200ということで、メイケイエールのほうを取る予想家が多い。

 しかし、来るならシュネルマイスターで、メイケイエールは飛ぶだろう。

 とはいえ、この2頭のどちらも買わないのが、私のバッティングの鉄則。今回、買うのは、おそらく惨敗するはずの3歳牝馬ウインマーベル。葵ステークスの勝ち馬で、ここまで1200戦は【3-2-3-0】と安定度抜群だから、穴人気にはなるだろう。鞍上は、あの松山弘平だ。

 しかし、父はアイルハヴアナザーで、芝のスピードレースで来るとは思えない。よって、ここはウインマーベルから総流し。

 結論:ウインマーベルから馬連総流し。

 

[凱旋門賞] 

 いつからか、凱旋門賞を勝つことが日本の競馬界の彼岸になってしまった。どう考えても、凱旋門賞が世界最高のレースとは思えないが、どうしても勝ちたいらしい。

 そのため、今回、日本かタイトルホルダー、ドウデュース、ステイフーリッシュ、ディープボンドの4頭が出走する。

 このなかで、評価1番手は、タイトルホルダーである。日本発売馬券は、タイトルホルダーが1番人気になり、軸馬になるだろう。

 以下、凱旋門賞の出走馬一覧を示す。左からゲート番・馬名・性齢・騎手(馬番)の順。負担斤量は3歳牡馬が56.5kg、4歳以上の牡馬は59.5kg、4歳以上の牝馬は58.0kgとなる。

【1】メンドシーノ 牡4 R.ピーヒュレク(10)

【2】ヴァデニ 牡3 C.スミヨン(15)

【3】ドウデュース 牡3 武豊(19)

【4】アルハキーム 牡3 C.デムーロ(16)

【5】ディープボンド 牡5 川田将雅(6)

【6】アルピニスタ 牝5 L.モリス(14)

【7】ウエストオーバー 牡3 R.ホーンビー(18)

【8】ルクセンブルク 牡3 R.ムーア(20)

【9】グランドグローリー 牝6 M.ギュイヨン(13)

【10】タイトルホルダー 牡4 横山和生11)

【11】オネスト 牡3 S.パスキエ(17)

【12】アレンカー 牡4 T.マーカンド(5)

【13】バブルギフト 牡4 O.ペリエ(12)

【14】ブルーム 牡6 W.ローダン(7)

【15】シリウェイ 牡4 M.バルザローナ(4)

【16】モスターダフ 牡4 J.クローリー(9)

【17】ミシュリフ 牡5 W.ビュイック(1)

【18】トルカータータッソ 牡5 L.デットーリ(2)

【19】マレオーストラリス 牡5 B.ムルザバエフ(3)

【20】ステイフーリッシュ 牡7 C.ルメール(8)

 

 向こうのブックメーカーのサイトをざっと見ると、1番人気はルクセンブルクで、4.5倍前後。2番人気がアルピニスタで、5.5~6.0倍といったところ。

 まったくの混戦で、3番手以下は、昨年の覇者トルカータータッソが7.0~8.5倍前後、タイトルホルダーが8.5~9.0倍、今年の仏ダービー覇者ヴァデニが9.0倍前後、愛ダービー馬ウエストオーバーが10.0~11.0倍となっている。

 ちなみに、ドウデュースh21.0~34.0倍、ディープボンドは51.0~81.0倍、ステイフーリッシュは67.0~101.0倍だ。

 

 よって、これらの上位人気馬はすべて蹴って、3歳馬のなかでもっとも人気のないオネストを買う。なんといっても人生は、正直に生きるのがいちばん。いまの世界、本当にウソつきだらけだから、正直者を買うほかないだろう。

「正直者が馬鹿をみる」ということわざがあるが、こうなったら、世も末だ。

 結論:オネストから馬連総流し。

 
G1予想[334]第63 回 宝塚記念(2022年6月26日)
2022年 6月 23日(木曜日) 21:34

エフフォーリアの単勝1点

 

 1 、2番人気は、おそらくファン投票の順位どおりになるだろう。1番人気は、天皇賞・春の覇者タイトルホルダー(牡4)、2番人気は昨年のJRA年度代表馬のエフフォーリア(牡4)。ディープボンド、パンパラッサ、オーソリティ、デアリングタクトなど、多彩なメンバーがそろったが、この2頭が馬券の中心になるのは間違いない。

 

 といっても、私の場合、そんなことと関係なく、馬券を買う。そもそも馬券と、競馬の予想はまったく関係ないものと考えているので、ほとんど人気馬は買わない。

 しかし、今回はいつもと考えを変えて、2番人気になるはずのエフフォーリアを買うことにした。それも単勝だけ。

 

 というのは、まともならエフフォーリアで絶対のレースだからだ。前走、大阪杯でダントツの1番人気9着惨敗がなかったら、この馬は世代No.1であるばかりか、全世代を通してNo.1の地位を確立していたはずだ。

 それが、あの理由がわからない敗戦で、買うのをためらうプレーヤーが続出している。これは、経済行動学から言うと、まさに、理論どおりの行動だ。

 行動経済学では、人間は合理的な行動を取らないことになっている。人の経済行動を決めているのは、「損得勘定」より「損出回避」というのが、行動経済学の基本理論である。つまり、儲けることより損をしないことを優先する。それが、人間の経済行動で、これは馬券買いにも当てはまる。

 

 よって、馬券購入でも、「損出回避」が優先される。タイトルホルダーとエフフォーリアを比べて、もう一度負けるのではないかという心理からエフフォーリアをやめ、前回、圧勝しているタイトルホルダーを選んでしまうのだ。その結果、エフフォーリアは2番人気に落ちたと考えられる。

 よく、馬券購入で、「抑え」というのがあるが、これはまさに「損出回避」心理がなせる業だ。本来、そんなことをする必要はない。

 よって、結論はエフフォーリアの単勝1点のみ。来るか来ないか、丁半博打がギャンブルの原点だ。

 結論:エフフォーリアの単勝1点勝負。

 
G1予想[333]第72 回 安田記念(2022年6月5日)
2022年 5月 31日(火曜日) 18:16

たった1頭の3歳馬セリフォスを指名する!

 

 今年のメンバーは、かなり豪華。以下が出走予定馬のなかから、フルゲート18頭が出走する。

 

優先出走馬

ソウルラッシュ(浜中俊)

賞金上位馬

イルーシヴパンサー(田辺裕信)

ヴァンドギャルド(岩田望来)

エアロロノア(幸英明)

カテドラル(戸崎圭太)

カフェファラオ(福永祐一)

カラテ(菅原明良)

サリオス(D.レーン)

シュネルマイスター(C.ルメール)

セリフォス(藤岡佑介)

ソングライン(池添謙一)

ダイアトニック(岩田康誠)

ダノンザキッド(川田将雅)

ナランフレグ(丸田恭介)

ファインルージュ(未定)

ホウオウアマゾン(坂井瑠星)

レシステンシア(横山武史)

ロータスランド(M.デムーロ)

除外対象馬

タイムトゥヘヴン(大野拓弥)

ジャスティンカフェ(横山典弘)

ワールドウインズ(未定)

  下馬評を見ると、1番手はシュネルマイスター(4歳牡)になるのは確実。昨年は3歳馬として挑戦し、0.1秒差の3着に健闘している。秋は毎日王冠を勝ち、マイルチャンピオンCSで2着。この実績から、今年の初戦ドバイターフでは1番人気になったが、8着と初めて惨敗。

 これをどう見るかだが、単なる気まぐれの軍然、問題なし。今回は大丈夫と見る向きが多い。

 よって、この馬を真っ先に外す。

 

 2番手以下は、どうなるかわからない。おそらく、強力な上がり馬2頭、4連勝で東京新聞杯を勝ったイルーシヴパンサー(4歳牡)と、3連勝で前哨戦のマイラーズカップを制したソウルラッシュ(4歳牡)が続くのではないだろうか。

 よって、この2頭も外す。

 

 こうして行き着いたのが、昨年のシュネルマイスターと同じく、3歳の身でここに挑戦するセリフォス(3歳牡)だ。

 全出走馬のなかで、3歳馬はこの馬だけなうえ、前走着順が4着なのもこの馬だけだ。

 

 ただ、問題がある。それは、今年の3歳馬のレベルが高そうなので、もしかしたら勝ってしまう可能性があることだ。なにしろ、昨年の朝日杯では、ダービー馬になったドウデュースの1/2馬身差の2着している。もしかしたら、世代トップクラスの可能性がある。

  結論:セリフォスから枠連、馬連、総流し。

 

 ©️netkeiba.com

 
G1予想[332]第89回 日本ダービー(2022年5月29日)
2022年 5月 27日(金曜日) 12:07

逃げ馬デシエルトで「そのまんまコール」を!

 

 G1予想をこのHPにアップしているのは、そのときどき、なにを思っていたかを記録するため。もとより、予想そのものも馬券を当てるためにやっているわけではないので、これは当然。

 あとで読み返して、ああ、あのときは------と思うことで、月日の流れ、時代の流れを感じる。

 そこで、2015年のダービー予想を見ると、次のように書いていた。

■

 

キタサンブラックから社台グループ以外の生産馬に馬連総流し

 

 ダービーの週は、毎年、競馬予想で盛り上がる。今年も、何人かの専門家(新聞、専門紙)と話し、馬券仲間とも話した。その結果、今回のダービーが「3強ダービー」であることがはっきりしてきた。

 ドゥラメンテ、リアルスティール、サトノクラウンの3頭だ。これに、青葉賞を勝ったレーヴミストラルが続く。なので「3強+1」とも言える。誰もが「これで決まりでしょう」と口をそろえた。

 しかし、本当にそうだろうか?

 

 残念ながら、私もそう思う。この「3強+1」の決着でほぼ鉄板だと思う。

 ただし、この「3強+1」で本当に決まると、今回のダービーはダービーではなくなる。「ノーザンファーム運動会」になる。なぜなら、「3強+1」はいずれもノーザンファームの生産馬だからだ。世代の頂点に立つ馬が、全部同じ牧場で生産されるなんて、まあ、仕方ないとは言えるが、じつにつまらない。

 じつは、この4頭以外にもノーザンファーム生産馬、社台グループ生産馬は何頭もいて、出走馬の半数以上が社台グループ生産馬である。つまり、日本ダービーは「社台運動会」なのである。

 というわけで、当らない馬券を買うことに意義を見出している当方としては、「3強+1」はもちろん、社台グループ生産馬をすべて蹴ることにした。現在の日本の競馬で、これをやるのは「自殺行為」に等しい。ならば、ダービーという大舞台でこれをやるのが、最善と判断した。

 ■

 結果は、以下のとおり。

 

1着 ドゥラメンテ M.デムーロ 2.23.2 

2着 サトノラーゼン 岩田康誠

3着 サトノクラウン ルメール

4着 リアルスティール 福永祐一

5着 コメート 嘉藤貴行

-----------------------------------------------------------

14着 キタサンブラック 北村宏司

  3強などというのは、あてにならないのが、この結果でよくわかる。勝ったのは、3強の1頭ドゥラメンテだが、リアルスティールは4着、サトノクラウンは3着に終わった。その後、大活躍するキタサンブラックは、このときは6番人気で14着に終わっている。

 がしかし、このダービーが「社台運動会」「ノーザンファーム運動会」という指摘は当たっている。

 1着のドゥラメンテから4着のリアルスティールまで、いずれもノーザンファームの生産馬だったからだ。

 

■

  では、今年のダービーはどうだろうか?

 下馬評では「4強」である。皐月賞上位入線馬4頭が、そのまま人気となっている。

 

1着 ジオグリフ(福永祐一)

2着 イクイノックス(C.ルメール)

3着 ドウデュース(武豊)

4着 ダノンベルーガ(川田将雅)

 

 皐月賞馬ジオグリフより、休養明けで2着となったイクイノックスが1番人気になりそうだが、この4頭の単勝はいずれも5.0倍を切り、それ以外の馬は10.0倍以下になると思われる。

 

 そこで、この4強の生産者を見ると、4頭ともノーザンファームだ。ノーザンファーム生産馬は、この4強以外にも、デシエルト、キラーアビリティ、ピースオブエイト、ジャスティンパレスの4頭。社台ファーム生産馬は、アスクワイルドモア、アスクビクターモア、オニャンコポンの3頭いる。

 つまり、ダービー(というか他のG1でも)の社台グループ支配は変わっていないのだ。

■

  さて、ここから本題。今回のダービーでなにを買うかだが、ここまで書いてきたことと関係なく、今回は逃げ馬を買いたい。その理由は、直線まで先頭なら、「そのまんまコール」ができるからだ。よって、デシエルトとなる。

 皐月賞は出てすぐに躓き、アクビクターモアに先手を取られ、仕方なく2番手追走。結果は、16着惨敗。ベテラン岩田康誠は、悔やんでも悔やみきれない、不完全燃焼となったが、今回はなにがなんでも行くだろう。

 なお、デシエルトはノーザンファーム生産馬である。

■

  ダービーを勝つのは難しい。一国の宰相になるよりダービー馬のオーナーになることのほうが難しいとも、よく言われる。しかし、それよりももっと難しいのは、ダービーを逃げ切ることだ。これまで、ダービーを逃げ切った馬は、次の12頭しかいない。

第1回 ワカタカ

第3回 フレーモア

第22回 オートキツ

第25回 ダイゴホマレ

第30回 メイズイ

第32回 キーストン

第35回 タニノハローモア

第42回 カブラヤオー

第48回 カツトップエース

第57回 アイネスフウジン

第59回 ミホノブルボン

第64回 サニーブライアン

   1997年、第64回のサニーブライアンが最後で、この四半世紀、ダービーを逃げ切った馬は出ていない。サニーブラインは皐月賞を逃げ切ったが、フロック扱いされ、ダービーでも人気はなかった。騎手も実績のない大西直宏で、誰もが逃げ切るとは思っていなかった。 それが、2冠馬になってしまったのだから、菊花賞も逃げ切りが期待された。しかし骨折が判明して引退。ダービーが最後のレースとなった。

結論:7枠14番デシエルトの逃げ切りに期待。デルエルシドから枠連、馬連、総流し。

 

 
G1予想[331]第83回 オークス(2022年5月22日)

桜花賞5着のピンハイを指名する!

  今年は本当に雨が多い。5月だというのに、グズグズした天気が続き、まるで梅雨入りしたかのよう。東京の場合、12日から18日までの1週間で、毎日の日照時間は2時間未満とか。

 ただ、オークス後の来週は、晴れ間が続くという。最近の天気予報は、競馬の比でなく、よく当たるので、期待していいかもしれない。

 

 そんなわけで、オークスだが、近年のオークスは、桜花賞組が圧倒している。桜花賞出走組は、2008年以降のこの14年間で10勝を含む15連対。他路線組を圧倒しているので、シルシは桜花賞組に集中している。

 そこで、今回は素直に桜花賞組から軸馬を選ぶことにし、桜花賞を振り返ってみると、着順は以下のようになっている。

 

1着 スターズオンアース(川田将雅)1:32.9

2着 ウォーターネビレア(武豊)1:32.9 ハナ

3着 ナムラクレア(浜中俊)1:33.0 1/2

4着 サークルオブライフ(M.デムーロ)1:33.0クビ

5着 ピンハイ(高倉稜)1:33.0 クビ

6着 パーソナルハイ(吉田豊)1:33.1 アタマ 

7着 ベルクレスタ(吉田隼人)1:33.1 ハナ

8着 アルーリングウェイ(藤岡佑介)1:33.1 クビ

9着 サブライムアンセム(岩田望来)1:33.1 クビ

10着 ナミュール(横山武史)1:33.1 クビ

 

 こうやって10着まで見てわかのは、 1着のスターズオンアースと10着のナミュールのタイム差がわずか0.2秒、着差も1馬身ほどだということだ。

 つまり、桜花賞出走組には力差などなく、もう1回やれば、同じ着順になるかどうかまったくわからないのだ。

 ならば、このオークスで、人気になる桜花賞1〜3着馬を買うのはバカげている。人気にならない4着以下から、好きな馬を選ぶのがいい。

 

 で、私の好みは、5着のピンハイ。なんといっても、まだキャリア3戦で、騎手がまったく注目されない高倉稜だということが、気に入った。

 勝つ気があるなら、騎手を替えてきてもいいのに、あえて今年まだ3勝しかしていない高倉で来たということは、ほぼ勝つ気がないということである。しかも、この馬は瞬発力はあるが、馬体重が410〜420キロと小柄でスタミナがない。とても東京の2400をこなせるとは思えない。

 よって、ここは買うほかない。

 結論:7枠15番のピンハイから枠連、馬連、総流し。

 
G1予想[330]第17 回 ヴィクトリアマイル(2022年5月15日)
2022年 5月 10日(火曜日) 19:39

ソングラインが
デアリングタクトともに突き抜ける!
 

 今回はまともに予想して、来るだろうという馬を買ってみる。それは、ソングライン。

 前走のサウジの「1351ターフスプリント」の勝ち方は、鮮やかの一言だった。まさに、突き抜けるとはあのことで、「鋭いな、これは」と思わず言ってしまった。レースの格はG3だが、あの勝ち方なら、ここでも十分通用すると確信した。富士ステークスも突き抜けているし、阪神カップの惨敗を度返しすれば、勝つ可能性は十分ある。

 

 突き抜けると言えば、3冠牝馬デアリングタクトの末脚も鋭い。牝馬3冠レースはもとより、3着に敗けたとはいえ、ジャパンカップの末脚は見せ場十分だった。

 となると、ソングラインとデアリングタクトは、ゴール前1ハロンぐらいで並んで叩き合いになるように思える。そうして、ほぼ同じ脚色でゴールへ向かい、2頭並んで突き抜けるのではないか。

 

 ここからは余談だが、ソングラインは、英語で「song line」だから、「歌の道」といった意味だとずっと思っていた。

 しかし、JRAのサイトを見ると「オーストラリアに伝わる道の名。祖先の足跡」とあるので、なんだろうと調べると、じつに奥深い名前であることがわかった。

 

 ソングラインとは、オーストラリア全土に迷路のように伸びる目には見えない道のことを言うのだそうだ。

 アボリジニの人々はその道々で出会ったあらゆるものの名前を歌いながら、この世界を創りあげていったという。つまり、歌でつながる伝説のネットワークがソングラインということだ。

 ソングラインをたどると、世界がどうつながっているのかわかるという。アボリジニの人々は、ソングラインを通してポリネシアなどの島々ともつながっていたというから、すごい。

 

 結論:ソングラインから馬連、枠連、総流し。厚目は、デアリングタクト。

 

 
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