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Horse Race(競馬G1予想/随時更新)

 ここでは、JRAのG1レースの予想記事を掲載しています。記事は、G1のある週の金曜日までに書き、アップしています。

 ただし、この予想記事は、当てるという目的で書いていないので、ほかのどんな予想記事とも中身が違います。

 また、予想コラムだけではなく、そのときどきの競馬に関するエッセイもここに、アップしています。

 

 

 



G1予想[319]第73回 阪神JNF&香港国際(2021年12月12日)
2021年 12月 08日(水曜日) 14:33

スプリットザシーが馬群を割って突き抜ける

 

[阪神ジュベナイルフィリーズ]

 

 こういう2歳馬の重賞には、必ず新馬を勝っただけの馬が出てくる。そして、新馬を勝っただけではまだなんとも言えないから、そこまで人気にならない。人気になるのは、新馬勝ち後、特別や重賞で勝つか好成績をおさめてきた馬たちだ。

  そんなわけで、ここでは、新馬を勝っただけの馬のなから1頭指名する。今回は、5頭が出走予定だが、そのなかから名前で選んだのが、スプリットザシーだ。

 こんなすごい名前の馬は久しぶりだ。なにしろ、「海よ、割れよ!」だ。

 もちろん、「出エジプト記」にある有名なエピソード。ユダヤ人を率いてカナンを目指すモーセは、紅海を前にしてエジプト軍に追い詰められる。そのとき、モーセが、「海よ、割れよ!」と言うと、本当に海が割れ、道ができたのだ。

 これこそが本当の「奇跡の物語」として知られてきたが、最近の研究によると、奇跡ではなく実話だという。研究したのは、アメリカ大気研究センターのカール・ドレウス博士は、以前、次のような発表をしている。

 

「"割れた"とされる『葦の海』は、紅海ではなく、実際はナイル川デルタ北東部に存在したタニスという都市付近にできたラグーン(潟湖)。

 当時のこの地の地形状況や気候をコンピュータ解析すると、東から強烈な風が吹くと、嵐のようにラグーンの水面が波立って海水が西へと追いやられ、干潟が現れる。同様な記録は、19世紀後半にエジプトに軍事介入した英国軍の記録にも残っている。

 つまり、モーセは『葦の海』が干潟になることを知っていたのでは」

 というわけで、スプリットザシーが馬群を割って突き抜ける。

 結論:スプリットザシーから枠連、馬連、総流し。

 

 

スプリットザシーが出なくなったので、
ラブリイユアアイズに変更

2021年12月9日

  スプリットザシーが出ないことになったので、まったく予想を変え、指名するのが、ラブリイユアアイズ。この馬というより、騎乗する団野大成がG1を初制覇することに、1票を投じたいと考えた。

  先週の阪神、日曜日(12月5日)、団野大成は12R中9Rに騎乗し3勝した。このうち、メインレースは5番人気バティスティーニで勝ち2着に4番人気コパノマーキュリー(岩田望来)を連れてきて馬連7,070円。最終12Rは1番人気シュリュウヴレーヴで勝ち2着になんと13番人気ザイラ(西村淳也)を連れてきて馬連34,210円。

 このように、団野大成は、とんでもない穴をあけている。しかも、いずれも若手同士の組み合わせ。団野大成は今年で3年目、岩田望来は同期、西村淳也は1期上の4年目である。

 つまり、団野大成は若手騎手のなかで馬券的にもっとも穴をあける確率が高く、傾向として、ほかの若手騎手を連れてきたときは大穴になるという騎手である。

 

 よって、先週の好調の勢いを買って、ここでも指名してみることにした。馬のほうは、京成杯2歳Sで3着に来ているので、そこそこ人気になるだろう。

 ここには、若手の岩田望来、泉谷楓真も出ているので、もしこの2人を連れてくれば、かなりの穴になるだろう。

 

 結論:ラブリイユアアイズから枠連、馬連、総流し。 

 

 

ありがとうラヴズオンリーユー

 

[香港国際競走]

 

4R:香港ヴァーズ(G1):2400メートル 芝

 香港で勝っているグローリーヴェイズ(牡6歳)が、現地でも1番人気になる可能性がある。日本ではもちろん1番人気。よって、買わない。馬券と競馬予想は別物だからだ。まして、日本馬を応援するというのは心情的にはわかるが、それで馬券を買ってよかったことはほとんどない。

 で、ここで買うのは、2番人気の英パイルドライバー。日本馬券では人気があまりない。

結論:パイルドライバーから馬連総流し。
 

5R:香港スプリント(G1):1200メートル 芝

 ここでも、日本馬ピクシーナイト、レシステンシアの2頭が、日本、現地とも1、2番人気になりそうだ。ダノンスマッシュも3、4番人気になりそう。なにしろ、ここは日本馬と香港馬以外出ていない。

 よって、ここは香港馬で最低人気のスカイフィールドを指名して、爆死してみたい。おそらく、ピクシーナイトが勝つだろう。

結論:スカイフィールドから馬連総流し。

 

7R:香港マイル(G1):1600メートル 芝

 香港のマイル王にして最強馬ゴールデンシックスティが、現地では鉄板の1番人気。日本のオッズでも、さすがに1番人気になりそうで、2番人気がダノンキングリーとなるだろう。

 競馬予想をすれば、この2頭でほとんど鉄板である。

 しかし、日本の競馬ファンなら、サリオス、インディチャンプにもチャンスはあるとして、ヒモには入れるはずだ。

 しかし、馬券では、こうした期待はことごとく裏切られる。

 よって、買うのはライアン・ムーア騎乗のマザーアース。ここから香港、日本のNO.1馬2頭に馬連を買う。私たちはみな「母なる地球」の住民だ。

結論:マザーアースから馬連でールデンシックスティ、ダノンキングリーへ、2点。

 

8R:香港カップ(G1):2000メートル 芝

 ラヴズオンリーユーとレイパパレの日本牝馬ワンツーフィニッシュが、日本の競馬ファンの願いだろう。馬券もこれが1番人気になるのではないか。

 ヒシイグアスも出ているが、さすがに人気はない。ラヴズオンリーユーとレイパパレと対等で戦えるのは、ドバイオナーだけ。ロシアンエンペラーなどというふざけた名前の馬がでているが、香港G1で来てはいけない。

 そこで、ここはさすがに日本馬を買う。3頭ぜんぶだ。ただし、全馬人気になっている。

 ありがとうラヴズオンリーユー。BCの激走は忘れない。

結論:ラヴズオンリーユー、レイパパレ、ヒシイグアス3頭の馬連BOX、3連複BOX、3連単BOX。

 
G1予想[318]第22回 チャンピオンズC(2021年12月5日)
2021年 11月 30日(火曜日) 23:06

「真冬の大冒険」ソダシを買うしかない

  新型コロナの新変異種「オミクロン」の出現で、世界はまた騒然とするようになった。いったい、コロナ禍は、いつまで続くのだろうか。今日まで大流行してきたデルタ株より感染力が高いというが、まだ未知の部分が多いので、なんとも言えない。

  それにしても、コロナ禍でギリシャ文字が注目を集めるとは、誰が思っただろう。「α」(アルファ)から始まって、「β」(ベータ)、「γ」(ガンマ)、「δ」(デルタ)-------と続いて、ついに「Ο」(オミクロン)まで来てしまった。オミクロンは、「α」から数えて15番目である。

 そこで、15番枠の馬を買うという手がある。

  しかし、ここはやはりソダシだ。

 秋華賞で敗れた白毛のヒロインが、父クロフネ、母ブチコという血統からダートG1に挑戦することになった。話題を呼ばないわけがない。この挑戦を、あるメディアは、「真冬の大冒険」と名付けた。東京五輪で、スケードボード女子ストリートで優勝した西矢椛に対して、フジテレビのアナウンサー倉田大誠が絶叫した「13歳、真夏の大冒険」の競馬版だ。

 

 こうなると、なんとかソダシに勝ってほしいと、多くのファンが願う。やはり、話題の馬、ファンが願う馬が勝たないと、競馬は面白くない。単に馬券を取ればいいというものではない。

 馬券は外すもので、話題は乗るもの。とすると、ここはソダシを買って、馬券を外すというのが、もっとも美しいベットの仕方ではないだろうか。

 

 ©️JRA

 

 ところが、ソダシ鉄板説というのがある。

 今年のスポーツ界最大の話題は、メジャーでMVPに輝いた大谷翔平。ピッチャーとバッターの「2刀流」で画期的な活躍をした。で、競馬で「2刀流」と言えば、芝とダートの両方を制すること。となると、それができるのはソダシだけ。よって、ソダシは鉄板だというのだ。

 結論:ソダシの単、複。

 
G1予想[317]第41回 ジャパンカップ(2021年11月28日)
2021年 11月 24日(水曜日) 22:29

ユーバーレーベン、グランドグローリー
牝馬2頭が波乱を呼ぶ!

 

 今回のJCの注目は、新旧のダービー馬対決。昨年のコントレイルと今年のシャフリヤールだ。

 しかも、コントレイルはここが引退レース、3冠馬だけにどうしても有終の美を飾りたいだろう。菊花賞で3冠を達成後、ジャパンカップ2着、大阪杯3着、天皇賞・秋2着と勝てなかっただけに、なおさらである。

 一方のシャフリヤールも、ダービーでエフフォーリアを破って世代最強馬になったのに、万全でのぞんだ神戸新聞杯で4着。これは道悪が敗因だが、そのうっぷんをここで晴らしたいに違いない。

 

 というわけで、正攻法予想でいくと、この2頭の馬連1点となる。どう見てもほかの馬では足りない。わずかにBCターフを2着してからここに来たブルームが足りるかどうかだ。アリストテレス、オーソリティも追い出しのタイミング次第で、わずかに足りるかもしれない。

 

 しかし、競馬予想と馬券は別物と考えるで、コントレイルとシャフリヤールの馬連1点という、そんな愚かな買い方はしない。もっともっと愚かな買い方をしなければならない。 

 

 そこで思うに、近年の傾向から見て、ここも牝馬を買ってみようと思いたった。

 残念ながら、カレンブーケドールは出走しなくなったが、オークスを完勝したユーバーレーベンと、フランスからやって来たグランドグローリーがいる。しかも、ユーバーレーベンにはM・デムーロが乗り、グランドグローリーには弟のC・デムーロが乗る。まさか、デムーロ兄弟の1、2着なんてことがあるとは思えないが、完全にないとも言い切れない。それが競馬だ。

 

 とはいえ、コントレイルとシャフリヤールはどうしても捨てがたい。じつは、だいぶ前から、この1点だけを買おうと考えていた。そこで、この1点を買ったうえで、さらに、やってはいけない愚かな買い方をする。

 それは、牝馬2頭に、コントレイルとシャフリヤールを入れた4頭の3連単ボックスを買うことだ。

 

 結論: コントレイルとシャフリヤールの馬連1点。それに加え、ユーバーレーベン、グランドグローリー、コントレイル、シャフリヤール4頭の3連単ボックス24点。

 

 
G1予想[316]第38 回 マイルCS(2021年11 月21日)
2021年 11月 18日(木曜日) 23:58

坂井瑠星ホウオウアマゾンを指名する

 

 先週のエリザベス女王杯で、ウインキートスから、枠連、馬連、総流したら、隣のアカイイトが来て、枠連が的中してしまった。こういうのを「代用品」的中と言う。しかし、代用品だろうと本品だろうと、的中には変わりない。

 そこで言えるのは、馬券を予想で買うのはいかに虚しいかである。的中馬券を得るために、実績、調教、血統など、あらゆるデータを調べ、そして、調教師のコメントから、予想家のコラム、印まで確かめる。そういうことに、人生の貴重な時間を費やす。

 これは、どう考えても利得を第一に生きる人間のする行為とは思えない。

 

 ということで、利得など無視して、ここは、単純に坂井瑠星ホウオウアマゾンから総流しする。もちろん、馬の実績、実力などどうでもいい。

 単純に、ここに出ている騎手から誰を選ぶかで、彼に決めただけだ。今年の彼は、矢作調教師に買われているだけあって、断然、海外遠征が多い。

 2月にはジャスティンでサウジアラビア・リヤドダートスプリントに出走(6着)、その後、中東に留まり、ドバイゴールデンシャヒーンへと転戦。ドバイで地元馬に何度か騎乗した。

 そして、この9月に、凱旋門賞に挑戦するディープボンドの帯同馬であるエントシャイデンとともに渡仏。なんと、現地の日本人調教師・清水裕夫の管理馬フォールインラブで一般戦だがフランス初勝利を挙げた。そして、先日の京王杯2歳Sではキングエルメスで勝った。

 おそらく、このあとは、ステイフーリッシュが香港ヴァーズに出ることになったので帯同するはずだ。

 

 となると、すべての騎手のなかで、坂井瑠星がいちばん、海外から帰国後の「自主隔離」を受けることになる。すでに2回、彼は14日間の「自主隔離」を受けている。ということは、彼のスマホには行動確認アプリ、「OEL」と「MySOS」の2つのアプリの両方かどちらかがインストールされていることになる。

 よって、ここは、今年「自主隔離」期間が長いという理由で、坂井瑠星ホウオウアマゾンを指名する。

 結論:ホウオウアマゾンから枠連、馬連、総流し。

 
G1予想[315]第46 回 エリザベス女王杯(2021年11 月 14日)
2021年 11月 09日(火曜日) 13:46

ウインの2頭出しからキートスのほうを選ぶ

  今年95歳になったエリザベス女王は、先月20日、体調を崩し、一時ロンドンのキング・エドワード7世病院に検査入院した。

 しかし、翌日にはウィンザー城に戻った。心配された体調も大丈夫のようで、11月4日には、ヘリコプターでウィンザー城からノーフォークにある私邸サンドリンガムに移動した。年末のホリディシーズンは、ここで家族とともに過ごすという。

 となると、クリスマスには、ヘンリー王子といっしょに、あのメーガン・マークルもやって来るのだろうか? マコムロ(眞子さん&小室圭)とともに、目がはなせない。

  さて、今年のエリザベス女王杯は、2強の争いムードである。前走オールカマーで4着に敗れたとはいえ、無傷の6連勝で、GI大阪杯を制覇したレイパパレと、秋華賞を勝った父、母とも3冠馬の超良血アカイトリノムスメ。古馬と3歳馬、どちらが牝馬の頂点の立つのかが、注目されている。

  が、それよりは注目はこの牝馬2頭が、ハワイ関連馬だということ。レイパパレは、ハワイ語で「帽子の縁の周りに飾るレイ」。アカイトリノムスメの母アパパネは、ハワイの「赤い鳥」で、ハワイならおまかせの金子真人氏が馬主だ。

 しかし、いくら地球温暖化とはいえ、冬目前この時期に、南国ハワイ関連馬が来るのは、しっくりこない。

  そこで、冬が近いということで、北国関連馬、ウインキートスを指名することにした。今回、ウインはキートスとマリリンの2頭出しだが、キートスというのはフィンランド語で「ありがとう」のことだから、いかにもいまの季節向きだ。それにしても、なぜ、馬主はマイナーなフィンランド語などを馬名に選んだのだろうか?

   前走のオールカマーでは、ウイン2頭がワンツーを決めたのには驚いたが、この2頭がともに出走したケースでは、常にマリリンのほう先着している。

 3歳時の中山ミモザ賞では、マリリン1着、キートス2着で、オールカマーと同じことが起こっている。また、今年の春の日経賞ではマリリンが勝って、キートスは15着に惨敗している。

 よって、ここは逆にキートスのほうを買う。もし来たら、「キートス(ありがとう)」と叫ぶだろう。

 先日、デルマー競馬場で行われたブリーダーズカップ・ディスタフで、超人気薄の日本馬マルシュロレーヌがまくって勝った。競馬は、なにが起こるかわからない。

 結論:ウインキートスから枠連、馬連、総流し。

 
G1予想[314]第163 回 天皇賞・秋(2021年10 月31 日)
2021年 10月 28日(木曜日) 09:32

コントレイル、エフフォーリア、グランアレグリア---
3強対決は本当か?

  すでに、選挙の方は期日前投票をすませたので、競馬の投票に集中できる。ただ思うに、過去に選挙が天皇賞・秋と重なったことがあったかどうか。多分、なかったはずだ。

 それにしても、競馬がネットで投票ができるのに、なぜ選挙がネットで投票できないのか、本当に不思議だ。デジタル庁をつくったのだから、オンライン投票システムを整えるべきだろう。そうしないのは、アナログのほうが既成勢力に圧倒的に有利だからとしか思えない。

 

 今回の天皇賞・秋は、「3強対決」とされる。コントレイル、エフフォーリア、グランアレグリアの3頭である。どう見ても、この3頭で決まる。そう思えてならない。選挙の予想のほうが、はるかに難しい。風向き次第だから、前日に何か起こっただけで、ひっくり返る可能性もあるからだ。

 

 よって、ここは余計なことを考えず、以下のまっとうな予想に従ってみた。

 まずは、昨年の3冠馬コントレイル。春の大阪杯で3着に敗れたが、あれは道悪に尽きる。JC2着馬である。良馬場の東京の2000メートルの高速決着なら、間違いなく来るだろう。同じように、エフフォーリアも強い。ダービーで敗れたとはいえハナ差である。もし勝っていたら無敗の2冠馬として、3冠をかけて菊花賞に回っていたかもしれない。

 グアランアレグリアも大阪杯では道悪にやられた口だ。問題は距離で、1600メートルまでの圧倒的な強さが2000メートルでも継続するかどうかだけだろう。血統、走法からみて十分中距離はこなせるはずだ。

 

 というわけで、3強絡みの馬券をぜんぶ買うことにしてみたい。こんなことは久しくしていない。かつて、こういうことをしたときは、ことごとく失敗している。おそらく、今回も同じ。

 3強のうちのどれかが勝つだろうが、2、3着に割り込んで来る馬が必ずいる。もし、1、2、3着が3強で決まったら、そのときは大笑いしてみよう。

 

結論:コントレイル、エフフォーリア、グランアレグリア3頭の単勝、複勝、枠連、馬連、ワイド、3連複、3連単BOX。
 
G1予想[313]第 82回 菊花賞(2021年 10月24日)
2021年 10月 21日(木曜日) 00:18

良血馬オーソクレーク、グラティアスを買う

 

 秋華賞は、父母ともに3冠馬という超良血のアカイトリノムスメが勝った。そこで、今週もまた良血馬が勝つという見方がある。ルーレットなら赤が続くことが何度もある。よって、ギャンブルの鉄則は、1度あることは2度ある、2度あることは3度あると、連続して同じ目に賭けていくことだ。

 つまり、今週は良血馬がまた来るというのだ。

 で、この話にのってみることにした。なぜなら、この考えでいくと、自動的に2頭に絞られるからだ。

 

 1頭目は、オーソクレーク。父エピファネイア、母マリアライト、その父ディープインパクトという血統は、まさに良血中の良血。

 父エピファネイアは、2013年の菊花賞を勝ち、翌2014年にはジャパンカップを制覇した。種牡馬としては、昨年、無敗で牝馬3冠を制したデアリングタクトや今年の皐月賞馬エフフォーリアを出している。母マリアライトは、2015年エリザベス女王杯、翌年の宝塚記念を制している。オーソクレースは、このマリアライト初仔にあたる。

 

 もう1頭は、グラティアス。父ハーツクライ、母マラコスタムブラダ。ハーツクライはあのディープインパクトを有馬記念で破った。種牡馬としてもジャスタウェイ、リスグラシューなどを出している。母のマラコスタムブラダは、アルゼンチンの名牝で、G1のヒルベルトレレナ大賞勝ちなど 9戦6勝。一昨年の2歳女王レステンシアの母だ。レステンシアの父はダイワメジャーだったが、この馬はハーツクライに代わり、購入価格2億3000万円だったという。

 

 というわけで、オーソクレークとグラティアスの2頭に絞られたので、次はどう馬券を買うかだ。

 いちばん単純なのは、この2頭の単、複だろう。ただ、それだけではつまらないので、これに2頭の馬連、ワイドを加える。これで計6点となる。

 

 ところが、ここで、大本命のステラヴェローチェもゴスホークケンの下で父もバゴ、取引価格6480万円で、いちおう良血ということなので、これを絡めることにした。

 オーソクレークとステラヴェローチェ、グラティアスとステラヴェローチェの馬連、ワイド4点を追加し、総計10点となった。

 結論: オーソクレーク、グラティアスの単、複と馬連、ワイドの6点。この2頭とステラヴェローチェの馬連、ワイド4点を加えた計10点。

 
G1予想[312]第 26回 秋華賞(2021年10 月 17日)
2021年 10月 14日(木曜日) 21:56

アナザーリリックが静かに差し切る

 今回の秋華賞の注目は、なんと言っても、金子真人ホールディングの3頭出し。

 筆頭は、1番人気確実の桜花賞、札幌記念馬のソダシ。続いて桜花賞4着、オークス2着のアカイトリノムスメ。そして紫苑ステークス3着のミスフィガロだ。

 ミスフィガロは、2頭に比べたら実績で見劣りするが、母はミスアンコール、全兄はワグネリアンという超良血。

 よって、G1では初の同一オーナーの1、2、3着独占も、ありえなくはないと言われている。

 先週の京都大賞典では、オーナーの金子氏自身もあっと驚く9番人気のマカヒキが、5年ぶりに激走した。本当に日本一の強運馬主だけに、なんでもありだ。

  しかし、ここは思いとどまった。

 ほぼ人気がないアナザーリリックを軸馬に指名することにした。もちろん、予想してのことではない。名前のリリック=抒情詩に惹かれたからだ。

 じつは私は、中学、高校時代は、詩人になることを夢見た。大好きだったのは、ワーズワースと立原道造。なかでも24歳で夭折した立原道造は、不世出の抒情詩人と惚れ込み、すべての詩をそらんじるまで繰り返し読んだ。一いちばん好きなのは、詩集『萱草に寄す』のなかの一編「のちのおもいに」。

 この詩を暗誦しながら、アナザーリリックを応援してみたい。

 

のちのおもひに

夢はいつもかへつて行つた 山の麓のさびしい村に
水引草に風が立ち
草ひばりのうたひやまない
しづまりかへつた午さがりの林道を

うららかに青い空には陽がてり 火山は眠つてゐた
――
そして私は
見て来たものを 島々を 波を 岬を 日光月光を
だれもきいてゐないと知りながら 語りつづけた……

夢は そのさきには もうゆかない
なにもかも 忘れ果てようとおもひ
忘れつくしたことさへ 忘れてしまつたときには

夢は 真冬の追憶のうちに凍るであらう
そして それは戸をあけて 寂寥のなかに
星くづにてらされた道を過ぎ去るであらう

 結論:アナザーリリックから枠連、馬連、総流し。
 
G1予想[311]第100 回 凱旋門賞 (2021年10月3日)
2021年 10月 01日(金曜日) 15:59

ハリケーンレーンから総流し 

 以下、いつもと違って、いわゆるまともな予想をしてみる。えてしてまともな予想はつまらない。そのつまらない予想をしてみる。

  ここのところ、凱旋門賞は馬場が悪い状況が続いている。今回も、また、週末のパリは雨予想で、日曜の午後まで降るという。ディープボンドが逃げ切った前哨戦のフォア賞はやや重だったが、今回は重、不良になるのは確実。

 となると、はなから重いフランスの馬場だから、これまでのレース結果はほとんどあてにならない。昨年は、エネイブルの3連覇は間違いなしとされたが、ホームストレートでまったく動かずに6着に敗退してしまった。

 勝ったのは、5番人気のソットサスだった。

 

 昨年のエネイブルは、始動戦となったエクリプスSでガイヤースの逃げ切りを許して2着。しかし、続くキングジョージ6世&クイーンエリザベスSでは4頭立てだったとはいえ後続に5馬身半差をつけて圧勝。凱旋門賞前の脚ならしとなったセプテンバーSでは、61㎏の斤量を背負いながら先手を奪うとそのまま後続を突き放し7馬身差で圧勝した。ところがなぜか、凱旋門賞では末脚をなくしてしまったのである。

  つまり、どんなに着差をつけて優勝しても、凱旋門賞だけはまったく別と思ったほうがいい。スノーフォールは、英オークスを16馬身差、愛オークスを8馬身半差で勝ち、先日ヴェルメイユ賞は脚ならしで2着。このメンバーでは上位の1頭だが、あてにならない。

 同じく、英ダービー馬アダイヤーも、実績No1のタルナワもあてにならない。タルナワは軽い馬場のBCターフも勝ち、重馬場の欧州G1でも圧勝しているが、前走の愛チャンピオンSで、今年の仏2冠馬セントマークスバシリカに敗れた。ここを勝てば、ダントツの本命だったが、評価を落とす。  

 というわけで、狙うのはハリケーンレーン。ゴドルフィンの馬だが、主戦騎手のビュイックはこのハリケーンレーンではなく、もう1頭のゴドルフィン馬、英ダービー馬のアダイヤーを選んだので、この選択ミスにつけ込む。

 ハリケーンレーンの父はフランケル。種牡馬としても万能だ。ゴドルフィンの1番馬として、3戦全勝で挑んだ英ダービーはアダイヤーから7馬身3/4差の3着。これが唯一の敗戦だが、レース後に落鉄が判明している。

 以後、愛ダービー、パリ大賞、英セントレジャーと3連勝してきた。アダイヤーが2番人気なら、こちらのほうを選ぶべきだ。ソフトな馬場も経験し、なおかつ勝ってきている。

 

 

 https://world.jra-van.jp/db/horse/H1011629/  

 

 以下、デーリーテレグラフの凱旋門賞特集記事に掲載された上位馬のオッズ。

Tarnawa – 5/2

Adayar – 5/2

Snowfall – 5/1

Hurricane Lane – 6/1

Chrono Genesis – 10/1

Teona – 16/1

Deep Bond – 20/1

Love – 20/1

■主催者「フランス・ギャロ」の出馬表は↓

https://www.france-galop.com/en/racing/detail/2021/P/QTk2a3hKNXNVTjFMbVJCWkplSnU4dz09

 日本馬2頭、クロノジェネシス、ディープボンドも人気だが、今年のメンバーは例年以上に強力。馬場も向かない。こういうときのほうが来るかもしれないが、ここではやはり抑えまで。

 馬券はハリケーンレーンが中心。

 結論:ハリケーンレーンから馬連総流し。

 
G1予想[310]第55回 スプリンターズS(2021年10月3日)
2021年 10月 01日(金曜日) 15:39

レステンシアとビアンフェの1点

 毎週、田端良彦氏、松井政就氏(G1のみ参加)とで、競馬メルマガを配信している。有料メルマガだが、私の予想は当てることを目標としていないので、読者はほとんどゼロ。そんなものにおカネを払ってくれる人間はいない。

 とはいえ、予想というのは、いくらデータを駆使しても、いくら時間をさいて真剣に取り組んでも、当たるものではない。だから、当てることをゴールとしない予想(常識からかけ離れている予想)をして、それがなぜか的中してしまうことを楽しんでいる。しかし、そんなことを理解してくれる人間はいない。

 誰もが、血眼で、当てることを目指している。思うに、それは地獄への道だ。

 

 さて、ガースからキッシー(岸田文雄)に政権が代わり、小室圭と眞子さまが結婚を発表と、世の中、終末感が漂っている。コロナ感染者数が減り、緊急事態宣言は解除されたが、一時の反動消費、反動景気はあっても、その後は、日本経済はずるずると落ち込んでいくだろう。物価も上がってきたので、このままスタグフレーションになる可能性がある。

 

 などと、ぐるぐるいろいろと考えていると、もうなにも考えたくない。ぼーっとしていたいと切に思うときが訪れる。そうして最後に思うのは、もはや、私が生きているうちに日本がよくなることはないということだ。

 そんな心境で、競馬を見ると、予想をしていることすらばかばかしくなる。

 というわけで、今回は思考を停止して、馬券を買うことにする。考えてはいけない。ともかく、思考を停止してしまえば、買い方は単純だ。

 結論は、前回1着馬を買うことである。そこで、前回1着馬はと見ると2頭しかいない。

 

 ビアンフェ:函館スプリントS1着

   レステンシア:セントウルS1着

 

 よって、この2頭の馬連1点で勝負となる。

 今回、馬券のジョーシキから見ると、実績NO1で、1番人気におされるはずのレステンシアが勝つ。となると、そのとき、相手がなにになるかが最大の問題。はたして、ビアンフェになるかどうか。なってしまうと、こんな思考停止馬券が来てしまうことになるが、そうなっては、考えに考えたプレーヤーに申し訳が立たないと思う。

 結論:ビアンフェ、レステンシア。この4頭の馬連組み合わせ6点。

 
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