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山田順プライベートサイト

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Home & Commentary 私の視点/時事ブログ

 

    Welcome to My  Website

     このサイトは、山田順の個人的なウェブサイトです。

  コンテンツの一部は情報発信のために書いていますが、ほとんどは個人的な記録の蓄積を目的としています。

 

 *このサイトのイラストは、「海の素材屋」
(http://uminosozaiya.com/)のフリー素材を使わせてもらっています。
 素晴らしいイラストをありがとう。 
 

  以下のブログとは別にメールマガジン(有料)
 を発行しています。

 こちらから→http://foomii.com/00065

  

 また、YAHOO!ニュース「個人」欄でコラムを
   書いています。

  こちらから→http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamad

  

 産経新聞運営のサイト『IRONNA』 でも
 コラムを書いています。

  こちらから → https://ironna.jp/blogger/97

 Facebook

  こちらから → https://www.facebook.com/profile.php?id=100062248806504

 最新刊3冊

   

『米中冷戦 中国必敗の結末』(MdN)

https://books.mdn.co.jp/books/3219403034/
『コロナショック』(MdN新書)

 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4295200077?pf_rd_r

『コロナ敗戦後の世界』 (MdN新書) 

https://www.amazon.co.jp/コロナ敗戦後の世界-MdN新書-山田-順/

dp/4295200913/ref=sr_1_2?dchild=1&qid=1606968867&s

=books&sr=1-2 

 

近著4冊

  

永久属国論(さくら舎)

www.amazon.co.jp/o/ASIN/4865811176/hnzk-22

東京「近未来」年表 (さくら舎)

 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784865811773

希望の地としての新興アジア

-私たちが失ったものがそこにある(実務教育出版)

地方創生の罠-イースト新書(イーストプレス)

隠れ増税(青春出版)

https://www.amazon.co.jp/dp/4413045114

     

 



[066]宝島社が強気で女性誌2誌創刊!「大丈夫なのか?」の声も

2010年9月09日(金曜日)21:05

この出版不況下、付録付き女性誌で絶好調。女性誌の分野では「1人勝ち」とも言える宝島社から、またしても女性誌2誌が創刊される。”ツヤッと輝く40代女性力”というキャッチの「GROW(グロー)」と”ふわっとやさしいおしゃれマガジン”という「リンネル」だ。いずれも月刊誌で、10月下旬から発売される。

 業界では「この女性誌過剰時代に、しかも雑誌広告が落ち込むなかで大丈夫なのか?」という声が強いが、宝島社はこれまでの成功パターンから強気で、このほど関係者を集めたセミナーまで開かれた。
   9/7(火)19:00-21:00に、六本木アカデミーヒルズで行われたセミナーでは、宝島社広報課長の桜田圭子さんが、同社の女性誌のマーケティング戦略を、パワポ資料を基に語った。
   そこにある部数、「Sweet」が115万部なんていうのは、刷り部数としてもとんでもない数字で、それは割り引いて聞くとしても、ここで語られた内容は刺激的だった。

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[065]いまもあの姿が!65歳で逝った梨元勝さんの思い出

2010年9月03日(金曜日)22:33

フリーランスの生活になったというのに、落ち着く暇もないくらい忙しい。猛暑の中、出かけることが多く、あっという間に8月が過ぎた。今日も1日、東京の街を取材や打ち合わせで動き回っていると、ふと、梨元勝さんを思い出す。ホテルのロビーにいると、そこに突然、マイクを持って梨元さんがいまにも入ってくるような気がする。8月21日、肺がんで死去。享年65歳。

 本当に、なんでこんなに早く逝ってしまったのだろう。65歳ではまだまだ早すぎる。梨元さんが逝ってすぐ、作家の大下英治さんにお会いしたが、大下さんも同年齢、マスコミは同期だ。大下さんが週刊文春記者だったとき、梨元さんはヤングレディの記者だった。当時の思い出を大下さんはしみじみと語った。それは、私が光文社に入り女性自身の編集部でキャリアをスタートさせる7、8年前のことだ。

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[064]なんと中国は、新聞発行量は世界第1位、電子ブック出版は世界第2位の巨大市場
2010年 8月 13日(金曜日) 02:51

 中国メディアが、8月10日に行われた中国新聞出版総署の柳斌杰署長による新華社記者の独占取材の内容を伝えている。それによると、現在、出版、新聞業、ニューメディア、印刷、発行などを含む新聞出版の上場企業は41社に達し、時価総額は2900億元(約3兆6700億円)、成長は著しいという。なんと、この上半期に新聞出版業は2桁の成長を記録しているというから驚きだ。ただ、問題点は多く、今後は国有出版企業の「連携・合弁・ドッキング」を奨励し、許容できる範囲で非公有資本(民間資本)の参入を奨励するという。

 北京政府発表の数字をそのまま鵜呑みにすることはできないが、中国のプリントメディア市場は、欧米や日本と違って年々成長を続けている。先月27日に、中国新聞出版総署が発表した報告書によると、中国の2009年の新聞・出版業の産出額は1兆元(約12兆8000億円)を超え、付加価値額は3000億元(約3兆8000億円)を上回っている。この報告書では、「新聞・出版業が文化産業ひいては国民経済において重要な位置を占めるようになった」ことが強調されていた。

 こうした背景の下に今回のインタビューが行われたわけだが、驚くべきことに、中国のプリントメディア業界の現状は、いまや世界一である。柳斌杰署長もこのことを強調している。

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[063]メディアの報道は現実と乖離!新議員会館と中国が日本を買い占めるのウソ
2010年 8月 04日(水曜日) 15:24

8月3日、参議院会館に浜田和幸氏を訪ねた。
 鳥取選挙区で当選して晴れて参議院議員となった浜田氏が、日焼けしてすっかり精悍になっていたのには驚いた。改めて、今回の参議院選挙がいかに激戦だったかがしのばれた。電話で「12キロも痩せましたよ」と聞いていたが、そのとおり、浜田氏は見事にシェイプアップしてスマートになっていた。
 娘からいつも「もっとやせなよ。運動しなくちゃ」と言われて、なにもしない自分を恥じた。例年どおりの夏なら、スイミングをしたりして少しは運動するが、今年は打ち合わせで外出する以外、ほとんど家でPCに向かいぱなし。浜田氏がうらやましかった。

 「それこそ、山の奥までくまなく回って、この4カ月間休むヒマなどなかったですね」と、浜田氏。鳥取は浜田氏の故郷。そのため「選挙も地産地消で」と、中央からの応援を頼むことなく、徹底的に地に足をつけた選挙を行い、当初圧倒的に有利とされた民主党の32歳という女性候補を逆転した。ネットやメディアを活用した選挙戦(空中戦)も想定されたが、やはり地方ではいまだにドブ板選挙(地上戦)が強い。私の妻も結婚前は参議院議員の秘書だったから、そういう苦労はよくわかる。それにしても、この30年間、日本の選挙は、都市部は別として、ほとんど変わっていない。

   

 いまや「ねじれ国会」で、9月には民主党の代表選挙が控え、メディアは政局の話題ばかりだ。しかし、浜田氏はそんなことより、今後の日本に行く末を本当に心配している。

 日本が衰退を逃れるためには、国際社会における情報発信能力が、今後はより強く求められる。その能力がない政治家ばかりでは、この国は救いようがない。その点、浜田氏は国際問題に精通し、英語も中国語もできるから、なんとか外交委員会に入ってほしいと思った。
 「現在、第3希望まで出しています。外交、それに安全保障と……いずれにしても、決まるのは9月です」と、浜田氏。

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[062]日本衰退の真因は「英語ができない」こと。官庁(公務員)言語は英語にすべきだ!
2010年 8月 01日(日曜日) 19:49

夏休みになったので、海外から来た学生や日本の学生たちと話す機会が多くなった。私はこれまで、できる限り若者たちと接する機会をつくるように心がけ、自分が時代に取り残されないようにしてきた。とくに、電子出版という新しい分野に飛び込んだいまは、そうしないと時代について行けない。
 そんななか、最近つくづく感じるのは、日本の若者たちが日ごとに内向化していることだ。私は、自分の娘がそうしたこともあり、どんな若者にも海外留学を勧める。しかし、そうすると「なんでですか?別に日本でいいじゃないですか」と言われるので、本当にがっかりする。

 好奇心が旺盛なこと。これこそが若者の最大の長所だと思うが、最近の日本の若者にはそれがない。何でも見てやろうなんて思っている若者は本当に少なくなった。だから、まして海外留学なんて、まったく視野に入っていない。「そんなことをしたら就活に乗り遅れる」「英語がだめだから無理です」と平気で言い出すのだ。

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[061] 電子書籍戦争激化か?「デジタルパブリッシングフェア2010」は新技術が乱立
2010年 7月 12日(月曜日) 18:55

「デジタルパブリッシングフェア2010」が、8日から10日までの3日間開催されたので足を運んだ。場所は東京・国際展示場(ビッグサイト)。これは、書籍見本市「東京国際ブックフェア」(8日から11日まで)と同時開催で、本来なら主役は「ブックフェア」の方だが、今年は電子書籍元年とあって、注目は断然こちら。展示ブースの人だかりも圧倒的にデジタルの方が多かった。

 実際、東京国際ブックフェアは年々さびれていて、最近ではアジアでの国際ブックフェアといえば、北京国際ブックフェアを指すようになった。世界の出版人も北京を重視し、版権取引にやってくる欧米の出版人は本当に少なくなった。そのせいか、今年のブックフェアの国際ブースの目玉は、なんとサウジアラビア。これには驚いたが、昔の盛況を知っているだけに、一抹のさみしさも感じだ。ただ、そんなブックフェアの低調を吹き飛ばすかのように、デジタルのほうは連日盛り上がっていた。

    デジタルパブリッシングフェアの展示で私と同行した仲間が注目したのは、以下の3つ。

 「グーグル」と「Fan+」(NTTプライム・スクウェア)と「方正」である。

 グーグルは、この秋からアメリカで書籍全体を100パーセント読める状態にする有料サービス「Googleエディション」を実施する。「Fan+」(ファンプラス)は、角川とNTTが出資した会社で、電子書籍のオーサリングツールを提供し、さらにプラットフォームまで用意して配信までするという一貫した新サービスをする。また、「方正」は中国企業で、デジタル化サービスを行うため、このほど日本に進出した。

 

 グーグルのブースでスクリーンを使ったプレゼンがあるたびに、ともかく黒山の人だかりになった。

 プレゼンでは、Googleブック検索について、現在は全体の20%しか読めないが、「閲覧ページが増えるほど、購入者も増える」ということがしきりに強調された。つまり、今後、100パーセント読める「Googleエディション」は、出版社の脅威ではないということを言いたいのだろう。「Googleエディション」は、来年にも日本での導入を予定しているといい、本を送るだけで、勝手に電子書籍化してくれるサービスも実施するという。

 「Fan+」(ファンプラス)は、「リッチコンテンツ」による新しいかたちの電子書籍を流通させようという姿勢が明確だった。書籍データの単なる電子化ではなく、素材から再オーサリングし、そのためのツールも含めたサービスだと、ブースの人間が説明してくれた。ただ、まだサービス開始にはいたっていない。「10月をめどに進めています」とのことで、現在、30社ほどがコンテンツを提供希望だという。クラウド型であり、当然iPhone、スマートフォンンなどでも閲覧できる。

 中国企業「方正」も人気だった。これも、電子書籍サービスだが、なにしろ紙素材を圧倒的なスピードでデジタル化する行程は見ものである。ポータルもあり、北京大学発のIT企業とあって社長も若く、本社を蘇州に置いているが、日本のどんなニーズにも対応できるという。

 この3つ以外に、電子書籍の日本製YouTubeといえるかもしれない「mixPaper」、アメリカの「Zinio」(ジニオ)、「電子貸本Renta!」(レンタ)などが目を引いた。とくに「レンタ」は、時間を限定したストリーミングサービスだけに、電子ブックがじつは本ではないということに、改めて気づかされた。

 いずれにせよ、電子書籍の普及を見据えて多くの社が、この分野に乱入しようとしている。この秋から、日本では電子書籍戦争が激化するのは間違いない。

 
[060]ついに『The Times」が有料化、どの記事も課金の壁で読めなくなった!
2010年 7月 06日(火曜日) 01:58

ラパード・マードック氏率いるニューズ傘下の英新聞「The Times」と「The Sunday Times」のサイトの有料化がスタートした。ネットではニュースはタダという常識に、かねてからマードック氏は反発、傘下の新聞で課金を実施するとしていたが、ついに本格的にスタートさせた。両紙とも、アクセスしてもトップページ(ホームページ)に掲載されている主要記事の見出しと前文しか読めなくなってしまった。

 試しにThe Times The Sunday Times にアクセスしてみてほしい。記事を読もうと、クリックすると、以下のようなポップアップ画面が出てくるだけだ。

        

 どの記事も課金画面が出てきて、ほかのニュースサイトでは無料が常識のブログ記事も同じ。すでに「ウォールストリート・ジャーナル」(WSJ.com)は課金に移行しているが、それでもビジネスにかかわる記事以外の一般記事やブログは無料で閲覧できる。さらに、有料の記事もGoogleの検索エンジンを経由すれば、無料で読める。これは裏技で、なぜか黙認されてきた。

 ところが、今回の「The Times」と「The Sunday Times」は、Googleの検索エンジンから記事に飛んでも、この課金のページが出てくるだけ。ものすごく厳しい課金の壁を構築したと言っていい。ちななみに私は、あまりこのサイトにアクセスしないからまったく関係ないが、これでは閲覧者はガタッと減るのではないだろうか。

 最近は、メディア関係者に会うたびに、課金モデルのことが話題になる。とくに日経新聞がこの4月からウェブ版を完全有料化してからは、「有料化は成功するのか?」と業界の注目が集まるようになった。日経「電子版」は、朝刊と夕刊の最終版に加え、独自のニュースや解説記 事を配信し、携帯電話でも閲覧可能としたが、月額4000円と値段はかなり高い。それでも、サイト開設1か月で有料の登録会員は6万人を突破しているというから、いずれ軌道に乗る可能性がある。

 アメリカではことごとく失敗している有料化だが、日本では日経と同じく有料化に踏み切る新聞社が多い。たとえば、北日本新聞は、この1月に有料版を立ち上げている。こちらは月額2100円。また、ウェブサイトではないが、デイリースポーツは、紙面を画像データに変換し、パソコンで読めるように有料で提供。産経新聞も「iPad」向けの朝刊最終版を月額1500円としてきた。

 このような試みがどうなるか、いまはまったくわからないが、少なくともあと半年後にはある程度の結果が出るだろう。もし、課金モデルが成り立たないとしたら、マスメディアの崩壊は止まらなくなる。

 

 

 
[059] 英語も経済もITもわからない、そんなリーダーはいらない!
2010年 6月 29日(火曜日) 21:10

今夜はサッカーW杯の日本―パラグアイ戦とあって、大きくは報道されていないが、日本の将来にとって深刻なニュースがある。それは、カナダで開催されたG8、G20を終えた菅首相の「総括会見」。ここで、管首相は、次々と言い間違えをしたというニュースだ。
 まずは、「G8」を数回「G7」と発言。さらにインドやインドネシアとの首脳会談に触れるなかで「エマージング・カントリー(新興国)」と言うべきところを「エマージェンシー・カンパニー」と言い放った。これでは、「非常事態の会社」だ。続いては、人名。韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領の名前を「イ・ミョンビャク」、ロシアのメドベージェフ大統領を「メドメージェフ」という有様。これでは、漢字が読めなかった麻生元首相よりひどい。

 どの報道を見ても、首相としての初外交で「相当お疲れだった」ということで終わらせているが、ことはその程度のことだろうか? いくら疲れていても、ここまでの間違いをおかすだろうか? 酩酊会見でろれつがまわらなかった中川昭一状態だったわけではない。疲れたぐらいで、人間は人名を間違えない。とすれば、はじめからこの人は、G8とG7の違いも知らず、もちろん、英語もわからず、他国の首脳の名前も詳しくは知らなかったことになる。

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[058]なにも期待できない管政権。政策バラバラ。政治家もメディアも、「すでに富裕層は日本を見捨て、この国は空洞化している」という現実をわかっていないのだろうか?
2010年 6月 26日(土曜日) 02:29

菅直人首相が誕生してはや3週間が過ぎた。民主党は一時的に支持率を回復させ、管首相は「第三の道」で、「強い経済、強い財政、強い社会保障」を一体化させて「最小不幸社会」をつくると言っている。参議院選挙は、7月11日に決まり、世の中は選挙モードに突入した。
 しかし、これからなにかが変わっていく。日本がよくなっていくという期待感はゼロ。選挙の争点もはっきりしないし、W杯で日本が予選を突破した熱狂が、現在の日本の深刻な危機を覆い隠してしまっている。民主党に限らず、どの政党の公約を見ても、日本がよくなるとは思えず、予想通りこのまま日本はどんどん悪くなっていくに違いない。

 6月17日に民主党の参議院選向けマニフェストが発表されたが、その席で首相自身が「今年度中に消費税の改革案をまとめる」「(税率は自民党案の)10%を参考にしたい」と述べたのには驚いたが、翌日発表の新成長戦略にはもっと驚いた。結局、この程度のことを考えているのかとがっかりし、さらに勘違いや、明らかな間違いがあるので、絶望的になった。
民主党ばかりではない、いまの日本は、政治家からメディアまで、結局、なにをどうすべきか完全に方向を見失っていると言っていいと思う。

 だから、「元気な日本を復活させる」などという空疎なポスターがつくられる。誰が、こんな言葉を信じるだろうか? それにしても、どの政党も「日本を復活させよう」としているわりには、ほとんど知恵がないのはどうしてなのだろう。「たちあがれ」が政党名になってしまうことに違和感を覚えないとしたら、どうかしている。

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[057]iPad発売前夜の行列を写真レポート(銀座アップルストア)
2010年 5月 28日(金曜日) 02:02

有楽町の外国人記者クラブで仲間と食事。その席で、「ニュースでは並んでいると言っていたけど、本当かな?」という話になったので、銀座の「アップルストア」に出かけた。「整理券を配るはずだから、行列なんかできてないんじゃないの?」「いや最低でも10人はいるよ」「そんなに少なくない。70人はいるよ」などと話しつつ着いてみると、なんと100人以上が並んでいた。

 「iPad」の販売は、5月28日朝8時から。私たちが「アップルストア」に着いたのは、27日午後10時半。行列の先頭(一番乗り)は、「26日午後から並んでます。もう30社以上取材を受けましたね」という東京都府中市から来たという青年(19)。「予約済みですが、最初に手にしたかった。今回が一番乗りは初めて。マック歴は1年。iPone歴は3年」とのこと。

 

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[056]iPadになびいても無意味。日本の出版社が電子出版で勝つためには?
2010年 5月 22日(土曜日) 06:41

2010年5月21日

ロサンゼルスから立入勝義氏が「TEDxTOKYO 2010」に参加するために来日したので、仲間を集めてミーティングをした。今回、立入氏はiPadを持参。さっそく使わせてもらい、即座に譲り受けることになった。

 ウワサどおり、iPadは素晴らしい。

 ただ、電子書籍リーダーという観点から見ると、たいしたことはない。電子ブックよりむしろ電子雑誌の方が向くというのが、私の実感だ。

      iPadはこうして使うのがいちばん便利

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[055]大発展するシンガポール。1-3月期のGDP伸び率前期比38.6%

2010年5月20日

4月後半から5月前半にかけてシンガポールに行っていた。現在、アジアで最も豊かな国である。GWなので、日本人観光客が多いのかと思ったが、そうでもなかった。ただ、日本人のツアー客が多く泊まるオーチャードストリートのある5ツ星ホテルの日本人担当女性から、こんな話を聞いてがっかりした。

「うちのホテルで日本語対応できるのは私だけなので、なにかあると私が呼び出されます。いちばん多く聞かれるのが、“夜、出歩いて大丈夫ですか?”です。信じられません。シンガポールは東京なんかよりはるかに安全ですよ」

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[054]朝日新聞も早期退職者募集! ジャーナリスト受難時代が始まった

2010年5月16日

日本の紙メディアも、アメリカ同様、崩壊過程に入ったようだ。出版界では、すでに光文社、マガジンハウスが早期退職を募集して波紋を呼んでいるが、今回は、新聞界のトップ・朝日新聞社。朝日新聞社では、4月26日付けで社内向けに「早期退職者制度」を発表。昨年、産経新聞社が全社員の5%にあたる100人の希望退職を募集したのに続いて、新聞界では2番目の大きなリストラ策に踏み切った。

 朝日新聞は、2009年3月期(連結)は1879年設立以来初めて最終赤字(139億円)に転落し、その後の発表でも「10年3月期、11年3月期と3年連続の赤字となる見通し」とし、「10年から3年かけ、社員を5000人から4500人に減らす」としていた。今回の早期退職者募集は、その具体的策だが、「早期退職制度」という言葉を使わず、「転進支援制度」となっている。

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[053]開国か?鎖国か? 電子書籍から政治まで引き裂かれる日本

2010年4月29日

 今年は、春がなかった。うららかな春らしい日が、本当に少なかった。季節はずれの寒波と雨が続き、気がつけばGWがやってきてしまった。季節はもう初夏になろうとしている。

   ただし、そんな季節の異変を気に止めていられないほど、この春は本当にあわただしく過ぎた。このままではいけない。そう思って、いま久しぶりにブログを更新することにした。とはいえ時間がないので、メモ程度の更新になる。

  桜の季節もあっという間に過ぎた

  じつは書こうと思えば、書くことは山ほどあった。この春、自身が体験したこと、身の回りで起こったこと、そして世間の動き、世界の動き……どこから書いていいのか、正直迷ってばかりいた。それでもあえてテーマを絞ってみると、この春私がずっと考えていいたのは「開国か鎖国か」ということになるだろう。

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[052]官民合同で電子書籍の話し合いが始まったが、本当にまとまるのか?

 2010年3月18日

 3月17日、総務、文部科学、経済産業の3省は合同で、電子書籍の普及に向けた官民共同の懇談会の初会合を開いた。これは、今後の電子書籍の普及を見据えて、統一規格、流通、著作権等の整備を話し合っていこうというものという。

 しかし、こんな話し合いが本当にまとまるのだろうか? 少々考えてみたい。

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「出版大崩壊」著者インタビュー

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